2019-06-25

セミナーにきて施術が上手くなる人の練習の仕方

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

最近、気になっていた映画のBlu-rayを買いまくっています。
どれも泣けるものが多いので夜中に30過ぎのオッサンが家で泣いています。
映画が終わってテレビ画面が暗くなった時に映る自分の顔が気持ち悪くて萎えます。

さて、本日は「セミナーにきて施術が上手くなる人の練習の仕方」というお話です。

私がこんなことを語るのもおこがましいですが…
3年半ほど講師をやってきてわかってきたことがあります。
元々の能力は別として、セミナーにきて上手になる方の特徴があるのです。

以下の中で上手になる方はどれだと思いますか?
1.ひたすら受講生同士で練習する方
2.講師の施術を受けまくる方
3.講師に施術をする方

Thinking Time Start!!

行数を割くのももったいないので、答えは3です。
(まぁ全部やる人が上手くなるんですが)

ちなみに中村光太郎は「施術を受けなきゃわからない」と言います。
なので、彼の答えは2だと思います。
でも、私の考えは「施術を受けてもわからない」です(笑)

なぜか?
少し解説をしていこうと思います。

治療技術が上手になるためには「答え」を知る必要があります。
この「答え」の内訳はいっぱいあります。
・施術中の姿勢
・施術の力の強さや方向性
・視線の持って行き方

などです。

これに加えて私は「施術中の自分の感覚」が重要だと思っています。

姿勢や視線など、外から見てわかることは講師の施術を見ていてもコピーできます。
なので講師のデモンストレーションを見て、受講生同士で練習してもできるようになります。
ここまでは「1.受講生同士で練習する」でもできるんですね。
能力さえあれば、の話ですが。

施術の力の強さや方向性は講師の施術を受ければわかります。
「この強さと方向性、タイミングで来るんだな」となるわけです。
これは「2.講師の施術を受ける」とわかるのです。
しかし、これはあくまで患者さん視点です。

講師に施術を行うと
「もうちょっと力はこうで…」
「力のベクトルはこうがいいですね…」
「タイミングはもう少し早い方が…」
細かくフィードバックをもらえるんですね。

ここで重要なのは『上手くいったときの自分の身体感覚を記憶すること』です。

この感覚さえ覚えることができれば、それを再現できるようになればいいのです。
私の経験上、中村光太郎に質問しに行く人は彼の施術を受けた後、彼に施術をしている方が多いです。
なので、結果として2と3を同時にやっているので上手になっています。
受けるだけで「ありがとうございました〜」と言っている人は残念ながら上手くなっていないです。

結局、施術をしているときの感覚は自分だけのものなので、それを覚えないと上達しません。

それを記憶できるかどうかは
・しっかりと着眼点を持っているか
・体がしっかり緩んでいるか(感覚器がしっかり機能しているか)
・集中しているか

などがありますが、とりあえず上達するためには「3.講師に施術をする」をオススメいたします。

この辺りの事柄は運動学習などのあたりに書かれていますが、治療家が技術を習得する過程でも言えることだと思います。
あなたはどのタイプでしたか?

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

◆認定インストラクターによる症例報告は以下からチェック!!(毎週土曜更新)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://bit.ly/2OXOGDb

◆セラピストスキルアップ実践会のブログ更新情報はコチラから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


◆宮森の本当にくだらないつぶやきはコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


◆こっそりやっている…宮森個人のLINE@はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
友だち追加

セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

0 件のコメント:

コメントを投稿