2019-01-22

その症状は誰のせい?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

今までできなかったことができるようになると楽しいですね。
頭立ちができるようになってから、1日に10回くらい頭立ちしています。
子どものころは体が硬くてマット運動とか嫌いでしたが…今なら楽しめるかもしれません。
こういう風に経営とか治療とかも上手になったらいいんでしょうね。

さて、本日は「その症状は誰のせい?」というお話。

治療家と言う職業は面白いもので、いろいろな人とお会いできます。
学生、主婦、会社員、警察官、教師、女優、格闘家…思い返してもいろいろな職業の方と関わってきました。
職業だけでなく、その人個人の人生にもいろいろあるなぁ…と思う今日この頃です。

私の院の患者さんで「親が離婚したのが悪い」と言っている患者さんがいました。
詳細は控えますが、若い女性の方です。
まだその方が小さい頃にご両親が離婚し、すごく寂しい想いをしたとのこと。
その頃から頭痛が慢性的に続いており、頭痛歴は10年以上という方です。
お母さんとは仲が悪いわけじゃありませんが、反抗期のころからどうしても素直に話ができていないとのこと。


現在は仕事をかなり頑張っている方なので、お体を整えることで頭痛や疲労感の軽減ができました。
しかし、どうしても取り切れない頭痛がありました。
ご本人は満足されているようなのでこれで良いかな、と思いつつも、時より出る母親への愚痴が気になってしまい、ついお節介を私はしてしまいました。

「○○さん、お節介をしてしまいますが…頭痛の原因についてお母さんにお話をしたことはありますか?」
『いいえ、ありません』
「そうですか。お体の状態も良くなってきますし、これで良いという考え方もあると思います。しかし、一度しっかりお話されてみるのも一つの方法かと思います。本当にただのお節介なのですが…」

しばしの沈黙の後、○○さんが口を開きました。
『先生、私も大人になったから分かってるの。親が離婚して私も寂しかったり辛い想いをしたりしたけど、お母さんも大変だったのが分かっているから。だから、言っても仕方ないって思ってる』
「うん、そうなんですね。ならば、無理にお話をしなくても良いと思います。本当に僕のお節介ですから…ただ、そういう風に思っているのなら、寂しかったことや、お母さんも大変だってねって労いとか、そういうことはただ伝えてみる、というのもいいかもしれませんね」
『…そうですね。改めて話したことがないから…でも今ではお母さんには感謝もしているし、今度伝えてみようと思います』

後日。
『先生、お母さんにこの間のこと伝えてみました。分かってはいたけど、お母さんも片親だってことを気にしていたし、すごく心配してくれてたことが改めてわかった。まだ素直になれない部分もあったけど、伝えて良かった』
「そうでしたか。家族の間でも伝えないと分からない部分もありますからね…」
『でもね、先生、やっぱり話したら何だかスッキリして頭痛もちょっと良くなった気がするの。不思議だね』
「体の症状はいろいろなことが原因で起きますからね」

と、こんな会話がありました。
今回は本当の私のお節介だったと思いますが、患者さんのお話を聞いていると「○○のせい」にしている方が見受けられます。
確かに、お話を聞いていると「そう思っても仕方ないなぁ…」と感じてしまうこともありますが、結局はその出来事にどう向き合うかが大事になってきます。
起きた出来事は変わりません。

私も嫌なこと・面倒なことが日々起きますが、それを楽しむ人もいるのです。
物事は捉え方次第、○○のせいでなく、本当の原因はどこにあるのか?に目を向けられるといろいろ変わるのかもしれません。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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