2019-01-25

左右差を無くすという罪

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

月に1回ニュースレターを送るのですが、毎回ひどい肩こりになります。
デスクワーカーの方って本当にすごい…尊敬します。

さて、本日は「左右差を無くすという罪」というお話。

ヨガをやっていると左右差のあるポーズを取ると反対のポーズも行います。
「バランスを取るために」というのが名目です。

さて、臨床においても左右差の著しい患者さんはいらっしゃると思います。
その左右差を軽減していくことで症状の改善が見られる患者さんもおおいと思います。
しかし、その消失を目指してしますとかえって悪化しかねない患者さんがいることも経験します。

そもそも「体は左右非対称である」という前提で体を見ていくことが必要だと思います。
この左右差は元々ありますし、生活習慣などでも生じたり、より増大したりします(特に成長期までの運動習慣など)。
先日も右大腿骨の後捻・右上腕骨の後捻増大が認められる患者さんがいらっしゃいました。

例えばこういったチャイルドポーズでは四つばいからお尻を踵につける際にまっすぐに動かないことが多いです。
それを無理やりに修正すると殿部の筋を過伸張してしまったり、鼠径部のインピンジメントを誘発してしまったりします。

また、牛面のポーズでは片方ができても、もう片方ができなかったりします。
これを無理やりやると、私の経験上では回旋筋腱板の攣縮や損傷を起こしやすい印象があります(私も右上腕骨後捻が強いので左右差があります)。

大事なのは、患者さんに体の個性を伝えることです。
というのも、患者さんは自分の体に左右差があるということを認識していないことが多いためです。
治療家がそれを把握せずにただエクササイズを伝えると、ケガをしかねないのです。
ヨガをやっている方にも最近はおおくお会いしますが、元々も左右差を知らないでケガをする方もよく見られます。

骨格の左右差を検査するには、整形外科における徒手検査法に多く載っています(画像が確実ですが、あまり撮らないことがおおい)。
検査技術も身につけて指導ができると、リスク管理にもなると思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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