2019-07-23

秤を使っていますか?

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

「二宮金次郎の銅像ってあちこちにあるけど、あれって今でいうスマホ歩きと一緒よね」
と、患者さんが唐突におっしゃって『なるほどなぁ』と思いました。
ちなみに二宮金次郎って映画化されているようです。
そう言えばよく知らない人物なので、機会があれば観てみたいですね。

さて、本日は「秤を使っていますか?」というお話です。

世の中にはありとあらゆる治療技術が存在します。
その中には押圧の強さを厳密に定められているものがあります。
例えば、頭蓋仙骨療法では5gを越えてはならないと書籍には書いてありします。
カウンターストレインでは50gの押圧を加えるものもあるようです。

ところで、あくまで一例として出したこの5gや50gという圧を自分で秤を使って確かめたことってありますでしょうか?

6月25日のメルマガで「セミナーにきて施術が上手くなる人の練習の仕方」という記事を書きました。
この時は「講師に治療を行なってフィードバックをもらい、上手くいっている時の自分の感覚を覚えるのが良い」という旨の記事を書きました。

治療を修正する刺激を外部から得るもの(講師の姿勢を真似る、講師の声かけを聞くなど)を外在的フィードバックと言います。
治療を修正する刺激を自身の感覚を頼りにしていくことを内在的フィードバックと言います。

これを今回の秤を使った押圧の確認にあてはめますと…
・揺れ動く秤の針から圧を修正する→外在的フィードバック
・圧の感覚を頼りに修正する→内在的フィードバック

もちろん、患者さんには秤の針なんてついていませんし、圧の強さを「今○○gです」なんて教えてくれません。
そうすると、どんな治療法でも最終的には内在的フィードバックを頼りに治療を行なっていく必要性があるということがわかります。

最近、私は「正解を知らないと答えにたどり着けない」と思っています。
技術によってはこういった明確な正解が示されているので、やれば習得できるだけ楽です。

(せっかく答えを知る機会があったり示されていたりしても、自分に落とし込めていないがために迷っていることってあると思います)

面倒かもしれませんが、秤を出してみてやってみてください。
意外と5gも50gもやってみると難しいです。
大事なのは再現性なので…。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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