2019-07-13

宮森の臨床動画

おはようございます。
セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。


さて、本日は私、宮森の臨床動画を公開します。
今まで公開していたものを再編集したものですので、すでにご覧になっている方も多いと思います。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLiDl6_5zTv83Iw9x89zPaDoupAie26nQa


操体法、内臓治療、頭蓋治療がそれぞれあります。
※操体法はI positionばかりですが…
どなたかの参考にしていただければ幸いです。



来週は症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-07-09

【呼吸を深くするコツ】肋骨をグリグリ押してみましょう(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

“体の声を聞く”の科学

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

ホメオスタシスってすごいなぁと思っています。
良くも悪くも(意味深)。

さて、本日は「“体の声を聞く”の科学」というお話です。

操体法では患者さんの感覚を大事にします。
これはもう他の講師も何度となくメルマガやブログで書いてきたことです。
操体法を知らない治療家さんでも患者さんに「体の声を大事にしてくださいね」なんて伝えたことがあるのではないでしょうか?
                                                                         
ところで、この「体の声を聞く」とは一体何なのでしょうか?

どういったことが出来れば「体の声を聞いている」ことになるのでしょうか?
どういった状態であれば「体の声を聞く」ことができるのでしょうか?

※以下は大いに私見を含むエビデンスレベルの低い内容です。
私たちの体は外部環境の変化や内部環境の変化をさまざまな方法で感じ取ります。
例えば、各組織の温度や形状の変化をさまざまな固有受容器が感じ取ります。
これらの感覚の中には意識に上る感覚もあれば、上らない感覚もあります。
また、これらの他にも体内のpHや物質の濃度も細胞・組織レベルで自動的に調整されます。
(こう考えますと、人の体は良くできているなぁと改めて感動しますね)

今回、取り上げたいのは主に固有感覚のお話です。
こういった固有感覚受容器からの情報は電気刺激となって脊髄神経を通って、ニューロンを乗り換えながら上行性に脊髄、延髄、小脳、視床、大脳皮質に情報を伝えます。
実際には下行性に情報が修飾されることもあるので、情報がそのまま届かないこともあります。
生の情報なまま届いたら危ないこともあり得ますから…(緊急時に大けがしても体が動けるのは下行性疼痛抑制系伝導路の働きであるとも言えます)。

さて、こういった体に備わっている機能をしっかり発揮できるように私たちができることは何でしょうか?
その答えの1つに“緩める”というものがあるのだと私は思います。

絶対ではありませんが、患者さんは不調を抱え、緊張が高まっている方が多いです。
もちろん、緊張が落ち着いている方が固有受容器(ここでは主に筋紡錘やゴルジ腱器官など)の機能は高まることが考えられます。
また、緊張が高いと身体運動のコントロールが難しくなります。
自動運動で動かせる範囲が狭いとなると、入力される情報量も少なくなるわけですから、感覚の低下も予想できます。

そうなると、“体の声を聞く”ことが難しくなることも予想できます。

言葉は悪いですが、バカの1つ覚えの様に「治療は緩めるものだ」と言うのではなくて、“緩めたその先”をイメージすることで“緩める意味”が出てくるのだと思います。

“体の声を聞く”には、もっともっと色々な要素があるのでこれだけではないですが、何かの参考になれば幸いです。
他の要素に関しましては、何かの機会にお伝えできればと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-07-06

【ご質問にお答えします】ストレッチしても柔軟性がUPしない理由とは?(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

【症例報告】一向に良くならない膝の痛みにイライラしていた症例<認定講師 宮森大地>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

おはようございます。
セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日は症例報告をお送りします。

さて、本日は私、宮森による症例報告です。
「一向に良くならない膝の痛みにイライラしていた症例」

――――――――――――――――――――――――――
〈基本情報〉
・30代 男性
・ニート

↑ちなみに今回の症例はこの人

<現病歴>
・昨年秋頃より走行時に右膝外側部に痛みあり
・日常生活では痛みを感じることはないので困っていない
・いくつか治療院を回るも「よくわからない」と言われイライラしている

<主訴>
・走った時に痛くなる膝の痛みをなんとかしたい

<触診>
・主に大腿二頭筋に筋硬結あり
・半腱様筋にも筋硬結を確認
・外側広筋と大腿二頭筋との筋間中隔に滑走不全あり
・内外ハムストリングス間にも滑走不全あり

<問診>
・昨年の夏頃に軽い肉離れを経験していた

<治療アプローチ1>
・上記の筋硬結のリリース
・上記の滑走不全部位のリリース

<アプローチ後の反応>
・普段は感じていなかったが、膝関節の屈伸運動の軽さを感じる
・その場で軽く走行をしてみると、右下肢の接地時にKnee-inのアライメントを確認

<治療アプローチ2>
・右足関節の内反方向への不安定性を確認できたため、足関節の安定化を実施。

<アプローチ後の反応>
・走行時のKnee-inアライメント改善。

<後日談>
翌日、翌々日と30分ほど走ってみたが、膝の痛みは出なかったとの報告。

<考察>
昨年の肉離れの経験から、ハムストリングスに器質的な変化を生じ、機能不全を起こしていたことが考えられる。
走行時のアライメントや筋硬結が確認できたことから、膝の外側組織にもメカニカルストレスおよびトリガーポイントの関連痛が生じ、痛みが出ていたと考えられる。

――――――――――――――――――――――――――
※自身の怪我もいい経験になるな、と思いました。

来週も症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-07-02

【腰痛の治し方】ふくらはぎの奥にある筋肉のマッサージ(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

エビデンスに固執する人は思考停止している

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

大阪スクールを5、6月とやりました。
操体法を一切やらないスクールでとりあえず喋りまくっています。
もう少し実技をしないといけないので反省します…。

さて、本日は「エビデンスに固執する人は思考停止している」というお話です。

※大いに偏見を伴った内容なのでご容赦ください。

どうも日本人は“科学的”という言葉に弱いようです。
“エビデンス(科学的に根拠)のある治療”なんていうと凄そうな感じがします。
私もセミナーをやっていて「なんだ、エビデンスないんですね」と何度か言われたことがあります。
私も理学療法士免許を持っているので、エビデンスは大事だと思います。
しかし、本日はちょっとだけ「エビデンスエビデンスうるせーよ」というスタンスで記事を書こうと思います(笑)

そもそもエビデンスとはなんでしょうか?
そもそも科学とはなんでしょうか?

(何事も疑問を持つことから始まりますよね、科学も〇〇も…)

さて、エビデンスには「エビデンスレベル」というものがあります。
いい資料があったのでブログでは図を載せておきます。

エビデンスレベルの分類自体もたくさんありますが、エビデンスレベルが高いものには『1.システマティック・レビュー』や『2.ランダム化比較試験』などがあります
このレベルでは、ある事象に対してたくさんの研究結果が集積されていて、規模が大きくなった結果、質の高い状態で研究された事象に対する傾向が見えている段階です。
おそらく“エビデンス”のイメージはこの辺りの「研究結果の集積とその傾向」にあるのではないでしょうか。

ところで、エビデンスレベルの低いものには『5.症例報告』や『6.専門家個人の意見』といったものがあります。
これはつまり、専門家個人の意見ですら「エビデンスがある」ということです。
これをお読みのあなたも今この瞬間から突飛なことを言っても「エビデンスがある」わけです!

この時点で「エビデンスがあるかないか?」は重要ではないですね。
エビデンスレベルはどうか?
研究の段階はどうか?
データをどのように解釈しているのか?
この辺りが重要になってくると思います。

そして、このエビデンスを出す方法として科学が用いられることが多いです。
科学という言葉の意味は広いですが、調べてみたところ「一定領域の対象を客観的な方法で系統的に研究する活動」だそうです。

「客観的な方法」ですので、科学実験では条件を一定にします。
誰もが同じ条件で実験することで、その結果を比較検証できるようにするためです。
もちろん、誰もが同じ条件で実験し、同じ結果が出たらそれは再現性が非常に高いものだと言えるでしょう。

しかし、その研究の多くは「あなたではない誰か」が出したデータです。
そしてその研究された条件が「臨床の場面」と異なっていたらどうでしょうか?
「あなたではない誰か」が「臨床場面とは違う限定された条件下」で出されたデータは、果たしてあなたの発言や治療の裏付けや根拠になり得るのでしょうか?
あなたの目の前の患者さんに当てはまるものなのでしょうか?

(自信満々に説明しているその理論は患者さんに合っていますか?)
少しややこしくなりましたので、整理します。

私は科学を否定しません。
科学を用いることで知ることのできることはたくさんあるでしょう。
それを活かし、救われる方も多いでしょう。
しかし、それを臨床で用いる際には、どうしてもあなた自身の視点が重要になります。

私はそれが「治療哲学」だと思います。

もうお分かりだと思いますが、科学も哲学も臨床においてはどちらも大事です。
いわゆるエビデンスのある文献を読み漁っている人を見聞きしたことがありますが、その方は確かに勉強熱心なのでしょう。
しかし、私はそう言った方は思考停止していると思います。
他者の出したデータを信頼しすぎると、思考の柔軟性が欠如するように思います(個人差があると思いますが…)

要はエビデンスも使い方が重要だと思います。

あなたはエビデンスと患者さんとどう向き合っていきますか?
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また来週お会いしましょう。

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宮森大地

2019-06-29

【膝の痛みの治し方】ついでに腰痛も良くなる太もものマッサージ(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

【セミナー報告】 治療編:恒例の蝶形骨調整<認定講師 宮森大地>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
何気にこちらのブログは院の動画をアップしているので毎日更新になっています(笑)

さて、本日はセミナーの報告です。
先週に引き続き、6月はじめに開催された頭蓋セミナーの様子です。
「恒例の蝶形骨の調整」を実技の時間に行いました。

蝶形骨の調整で筋出力がアップするというものです。


蝶形骨の調整は使いようによってはいくらでも変化を出せると思います。
もちろん、これが全てではありません。
これが出来たからすごい、これが出来ないのはダメなんてものはないです。
蝶形骨を触らないでもこれくらいのことを出来る人はいっぱいいるでしょう。

蝶形骨の調整はパフォーマンスアップにも使えます。
また、少ない力でも変わりますよ、とお伝えするのに私は使っています。
ご興味があったらご覧になってください。


明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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宮森大地

2019-06-25

【伊勢原 整体】腕からの刺激で腰痛を改善(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

セミナーにきて施術が上手くなる人の練習の仕方

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

最近、気になっていた映画のBlu-rayを買いまくっています。
どれも泣けるものが多いので夜中に30過ぎのオッサンが家で泣いています。
映画が終わってテレビ画面が暗くなった時に映る自分の顔が気持ち悪くて萎えます。

さて、本日は「セミナーにきて施術が上手くなる人の練習の仕方」というお話です。

私がこんなことを語るのもおこがましいですが…
3年半ほど講師をやってきてわかってきたことがあります。
元々の能力は別として、セミナーにきて上手になる方の特徴があるのです。

以下の中で上手になる方はどれだと思いますか?
1.ひたすら受講生同士で練習する方
2.講師の施術を受けまくる方
3.講師に施術をする方

Thinking Time Start!!

行数を割くのももったいないので、答えは3です。
(まぁ全部やる人が上手くなるんですが)

ちなみに中村光太郎は「施術を受けなきゃわからない」と言います。
なので、彼の答えは2だと思います。
でも、私の考えは「施術を受けてもわからない」です(笑)

なぜか?
少し解説をしていこうと思います。

治療技術が上手になるためには「答え」を知る必要があります。
この「答え」の内訳はいっぱいあります。
・施術中の姿勢
・施術の力の強さや方向性
・視線の持って行き方

などです。

これに加えて私は「施術中の自分の感覚」が重要だと思っています。

姿勢や視線など、外から見てわかることは講師の施術を見ていてもコピーできます。
なので講師のデモンストレーションを見て、受講生同士で練習してもできるようになります。
ここまでは「1.受講生同士で練習する」でもできるんですね。
能力さえあれば、の話ですが。

施術の力の強さや方向性は講師の施術を受ければわかります。
「この強さと方向性、タイミングで来るんだな」となるわけです。
これは「2.講師の施術を受ける」とわかるのです。
しかし、これはあくまで患者さん視点です。

講師に施術を行うと
「もうちょっと力はこうで…」
「力のベクトルはこうがいいですね…」
「タイミングはもう少し早い方が…」
細かくフィードバックをもらえるんですね。

ここで重要なのは『上手くいったときの自分の身体感覚を記憶すること』です。

この感覚さえ覚えることができれば、それを再現できるようになればいいのです。
私の経験上、中村光太郎に質問しに行く人は彼の施術を受けた後、彼に施術をしている方が多いです。
なので、結果として2と3を同時にやっているので上手になっています。
受けるだけで「ありがとうございました〜」と言っている人は残念ながら上手くなっていないです。

結局、施術をしているときの感覚は自分だけのものなので、それを覚えないと上達しません。

それを記憶できるかどうかは
・しっかりと着眼点を持っているか
・体がしっかり緩んでいるか(感覚器がしっかり機能しているか)
・集中しているか

などがありますが、とりあえず上達するためには「3.講師に施術をする」をオススメいたします。

この辺りの事柄は運動学習などのあたりに書かれていますが、治療家が技術を習得する過程でも言えることだと思います。
あなたはどのタイプでしたか?

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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宮森大地

2019-06-22

【坐骨神経痛の治し方】お尻の横に超効くポイントあります(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

【セミナー報告】評価編:制限を簡単に探す方法<認定講師 宮森大地>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

さて、本日は私、宮森によるセミナー報告です。
「評価編:制限を簡単に探す方法」


もちろん、これで全て分かるわけじゃありません。
これで分かる人は本当に神様だと思います(笑)
それでも私のように不器用な弱者が結果を出しやすくするために使える手だとは思います。
細かい評価をする前に、これでざっくり把握するのはいかがでしょうか?

ご興味のある方はご覧になってください。



明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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宮森大地

2019-06-18

【腰痛の治し方】激痛だけど効くマッサージ(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

それって本当に好転反応ですか?

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

なんだかずーっと過去に起きたことで最近イライラしています。
心に余裕がないのでしょう。
黙ってヨガやって瞑想でもやって起きます。
解決できないことで悩むのってバカらしいですもんね。

さて、本日は「それって本当に好転反応ですか?」というお話です。

先々週に行われた頭蓋セミナーで少しだけ話題にしたのが好転反応です。
どんな治療でも起こり得る好転反応ですが、私の経験上は内臓や頭蓋の施術を受けると出る方が多いように思います。
しかし、私は好転反応という言葉を便利に使いすぎているような気がします。

実際のところは事前に説明をし、患者さんも納得していれば表面上は良いのかもしれません。
とは言え、強すぎるマッサージで筋損傷が起きているのを好転反応と称し、「長くても2、3日で治りますよ」なんて説明している人がいるとかいないとか。
炎症なんてものは通常なら2、3日で治るから当たり前ですよね。

ところで一般的には好転反応というものがどう説明されているのか。
Wikipediaから一部引用してきました↓
『漢方、鍼では瞑眩反応と呼ばれる。
治療過程において頻繁に起きることなので、事前に説明がされることが多い。
慢性的に疲労していた筋肉がほぐれ、溜まっていた老廃物が血液中に流れること等が要因として考えられる。
だるさや眠気、ほてり等を感じるケースが多い。
眠気が生じると不眠症が治ったと勘違いしてしまうことがある。
他、発熱、下痢、発疹、咳などに現れることもある。
また、老廃物が尿として排出されるため、その色が濃くなったりする。
その他にも、主訴となる症状が一過的にぶり返したかのように見える場合もある。』

以上のことを踏まえると、正確なメカニズムはどうであるかは別として(患者さんの状態で異なるため)、私の経験も踏まえると《本来出るべき反応が出る》のが好転反応ではないか、と思います。

私の経験上多いのは「風邪っぽいけど熱出ないんですよね」「すぐに解熱剤飲みます」という患者さんは、内臓・頭蓋治療を行うとその後に発熱することがあります。
これは《本来出るべき熱が出る》わけですから、当然と言えば当然ですよね。
そもそも風邪の症状のほとんどはウイルス感染によるものなので、発熱しないとおかしいわけで…。

(腋下で38℃とか39℃とか出ても平気だと思います。むしろ正常な反応)
先日行われた頭蓋セミナーでも「最低限、頭蓋仙骨系に関わる組織の制限を取り除いてから行った方が良い」というお話をしました。
その方が効果も高いし、施術におけるリスクも低いと私は思うからです。
私がセミナー前にヨガをやって体を整えるのは、人に触れる上でのマナーとして、自身のパフォーマンスを限りなくベストに近づけるため、何よりは自身の体を守るためにやっています。

それでも、セミナーの実技中に痛みが増した受講生さんがいらっしゃいました。
その場でわかる限りのバイタルサインを確認し、その後すぐに症状が落ち着いたので良かったですが、人に触れる行為は良くも悪くも変化を起こすということです。
当然、壊すこともあり得るわけです。
私が体を触れさせてもらったところ、やはりあちこちに制限が残ったままでした。
(あれだけ準備運動とかやった方がいいって言ったのになぁ…)とは思いましたが、あくまでこれは私の主観ですし、押し付けるのも良くないので「他の施術をしてからまたやってみてください」とお伝えしました。
また、当事者の体調や状態によっては防ぎようもないものもあるとは思います。
ただ、今回の例は好転反応とは全く違いものであろう、と私は思ったわけです。

長々と書いてしまいましたが、抽象的な言葉ほど便利に使いすぎてしまう気がします。
わかってないことも多いですが、わかっていることも多い世の中です。
解剖学や生理学で全てを説明できるとは思いませんが、わかる範囲で予測できるものがあると思います。
患者さんの体の状態を観察し、施術による刺激と体の変化を感じれば、その後起きる反応があるべき好転反応なのか、破壊によるものなのか、説明ができるものがあると思います。

便利な言葉を多用せず、科学と哲学を持って説明できる治療家でありたいと私は思います。
これをお読みのあなたはどうでしょうか?

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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【腰痛の治し方】マッサージするならふくらはぎ(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

2019-06-15

【伊勢原 整体】骨が曲がって潰れてズレて出ている坐骨神経痛を楽な動きで改善(神奈川県伊勢原市の整体院すいっち)

【症例報告】骨盤底筋群へのアプローチにより腰痛を改善できた症例<認定講師 宮森大地>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

おはようございます。
セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日は症例報告をお送りします。

さて、本日は私、宮森による症例報告です。
「骨盤底筋群へのアプローチにより腰痛を改善できた症例」

――――――――――――――――――――――――――
〈基本情報〉
・20代女性
・デスクワーカー

<現病歴>
・慢性的な腰痛で記憶のある限りでは小学生の頃から
・特別な悪化(ぎっくり腰)などは今までにない
・長時間座っているとだんだんと辛くなる
・整形外科に受診も、骨関節の変形は確認できず
・湿布や薬では特に変化を感じない
・マッサージ店などに行くも効果はその場限り
・根治を目指して当院に来院

<その他問診できけた症状>
・慢性的な便秘(小学生の頃から)
・生理痛

<主訴>
・仕事に集中できるように腰痛を良くしたい

<姿勢・身体的特徴>
・立位、座位ともにいわゆる猫背
・骨盤後傾が著しい
・女性らしく、骨盤の横幅はやや広めの印象

<触診>
・両側の腸脛靭帯が硬く、大腿筋膜張筋の緊張+
・全体的に筋硬度が不足している印象(ぶよぶよした感じ)

<ここまでの考察>
個人的な経験として、大腿筋膜張筋に緊張が高まると腸骨が前外方に牽引され、仙腸関節を制御する後仙腸靭帯へのストレスから腰痛を生じている症例が多いと感じる。ここで、大腿筋膜張筋の緊張低下と仙腸関節のアライメント修正が必要と判断。

<治療アプローチ>
操体法でのアプローチも考えたが、筋硬度が不足していたことから、収縮の効率が悪いと考え、大腿筋膜張筋のリリース後にActive-assistiveに関節運動を行なって筋を賦活していくことにした。

リリース自体は上手くいき、後仙腸靭帯へのストレスは減ったように感じ、腰痛の軽減を症例も感じる。

しかし、股関節の内外転などの関節運動中に腰に痛みを感じたため、仙腸関節のアライメント修正を骨操法で行うとするも同じく腰痛が出現。

<再度考察>
症例の便秘の経緯を聞くと、小学生の頃からよくトイレを我慢していた、とのこと。
このことから、直腸性便秘と考えられたが、その頃より肛門括約筋などをはじめとした骨盤底筋群の緊張を高めていたのではないか?と考察。

浅会陰横筋などの走行を考えると、両坐骨を中央に引き、腸骨を外方に牽引するのでは?と考察し、会陰筋へのアプローチを思いつく。

<治療アプローチ>
症例自身に坐骨の内側を自分の手で触っていただき、深呼吸を5回ほど繰り返していただき、骨盤底筋群のリリースをセルフで行なっていただいた。

その後、仙腸関節への骨操法および股関節内外転を実施も腰痛はなく、その場での症状は消失。

<最終的な考察>
腰痛は筋の硬度のインバランスからくる後仙腸靭帯への伸長ストレスだったと考えられる。

それが生じたのは小学生の頃からのトイレを我慢した経験からではないか、と説明したところ目を丸くしていた。

以上はあくまで憶測の域を出ないが、骨盤底筋群へのアプローチで腰痛を改善できたのでないかと考える。

便秘に関しては直腸性だとすれば便意の再獲得などが必要となってくる。
生理痛に関しては骨盤のアライメントからくる生理痛も考えられるため、経過観察とした。

セルフケアとして仙腸関節への負担を減らせるように、過剰な股関節の内転が出ないように日常生活での注意と、骨盤底筋群や大腿筋膜張筋のリリースを伝えた。

――――――――――――――――――――――――――

また来週も症例報告をさせていただきます。
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宮森大地

2019-06-11

求められていなくてもしなきゃいけない説明

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

このブログを更新する頃には先週末の頭蓋セミナーが終わっているのでしょう。
私はブログの原稿を思い着いた時に早めに書くのですが、時間の経過がよく分からなくなります。
タイムリープできるようにならないかな…と現実逃避したくなるのは、そろそろ頭が限界だからでしょうか。
「時をかけるおっさん」は何のドラマもなさそうなので現実を生きようと思います。

さて、本日は「求められていなくてもしなきゃいけない説明」というお話です。

先週の土曜日のブログとメルマガでは私の症例報告をお送りしました。
ブロック注射や服薬をしても下肢の痺れが良くならなかった患者さんのお話です。
結果、トリガーポイントが功を奏した形となりました(経過観察中ですが)。

ところで、これは前々から感じていたのですが、“説明しない方が多すぎる”ということです。
とは言え、患者さんの多くは説明を求めていないのを感じるところではあります。
「とりあえず良くなれば良い」方がほとんどでしょう(症状が重ければ重いほど)。

ただ、そうなりますと、ある治療法が効かなかった場合、患者さんはその治療法がダメだった、とは思いません。
要は「あの病院はダメだ」「あの整体院はダメだ」となります。
もっと言えば「病院はダメだ」「整体はダメだ」となるわけです。

現場にいる人間からしたら、いくらでも方法は出てきますよね。
自分の持っている技術では対応できなかったけど、別のところや先生なら…と思うこともあると思います。
しかし、しっかり説明をしないと患者さんは1度の経験でその後の選択肢から私たちの技術を消し去ることもあります。
選択肢から消し去るということは、その方の回復していく機会の損失ということです。

(私たち1回1回の対応ってめっちゃ責任があるわけですね)
例えば、私の担当した患者さんは「ブロック注射とはなにか?」を知りませんでした。
普通、全く説明がなかったことは考えられませんが、私の地元にある病院に受診をしていまして、そこの評判は聞いているのでなくはないかな…というところです(地域で仕事するといろいろわかることもありますよね)。
とりあえず「めっちゃ効くから」と言われてブロック注射を受けたのだそうですが、期待値を越えなかったわけです。

多少は症状が軽減したわけですから、その効果が全くなかったわけではないですが、実際トリガーポイント由来の痛みもあったと考えられます。
つまり、この方が受けたブロック注射での除痛のメカニズムと、トリガーポイントリリースによる除痛のメカニズムは違いますので、ブロック注射によって症状が軽減されないのは当たり前ですよね。
しかし、患者さんは「ブロック注射とはなにか?」を知らないので、さらなる混乱の中にいたのです。

(顔を合わせた時の不安そうな顔が忘れられません)

せめてその病院で「ブロック注射は簡単に言えば、神経に麻酔をかけるものです。これは効けば神経による痛みだということが分かります。しかし、これで軽減できなければ他の原因が考えられます。例えば筋肉のコリが…」と言った風に説明ができれば、この方も自分の体の状態を観察しながら、不安も多少は感じることなく過ごせたのではないか?と私は思うのです。

整体の世界にもいろいろな技術がありますが、それぞれ適応というものがあると思います。
技術に適応しているから施術をしていると思うのですが。それでも施術を行う前や効果判定をしたときに簡単にでも説明をしたら、その後の不安って違うと思うのです。

だって患者さんってほとんどが素人さんですから。
小難しい説明は求めてなくても、最低限はしないと不安なままだと思うのです。
何やられてるか分からないけど良くなった、で納得するのは余程の技術がある人だけだと思います。

とは言え、私みたいに説明し過ぎて「頭パンクするわ!」って言われないようにお気を付けくださいね(笑)
何事もほどほどが大事ですので…。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また来週お会いしましょう。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-06-08

【症例報告】ブロック注射の効かなかった腰椎椎間板ヘルニアの症例<認定講師 宮森大地>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

おはようございます。
セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日は症例報告をお送りします。

さて、本日は私、宮森による症例報告です。
「ブロック注射の効かなかった腰椎椎間板ヘルニアの症例」


――――――――――――――――――――――――――
〈基本情報〉
・40代女性
・専業主婦
・趣味で週2~3回のジョギング

<現病歴>
・3か月前より腰痛と右下肢後面の痺れ出現し、徐々に悪化
・1か月前より耐えられなくなり、整形外科を受診
・腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛との診断を受ける
・ブロック注射を受け、腰痛は改善するも右下肢後面の痺れは残存
・服薬で一時的に足の痺れも良くなるが、長続きはしない
・病院での治療と並行して当院に来院

<主訴>
・足の痺れがあるせいで家事ができない
・運動もできなくてイライラする
・家事、運動をなるべく早期に再開したい

〈姿勢〉
・体幹を左側屈し、左下肢に体重を乗せる疼痛回避姿勢を取っている
・腹臥位、および左側臥位にて痛みと痺れが顕著に軽減される

〈動作観察〉
・立位では体幹の前後屈、右側屈にて疼痛増悪
・腹臥位、左側臥位では顕著に疼痛増悪とはいかないが、そもそも痛みへの恐怖心で動こうとしない

〈視診・触診〉
・寛骨は左後傾、右前傾し、仙骨は左変位
・寛骨と仙骨の正中化を促すと「何となく落ち着く」とのこと
・左の大殿筋、外旋六筋群が右に比べて優位に筋ボリューム+
・右大腿筋膜tightnessは左に比べ優位に+
・大腿筋膜に付着する大腿筋膜張筋や中殿筋、外側広筋、大腿二頭筋に優位に緊張+
・上記の筋を触診したところ、複数の筋硬結を確認
・右下肢筋に緊張はあるものの、全体的に筋ボリュームがなく、筋収縮も弱い印象+

<ここまでの考察>
ブロック注射(おそらく聞いた限りでは硬膜外ブロック?)や服薬によって腰痛や下肢の痺れが軽減することから、炎症症状や神経性症状があるのは明らかであるものの、症状自体の完治がみられていない。

このことから、筋・筋膜由来の疼痛や痺れがあることを予測。
筋硬結も確認できたため、腰椎椎間板ヘルニアの症状にトリガーポイント由来の症状が重複していると考えた。

〈治療アプローチ〉
骨盤の偏位を考え、左側からアプローチし、骨盤の正中化を目指す。
具体的には左大殿筋・梨状筋をリリースし、右大殿筋・梨状筋の伸長をやわらげ、筋出力を上げていった。

十分に説明した上で、大腿筋膜張筋、中殿筋、外側広筋、大腿二頭筋のトリガーポイントリリースを実施する。
激痛が出るも、その後の筋力チェックでは明らかな筋出力増加を確認し、ご本人も自覚。

アプローチ後の立位では安心感も出たためか、疼痛回避姿勢も軽減し、正中位に近づく。
「歩きやすくなって、動ける範囲も増えてます」とゆっくりではあるが体幹の前後屈や右側屈の動き、歩行を確認していた。

〈治療後の考察〉
症状の強さから問診を最低限とし、症状の改善を優先したため、この方のストーリーを考えることは少なかったが、症状が出てから来院までの期間と病院での対応で改善できなかった症状から、トリガーポイントを予測し、その予測が当たったことがその場での改善につながったと考える。

今後は経過を見つつ、残存しているトリガーポイントの消失とヘルニアに至った経緯と原因の抽出が必要と考える。
――――――――――――――――――――――――――

また来週も症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-06-04

『わからない』はただの言い訳

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

YouTube投稿を再び始めたのですが、なかなか難しいですね。
動画編集スキルは一般人並にできていると思うのですが…。
如何せん滑舌が悪すぎるのが原因で撮影にも編集にも時間がかかります。
ボイトレ教室にでも通った方が良いかもしれません…。

さて、本日は「『わからない』はただの言い訳」という説です。

(こういう顔を度々みます…こんな可愛くないけど)
こんな風に偉そうにブログを更新したり、セミナーで話したりしています。
そうするとやはり“伝わらない”という現象が起きます。
そして時より「わかりません」というメッセージをいただきます。
試行錯誤してどうにかこうにか伝えようと私も必死になるのですが、気がついたことがあります。

「わからない」には種類があるのだ、と。

1つは単純に伝え手が下手だったり、間違っていたりする場合です。
この場合は聞き手に分かる表現に変えたり、正解を見つけて提示したりすることで伝わります。
要は伝え手の能力不足なわけですから、それで解決するのです。

次には、本当に「わからない」場合です。
これは伝え手側の努力も必要になる場合があるのですが、聞き手の能力不足がある場合もあります。
要は思考力の問題というか、点と点とを結ぶ作業が苦手な方に多いです。
これはトレーニングも必要になってきます(学生さんとかこの傾向が強いです)

最後に、実は「知らない」場合です。
例えば、『副交感神経はどこから出ますか?』と聞かれて答える「わからない」は正確には「知らない」ですよね。
この場合はとにかく学ぶしかありませんよね。
※念のため解剖学を見直したら動眼神経、顔面神経、舌咽神経、迷走神経、S2〜S4とありました。

あくまで私の体感ですが、圧倒的に3の方が多いように思います。
「これは知っていますか?あれは知っていますか?」と掘り下げていくと、本当に基礎知識が抜け落ちていて、それで会話が成立しないことがままあります。
それは確かに『わからない』よなぁ、と思うことがあります。

ただ、そう考えますと、学べば『わかる』ことって圧倒的に増えるように思えます。
先日も、とある主婦の患者さんとお話をしていて「先生はプロだから…」と言われましたが、私もプロを名乗って8〜9年くらいです。
しかし、“プロ”を名乗るための資格はたったの3〜4年で取れます。
それよりも何十年も続けてきた主婦の家事のスキルの方がよっぽど“プロ”だと思うのです。

(私からすれば女性の仕事の効率の良さは三面六手の阿修羅かと思うほどです)
人は成長できる生物ですし、それなりに時間とお金と想いを投資すればそれなりになれると思うのです。
想いを注がなくても継続すればそれなりになったりしますし。
そう考えますと、本日のテーマである『わからない』の大半は知識不足と思考力不足、行動力不足だと思います。

言ったからには私も行動しなければなりませんね。
あ、本日の内容は「わからない」と言ってはダメだ、という意味ではありません。
素直に認められることはいいと思います。
大事なのはその後の行動、というところで本日は終わりたいと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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宮森大地

2019-06-01

【症例報告】足首内外旋により、膝痛が改善した症例<インストラクター KAITO>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はKAITOによる症例報告です。
「足首内外旋により、膝痛が改善した症例」です。

――――――――――――――――――――――――――
〈患者情報〉
70代男性
仕事はリタイアし、現在無職

〈主訴〉
数ヶ月前より右膝が痛く、立ち上がる時痛い。歩きにくくなってきた。

〈動作観察〉
立ち座り、歩き方ともに右膝が内側に入り、下腿が外旋している。
→いわゆるKnee in toe out の状態。
→右膝への回旋ストレス大と考察。

〈治療アプローチ〉
仰臥位か腹臥位どちらが楽か問診し、仰臥位を選択されたため、仰臥位にて足首内外旋を実施。
右下肢外旋にて膝に痛みが出るため、痛みから逃れるイメージで、右下肢全体を内側に捻るように伝え、操法を通した。
結果、右下腿の過外旋は軽減。
立ち座り、歩行時の痛みも軽減した。

〈セルフケア〉
両膝にゴムバンドを巻きつけ、膝蓋骨が外側を向きやすいよう意識付けをしながらのスクワットを助言した。
その後、日常生活で膝の痛みが出現しにくくなり、無意識下にて正しい動作が定着していった。
――――――――――――――――――――――――――
<宮森のコメント>
動作の癖と症状との関連を見抜き、操法とセルフケアにつなげていった症例報告でした。
再現性のある痛みというものは、ある意味で取り扱いやすいと思います。
動作と各関節へのストレスをイメージできると、臨床もスムーズに進められると思います。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-05-28

知識を増やすことによる弊害

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

恥の多い人生を送ってきました。
今までいろんな人を傷つけたり、傲慢な態度をとったり…。
圧倒的なニセモノの特徴ですね…ホンモノになりたいものです。
遅いですが、2019年のテーマは“謙虚”にしていきます。

さて、そんな反省から始まった本日は「知識を増やすことによる弊害」というお話。

知識とは、体系化され、意味付けされた情報です。
知識を増やす・蓄えることはとても有意義なことだと思います。
もちろん、知識を得た上で実践をすることが何よりも大事です。
実践し、得られた経験を活かすことによって智慧に変わります。

その一環として、個人的にいろいろな食事法を実験しています。
だいたい2~3年間隔で食事法を変えています。
今は高タンパク+メガビタミンという栄養素を徹底的に入れる方法を試しています。
文字通り、タンパク質を大量に摂取していきます。
ビタミンも厚生労働省の設定している耐容上限量の数十倍~数百倍も摂取します。

この結果、体重もガンガン増え、筋肉もつきやすくなったように思います。
ビタミンも摂取しているからか、代謝の回転も速いように感じます。
肌がきれいになったり、筋肉痛の回復が早くなったりしています。

さて、この高タンパク+メガビタミンを実践する上では分子栄養学+生化学の知識は必要です。
「タンパク質は1日に体重1kgあたり2gで…」
「ビタミンB群とCは水溶性だからこまめに…」
「鉄の吸収効率を考えたらキレート鉄で…」
「でも鉄と亜鉛と銅は競合するから…」

など、栄養素の摂取量や吸収効率、特性を考慮していきます。

特にメガビタミンを実践するとわかりますが、サプリメントの量が半端じゃないです。
知らない方が見たらドン引きするだけの量を私は摂っています。

しかも一昨年と去年の私は断食ばっかりやっていたのですから落差がすごいです(笑)
とは言え、若い頃と違って食事法に依存していないので「これは普通じゃないよな」という感覚はあります(あくまで実験としてやっています)。

と、そんな冷静な面もあるので自分は大丈夫かと思っていました。
そう、思っていました…。
しかし、忘れてはいけない感覚を忘れている自分に気が付きました。

それが食事に対する原始感覚です。
空腹感に伴う「食べたい!」という欲求です。

私はこれまで玄米菜食や断食を行ってきたことがあります。
ちなみに操体法では玄米菜食を勧めています。
とくに断食を行うと食欲・空腹感に対する感覚が磨かるように感じます。
そして空腹感と食欲は必ずしも一致しないことを学べます。

しかし、私は高タンパク+メガビタミンをするにあたり
「1日に必要な量はこれだから…」
「血中濃度を維持するためには○時間おきに…」

といった感じで、栄養素を摂取することを第1に考えていました。

空腹感を感じることなく、欲求を感じることもなく、栄養素だけを摂取する…。
これはどうも「生物として普通じゃない」ように思います。
いくら通常の食事で栄養素の摂取が足りないとは言っても、肝心な感覚を忘れていることに気が付きました。

知識を重要視したが故に、感覚を忘れてしまう。
これは操体法の書籍にも書かれている警告でした。

操体法をお伝えしている身でありながら、恥ずかしい限りです。

とは言え、知識が不要かと言えば違います。
故・橋本敬三医師も「操体法を科学にしていってください」と書かれています。
科学にしていくためには、さまざまな情報の蓄積とその体系化が必要です。
そしてその検証作業があって然るべきです。
さらに知識を持って実践し、体の感覚との融合が個人レベルでは必要でしょう。

要は知識も感覚もどちらも大事。

どちらも欠けてはいけないと私は思います。


これをお読みのあなたは、いかがでしょうか。
知識ばかり、感覚ばかりになってはいないでしょうか。
何か上手くいかないことがあったときには、バランスがおかしいのだと思います。
今回は個人的な経験談でしたが、何かの参考にしていただければ幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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宮森大地

2019-05-24

胃の調整でか細い女子をゴリラにしてみた<認定講師 宮森>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
本日はセミナー報告をお送りいたします。

さて、本日は私、宮森によるセミナー報告です。
「【内臓治療】胃の調整でか細い女子をゴリラにしてみたす。

先日行われた内臓セミナーの様子です。
いろいろとご意見あるかと思いますが、結果が出る方法をまず知っておくことも大事かと思います。

以下から動画をご覧いただけます。


来週も症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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宮森大地

2019-05-21

万人に有効な運動はコレだ!

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

どうも走ると右膝が痛くなります。
いろいろやっても痛くなるので困っています。
勉強のチャンスなのでしょう…。

さて、本日は「万人に有効な運動はコレだ!」というお話。

少々思い切ったタイトルをつけてしまいました…。
私自身、ボディワークをそれなりに続けています。
ヨガが1番長く続いていますが、体験したものも含めれば
●ピラティス
●太極拳
●操体法
●ビリーズ・ブートキャンプ(懐かしい!笑)
●コア・リズム(懐かしい!!笑)
ボディワークという括りしにして良いのか…
ただ、体を動かすもの、というもので考えればこれくらいです。

これらを通してやってみると分かりますが、前提条件が異なります。
例えば、操体法は基本姿勢では足を腰幅に開きますが、ヨガでは足を揃えます。
ヨガでは基本的に鼻呼吸ですが、ピラティスでは鼻から吸って口から吐きます。
こう考えますと、どれが正しいというものはなくなるように思います。

もちろん、解剖学的な視点を持つことはとても良いと思います。
しかし、他にもそれぞれのボディワークをみる視点はあるのです。
つまり、何を基準にしてみるかで、合う・合わないが出てきてしまいます。

では、万人に有効な運動はないのか?と考えると、私は運動発達が良いと思っています。

運動発達は
●首がすわる(3ヶ月)
●寝返り(5、6ヶ月)
●おすわり(7ヶ月)
●ハイハイ(8ヶ月)
●つかまり立ち(9〜10ヶ月)
●ひとり立ち(11〜1歳)
●ひとり歩き(1歳3ヶ月)
という順番でだいたい進んでいきます(教科書的には)。

先天性の疾患などがない限りは、こういった過程を誰しもが通ります。
これは誰に教わるでもありません。
予めプログラミングされていて、自然と獲得していく動きです。
そして何より、日常生活の動作はこれらで成り立っています。

これは患者さんにお伝えしてみても「え、寝返りなんて普通にできますよ」と言います。
しかし、パターンが定型化し、いろいろなパターンでできなかったりします。
苦手なパターンをお伝えすると「寝返りって良い運動になる…‼︎」と驚かれます。
誰に習うでもなくやるものなので、無意識のパターンが形成されやすいと考えられます。
しかしそれだけに、再学習するだけで効果は高いのではないかと私は考えます。

いわゆる体幹トレーニングなどがここ何年かで流行っています。
それらが無意味とまでは言いませんが、当たり前の動作を振り返るだけでも、私の臨床の印象としてはかなり効果的です。

ぜひ、患者さんの寝返りからみてみてください。
新しい治療のヒントが得られるかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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宮森大地

2019-05-18

【症例報告】急性ギックリ腰に対する治療経験<インストラクター こもれび>

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はこもれびによる症例報告です。
「急性ギックリ腰に対する治療経験す。

--------------------------
<症例紹介>
・50代女性
・介護認定調査員として週6日勤務
・月に決まった時間内での勤務
・若い時に介護の仕事をしていてギックリ腰を繰り返し、治療して落ち着いたらまた勤務と自己ケアはしていなかった。

<来院までの経緯>
腰痛は以前から感じていたが放置していて、GW中に家の掃除や片付けをまとめてやった負荷のせいかGW後半から痛みに変わり、11日早朝に子供と階段ですれ違う際、体を捻った際に右腰に痛みが走ったとのこと。

<評価>
●疼痛
・主に右側の腰に痛みがある

●姿勢・動作観察
・立っている方が楽だが、左側屈位になっている
・座れるがじっとしていれられず、左臀部に体重をかけ、手で支えている
・座った状態では前屈より後屈がしづらく制限

<治療>
問診が長いと本人も辛いので話しながら、足に触る許可をもらい硬さや動きをチェックしていきました。
下腿筋の硬さ、足首の固さも左右にあることを確認。

第五趾の圧痛で右足が痛いとのことだったので圧痛操法を行い、それで坐位での後屈時の痛みや可動域が良くなりました。
さらに下腿の剥がしを入れた後にアキレス腱の圧痛を行ったことで痛みや可動域が良くなり、起立時に右足に体重をかけられるようになりました。

<考察>
問診も短い時間で色々確認できたことと、少ない手数で痛みや可動域、体重をかけられるようになったのでよかった。

ただ、自分の反省点として、そこで終わらせれば良かったのが、殿部の動きも出せたらと横向きになって剥がしを入れた後に立ち上がって貰ってからは横向きになる前の方が良いと言われたので、修正として固さが1番あったアキレス腱の軽い圧痛操法を入れて再度調整し、落ち着く形になりました。

自分の中で欲を出した悪い結果と、問診と手数が少なくても体を良く出来る自信がついた新患対応でした。
--------------------------
<宮森のコメント>
操体法において圧痛操法は瞬時に結果を出せて、急性症状に有効なテクニックです。
今回のような症例にも非常に役に立つテクニックだと思います。
どこまでやるか?は操体法で言えば「60点くらいでマにあっていればいい」と言う考え方があります。
それくらいの気持ちで臨めると、こちらにも余裕を持てて余計な手数をかけなくてもよくなるかもしれませんね。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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宮森大地

2019-05-14

簡単!即効!誰でも出来る操体法の5STEP

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

5、6月は大阪に2回ずつ参ります。
実はすでに先週行ってきたのですが、疲れるものは疲れますね。
体調管理に気をつけていかねば、と思っております。

さて、本日は「簡単!即効!誰でも出来る操体法の5STEP」というお話。

(卵かけご飯くらい簡単です)
これは先月のセミナーで受講生さんにお話した内容です。
操体法の中にはいろいろとテクニックがあり、かつ症状別ではありません。
「腰痛にはこれ!」と言ったものがないので、目の前の方にどんな操法を選択すれば良いのか…と、迷う方もいらっしゃいます。

しかし、操体法とは本来「迷わない」治療法だと私は思っています。
世の中にある治療法にどんなものがあるのか詳しくは知りませんが…きっと症状別になっているものもあることでしょう。
中には本当に繊細な技術を要求されるものもあるでしょう。

しかし、操体法は極端に言えば、触らないでも評価を済ませることができます。
どんなテクニックを用いるかを患者さんが自動的に教えてくれるのです。
あ、間違っても「何をやります?」と聞くかではないです(たまに私はやりますが)。
ちゃんと原理原則に従って評価をしていけば決まる、ということです。

操体法における原理原則とは、すなわち原始感覚です。
操体法における原始感覚とは…
1.    快感覚
2.    痛みなどの不快感
3.    何も感じない

この3つから構成されており、テクニックを行う上での理想は1.快感覚です。
これを基に、私が普段から行っている評価を時系列でお伝えします。
名付けて《簡単!即効!操体法の簡単5STEP!》です。

【STEP1.主訴を確認しましょう!】

これは操体法に限らず、基本中の基本です。
主訴、つまり、どんなことで悩んでいるかの確認です。
1番大事なところですので、忘れずに確認します。
どんな姿勢でどんなことをすると症状が出るのか?など、細かに聞いていきます。

ただ、主訴は主訴として確認をしましょう。
この後の流れとしては「主訴は主訴、評価は評価」と分けて考える必要もあります。

【STEP2.姿勢を決めましょう!】

評価の最初に姿勢を決定します。
これも患者さんに原始感覚に従って聞いていきます。

例えば、その場で「1番落ち着く姿勢」を患者さんに問いかけます。
もちろん、立っていて何もなければ立ったままやればいいですし、立っているのが辛ければ座るのは?寝るのは?寝るのはどの向き?とやっていけば自然と決まるはずです。

できれば主訴のある姿勢かそれに近いものでやると即効性はありますが、その姿勢をとることですでに痛いなど不快な感覚がある場合、それは原始感覚に反しています。

そのため、私はその時に患者さんのお体が「1番落ち着く姿勢」を選択してもらいます。

【STEP3.動診をしましょう!】

本来は視診や触診などをしますが、最悪は動診をすれば良いです。
STEP1で選択をした姿勢の中で、できる動作を確認していきます。

この動作とは、全身の連動を意識した前屈・後屈・側屈・回旋のことです。
特に坐位や立位では、重心移動も意識し、ゆっくり丁寧に行います。

また、動診のキモである「動きの感覚」を忘れずに問いかけます。
動作の中で不快なものは除外し、快感覚に出会ったものを採用していきます。
この評価ができれば、あとは操法を通すだけです。

【STEP4.操法を通しましょう!】

ここまでくれば、最後に快感覚に従って操法を通しましょう。
患者さんに感覚を問いつつ、行っていけば大抵は問題なくできると思います。

もちろん、操法を行なう回数も患者さんの原始感覚に従って決めていきます。
1回で満足する方もいれば、複数回やりたい方もいらっしゃるでしょう。
患者さんと患者さんの体に問いかけながら、しっかりと味わっていただきましょう。

【STEP5.再評価しましょう!】

操法を通し終わったら再評価です。
動診の結果はどう変わったのか?
主訴はどう変わったのか?
普段通り、それらを確認していきましょう。
結果が出ていれば患者さんと喜びを分かち合いましょう。

さて、いかがだったでしょうか。
操体法はたったの5STEPで実践ができます。
しかも、ほとんど迷いなくできる治療法なのです。

(超簡単なんですよね、やること自体は)
それは明確な基準が定められているからです。
全ての基準になる原始感覚、そして動きに関しても基本姿勢と重心移動の法則や連動が明記されています。
これほど明確に基準が定まっていて、かつ評価においては治療家の感覚に依存しない治療法は他にないのでは?と私は思います。

ぜひ、丁寧に、丁寧に試しながらやってみてください。
丁寧に行えば、大抵の患者さんは原始感覚に従っていろいろと教えてくださいます。
そして操法では、患者さんと快感感を分かち合ってみてください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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