2019-01-26

【症例報告】それ、普段なら絶対選ばないよね!?<認定インストラクター RTK>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はRTKによる症例報告。
「それ、普段なら絶対選ばないよね!?」です。

※RTKはリラクゼーションセラピストさんです。
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【症例紹介】
30代 介護職、男性


【症状】
オーバーワークからのぎっくり腰。
伸びない右腰を庇って右足を引き摺り、肩で風切るよな歩行姿勢。


【発症の経緯と現病歴】
実はぎっくり腰になる前から担当していた。
体の使い方以上にオーバーワークと考えられる。
ご本人も理解しながら人手不足で仕事環境の改善なく発症したと考えられる。

発症してからも1週間~10日毎に来店。
3ヶ月整形外科に通うも芳しくなく、休職中の出来事。
職場から未だ治らないのか?と頻繁に言われるのがストレスとのこと。
メンタルからの影響も強いようで一進一退。

今回は気分転換に趣味の写真撮影旅行へ行くため、前準備として来店。


【治療】
足揺らしから全身のこわばりを弛めておいて普段は選択肢に入らない膝伸ばしを何故か脚が伸びたがっているように思い、施術。


【結果とその後】
上半身も伸びて立位の姿勢改善。
歩行も姿勢も8割方改善。

旅行から帰宅後来店。
体力が続かないため、体の様子を見ながらも1日中野外での撮影だった様子。
しかし、予想よりは悪くない状態。

体のこわばりを取りながら「伸ばしたい?」かを伺うと伸びたいとの事なので再度膝伸ばしを施術。

結果、腰の痛み消失。
足を引きずることなく歩行スピードアップ。


【感想】
今回は本来ぎっくり腰の方には絶対選択しない膝伸ばしで改善した稀有な例と思われます。
リスクが高すぎる操法を何故選んだのかは未だに不明ですが、ひとつの症例として報告します。

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膝伸ばしの操法は見た目は派手ですが、全身の連動を生じやすい結果の出しやすい操法という認識が私にはあります。
少しコツが必要なため、過去は苦手意識がありましたが練習をするとなかなか使い勝手のいい操法だと思います。
確かにぎっくり腰の方に選択することはほぼないと思われますが、操体法の「相手の原始感覚に聞く」ことをしていくと、リスク管理もできると思います。


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