2019-02-28

世の中の平均値をあげていきたい

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

久々の雨ですね。
私の住む地域は「死ぬほど寒い!」がなくなってきました。
適度に湿気もほしい今日この頃、ありがたいですね。
と、人間は自分に都合の良いことを「ありがたい」と感じる勝手な生き物だな、と思いましたとさ。

さて、本日は「世の中の平均値をあげていきたい」というお話。

このところ考えるのがタイトルにあるような世の中の平均値をあげていきたいということです。
というのは、治療院の患者さんとお話ていても思うのが「物事を知らない」「深く考えていない」ということです。
これはちょっと厳しい言い方ですが、これだけ健康志向になりつつあるのに、大して変わってないんじゃないかと思うのです。

本日も「テレビでやってた骨盤体操をやったら痛くなった」と言ったことを何人かから聞きましたが、そもそもその骨盤体操というものが「どういうもの」「自分に合っているのか?」「知らない」のです。
これは深く考えない治療家が特定の〇〇法とか○○メソッドという治療法に頼るのと似ています(操体法をお伝えしている立場でこんなことを言うのも変ですが…)。
その治療法の理論背景とか適応とか、そういったものを知らないで目の前の患者さんに片っ端から施術を施しても効く人・効かない人がいるのは当たり前なのに、効かないと「使えない」と言う人はいまだにいるのでしょう(使えないのはお前の頭だよ☆)

と、なると個人個人が自分にとって必要な情報を収集して、知識と知恵に変えていく姿勢を作らないといけません。

(昨日も出てきたコレ)
ただ、世の中のほとんどの方は頭を使いたくないんです。
私も体については頭を使うようにはしてますが、興味のない分野に関しては頭すら使ってないでしょう(見るだけ、とか)。
ということは、頭を使わなくてもいいように、今ある世の中の常識と言うものを変えて、知らないうちに正しいものを選択していくことのできる世の中を作ることが大事なような気がします。

ただ、この“正しいもの”というのもなかなか難しいですよね(いろいろな人が自分の正しさを主張しているので)。
100%正しいことなんて世の中にはなかなかないですし…。
とは言え、明らかに間違っているもの(体にとって有害なものとか)は避けるようにする、といったことはできると思うのです。
例えば、高血糖が問題になっているのであれば血糖値を急上昇させない食事にする、なんてことは当たり前で簡単ですよね(でもこれ、実際の患者さんは守ってない方も多いですし、病院食も…)。
こういうことって医療機関や研究機関がしっかりデータを出して発表して、地域でも私たちみたいな職業の人たちも手を取り合って発信していけば普及できると思うんですよね。

私たちみたいな職業の人間の店舗がコンビニよりも多いって現状がやはり変だと思いますし、少なければ少ないほど良いと思うのです。
そのためには一般の方々が健康であればあるほどそれが実現できると思うのです(健康の在り方も個人個人違いますが)。

何のこともない内容でしたが、私の頭の中を久々に書いてみました。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-02-27

質問の情報量が少なすぎる場合は知識のなさを露呈している

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最近、自分と言う人間はどうも頭が悪いんじゃないかと感じています。
人との距離の取り方が苦手ですし、言葉の裏を読むのが苦手です。
こういうところが生きにくさを生んでいるんだろうな、と思いました(直す気はない)。

そんな私が本日お送りするのは「質問の情報量が少なすぎる場合は知識のなさを露呈している」というお話。

(この図は分かりやすい!)
昨日、参加したヨガのクラス終わりに「大地先生、背中が痛いんですけど…」と一緒に参加していた生徒さんに聞かれました。
ヨガをやって多少の解剖学を知っているとはいえ、まだまだ素人さんの域を出ないわけですから、この質問の情報量の少なさは仕方ありませんね。
絶対ではないですが「いつ(から)どこが・どうすると・どれくらい・どんな風に」痛いのか、などを確認すると思います。
その情報を基に痛みの原因を考えたり、それに加えて視診や触診を組み合わせて評価し、治療を展開していくと思います。
昨日はその場であやしいところを見つけ、セルフケアをお伝えして来週お話を聞かせてもらうことにしました。

と、素人さん相手ならばこうやっていけば良いのですが、プロが同じレベルの質問をしてはちょっとマズいと思うのです。
例えば…「〇〇(疾患名)に対して良いアプローチはありませんか?」という質問です。
これ、疾患名に専門用語を使っているだけで、昨日のヨガの生徒さんと質問の質は変わらないんです。

(どれくらい変わらないかと言ったらこれくらい変わらないです)
私も若い時には症状別・疾患別の勉強をしてきました。
もちろん、症状別・疾患別の特徴を知っておくことは、その疾患の原因や対処を知ることにもなるので重要です。
しかし、そうすると“目の前の方を観る”という視点が抜けがちになります。
つまり、〇〇(疾患名)の方に画一的なアプローチをする、ということになります。
繰り返しになりますが、症状別・疾患別に特徴はありますので、ベースを持っていることは大事ではあると思います。

とは言え、例えば「動けないくらいの腰痛の方がきたんですが、どうすれば良いんでしょうか」という質問は危険と言うことはお分かりいただけますでしょうか。
それが単純なぎっくり腰などであれば良いですが、骨折や尿管結石、大動脈解離などであれば私たちも、そして何よりご本人の命の危険があります(この件について私はお伝えしました)。
こういった私たちが手を出して良いのかどうかの判断ができるだけの知識は最低限持っておかないといけません。
その上で、目の前の状態を評価してアプローチして考察していくことが重要であると思います。
でないと、自分が何を知らなくて何ができなくて次にどうしたら良いのかがわからないままなので。

と、専門家と素人さんと同じようなご質問をいただいたので記事にさせていただきました。
何かの参考にしていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-02-26

原点を話してみよう

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最近、乃木坂46にハマりました。
この年になってアイドルにハマるとは思いませんでした。
好きすぎてつらい…。

さて、本日は「原点を話してみよう」です。

ここのところ、“治療家としての在り方”が云々など偉そうに語っております。
そういうタイミングだったのでしょうか、先日行きつけの美容院に行ったときに「宮森さんは何で今の世界に入られたんですか?」という質問をされました。
そこで少々、昔話をしたのです。

私は中学時代、教師になりたかったのですが推薦で入った高校の教師が嫌いで嫌いで仕方がなく、その高校を辞める時に「教師はないな」という結論に至りました(他にもいろいろ理由はありますが)。
転学先の高校で受けた職業適性検査の第1位に理学療法士がありました。
母親が理学療法士だったこともあり、何だか縁を感じたくらいの安易な気持ちでしたが「人の役に立てる仕事は良いな」と思い、理学療法士を志しました。
(ちなみに私の父親は臨床心理士、上の姉は薬剤師、下の姉もカウンセラーの資格を持っています)

安易な気持ちだったため、実習などでは苦労しましたし「君、向いてないよ」と言われたこともあります。
ただ、実習先の患者さんに「宮森さんがいなくなると寂しくなるなぁ」とか「宮森さんに手伝ってもらうと歩きやすいんだよ」と言われたこともありました。
そんなほんの小さな成功体験を与えてくれた患者さんが心に残り、ライセンスを取るに至りました。

就職してからも苦労しましたが、友人の病気をきっかけにいろいろと勉強をし始めました。
その中で、「病気になる前にお役に立ちたい」という想いが芽生え、医療の世界を飛び出す決心をしたのでした…。

と、簡単に書くとこういった感じになるのですが、美容師さんに話してみてこういった想いは変わってないな、と感じました。
もちろん、仕事を続ける中で変わっていくこともあると思いますが、今自分が治療家として存在している意味は、誰か他人の中にあるのでもなく自分の中にしかないのだろうな、と改めて思いました。

こういう想い・原点(オリジン)こそが、やはり原動力なのだと思います。

あなたの原点は何でしょうか?
ひとりごとでも良いので話してみると、気持ちも新たに頑張れるかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-02-25

壊れるほど愛しても1/3も伝わらない

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最近は出張をしてもそこまで体調が崩れませんでした。
ただ今回は別で、二度寝、三度寝を繰り返していたら13時を過ぎていました。
寝すぎは体に悪いですね、全身が痛いです。

さて、本日は「壊れるほど愛しても1/3も伝わらない」というお話。
(私と同世代の方はこの曲を知っている方がおおいでしょう)

ということで、一昨日の東京に続き、昨日は大阪でセミナーでした。
午前と午後で参加者さんの入れ替えもありつつ、熱気に包まれた1日となりました。


私も講師をさせてもらって丸3年が経ちましたが、3年前に比べれば技術も知識も増えました。
お伝えする言葉のバリエーションも増えましたし、最近では受講生さんの練習している姿勢を修正することでより効果を高める姿勢に導けるようになりました。
それでも思うのです…1/3も伝わってない、と。

私の講義は割とロジカルで、順序立ててお伝えしているので割と分かりやすいと自負しております。
しかし、情報量が多すぎるので、一度ですべてを理解するのはむずかしいです(これが私の課題です)。
私は私の技術を言語化するのが得意ですが、実際に受講生さんに施術を行うと「こんな(タッチが)軽いんですか?!」と驚かれます。
いくらでも施術をすることはできますが、最終的には自分で習得するしかありません。
なので、やはり1/3も伝わらないのです。


こういうティッシュボックスを使った訓練もしますが、これもまた漫然とやっても意味がないのです(そして私は気を抜いていました)。
これだけでも治療に活かすことのできることがたくさん学べるのですが…なかなかむずかしいです。

とりあえず講師はもう1年くらいはできるようなので、今年はもう少し分かりやすくお伝えできるように工夫をしていこうと思います。
これは講師としてではなく、ひとりの治療家として患者さんとの会話でも意識していこうと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-02-24

サポーターであることを実感した瞬間

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久々に人に対しての悪口というものを口にしました。
私はもとから口は悪いですが、憎悪をもって口にすることは少ないです(と、自分では思っています)。
ただ、やはり言って気持ちのいいものじゃありませんね。
ちゃんと理性をもって生きていきたいものです。

さて、本日は「サポーターであることを実感した瞬間」いうお話。

昨晩から大阪にきておりますが、1件だけ仕事をしました。
私が整形外科に勤務していた頃から担当しているダンサーさんなのですが、明日から夏まで行われる部隊に出演されます。
ということで、この方も今は大阪にいらっしゃっているのです。
※ちなみにコチラの舞台に出演されます。

毎日、朝から晩までレッスンやらリハーサルでケアも間に合っていない。
「本番が近いからどうしても…」ということで、東京でセミナーをやって大阪に行き、荷物を置いて合流。
時間も22時を回っておりましたので、空いているカフェに入って施術…本当はやってはいけないのでしょうけど、仕方なく。
まだ若いこの方は、ダンサーとしての在り方にも、今のライフスタイルにもいろいろ疑問を持っています。
それでも、アイデンティティであるダンスは大好きで。
リハーサルの映像を観させてもらいましたが、踊っている姿は専門家目線で観れば危なっかしくも、ひとりの観客として観れば美しく輝いていました。

「この振り付けの時がきつくて…」
「あ、これカッコいいんですよ!」
「ここで前コケちゃって…(笑)」

そうやって表情をコロコロ変えて話す姿を観て「こうやってダンスが好きで、笑顔で輝いていてほしいな」と改めて思いました。

正直私はどちらかと言えばドライな人間ですし、感情移入はしないタイプです。
しかし、久々にこの人にはこう在ってほしいな、と思えた自分に気付き、こういうお節介な感じが治療家なのだろうと思いました。
まだまだ私も治療家を続けられそうです(笑)

最近ずっと同じ話をしていますが、こういう根っこの部分ってとても大事な気がします。
そんなことを本日のセミナーでもお伝えできれば、と思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-02-23

東京セミナー会場にお邪魔してきました

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新大阪に向かう途中の新幹線で本日はブログを更新しています。
やたらと後ろのお子さんが私の座席を蹴ってくるのですが、怒らなくなったあたり、私も丸くなったようです。

さて、本日は「東京セミナー会場にお邪魔してきました」というお話。

(写真を全く撮っていないので、先月ので代用します)
本日は1日しっかりセミナーで午前中は基本操法を、午後は応用操法を皆さんと練習してきました。
その中で思ったのは、皆さん結構な割合でボディイメージが悪いな、ということです。

(これはボディスキーマの方でしょうか)
操体法はテクニックを行う際に、患者さんに対しての声かけを行いつつ、患者さんの運動に対して抵抗をかけます。
こういったマルチタスクをこなしつつ、共同作業を遂行するために治療家は安定かつ快適な姿勢を保持し続けないといけません。
この姿勢の保持のヒントとして、操体法では重心安定の法則や重心移動の法則がありますが、そもそもそれが出来ていない・出来ている気になっている方が多いのかな、と感じました。

治療家自身の安定感・快適感がないと、施術の効果は半減します。
特に操体法のように相手の運動に対して抵抗を加えるのならば、時々刻々と変化する運動方向に対して抵抗のベクトルを合わせ続けなくてはならないのに、治療家がグラグラしていては効果が落ちることはお分かりいただけると思うのです。

別にできなくても良いですが…

私も体を整えていく過程で施術効果が高まるのを感じています。
何かしらやられることをオススメいたします。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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【症例報告】左足関節捻挫と右仙腸関節痛の症例<認定インストラクター こもれび>

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毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はこもれびによる症例報告。
「左足関節捻挫と右仙腸関節痛の症例」です。

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【症例紹介】
50代女性、専業主婦

◆主訴
昨年末に左足を捻挫する。
それ以来、足首に違和感と体の歪みを気にするようになる。

【評価】
問診中に足首の痛みはなく違和感のみと言っていたが、
・左足外果周囲に腫れと圧痛+
・左踵骨が内反気味
→自然と小趾側に荷重気味
・趣味のyogaをやっている際にあぐらの姿勢やフォームをとると左足首に痛み
・座位時に左内転筋につっぱり感が強く股関節外旋動作が苦手(右のIポジションは可能、左のIポジションはやり辛さと体重移動ができていない)
・右仙腸関節に圧痛

【治療】
1.左Iポジションが苦手な為、右Iポジションを選択(左足踵骨を外に押し出す声かけ→右臀部に体重移動を促しながら膝蓋骨を内側へ→大腿部を内側へ→股関節を内旋→上半身を前屈)
→この方は気持ち良さを味わえたので気持ち良さがなくなるまでやっていただく

2.今のパターンを見て続けてさらに不安定さを出し再度Iポジションを施行
→左股関節外旋、左臀部への体重移動もすんなり出来るようになる!

3.右仙腸関節の圧痛もあったため、ズレの修正の為に左足のIポジションを試行
→仙腸関節と右股関節内旋を意識させ圧痛をとる

4.最終的には左足踵骨の内反気味も修正した方が良いと考え、内果の周囲の剥がしをいれ、テーピングで癖付け、インソールにワンポイントクッションを入れ足裏全体で接地出来るようにアドバイス。

【考察】
捻挫以前から左股関節外旋動作はしにくかったとの事で、どうしても左股関節内旋位での横座りを普段からしていた影響で右仙腸関節に圧や荷重がかかった為、各パーツで悪さしていたのかなと推測。
そこで、まず股関節の内外旋の動きを出し普段から癖として行われている動作を聞き出せた結果、仙腸関節の調整にも行き着き症状の変化に辿り着いたのではないかと思います。

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臨床において痛みを複数の部位に持っている方は多くいらっしゃいます。
この方の場合は捻挫を機に右仙腸関節への負担が増加したものと考えられます。
また、この方の場合は左股関節内旋の横座りの体癖がありますが、この体癖の原因まで追究できると、より長期的なセルフケアを考案できるのかなと私は思いました。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2019-02-22

上肢の重みを取り去ることで肩と首は楽になる

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

ふと悲しい事実に気付きました。
でも誰かに言えるわけでもないですし、言ったところで、なので胸に秘めておきます。
(ということを書いている時点で私もだいぶこじらせています)

さて、本日は「上肢の重みを取り去ることで肩と首は楽になる」というお話。

肩こり・首こりの患者さんはおおくいらっしゃいますよね。
原因はさまざまですが、ひとつは上肢の重さに負けて過負荷になっているケースもあります。

例えば、デスクワーカーやドライバーさんなど、長時間同じ姿勢をとる仕事の方で、前腕の支持が不十分な場合、常に肩甲骨周囲の筋が緊張状態になり、どんどん肩甲骨が下制していく方がいらっしゃいます。
大抵のケースでアライメントも崩れていて、胸郭-肩甲骨の連結が弱くなっているだけではないので、全身のアライメント修正も必要ですが、その上で「本来、肩甲骨はどこにあるのか?」という基準を知っておくことは有効です。

筋も図示されていますが、肩甲骨の位置の基準として…
第2胸椎:肩甲骨上角
第3胸椎:肩甲棘
第7胸椎:肩甲骨下角(下端)

にあることがいわゆる解剖学的な正常な位置です(学校で習ったランドマークですね)。
あと、脊柱-肩甲骨内側縁の距離が3横指というのも何かで読みましたが、骨格はかなり個人差があるので参考までかな、と。

仕事中にアライメントが崩れると、この基準の位置からかなり落ちていることがあります。
前述したようにしっかりと全身のアライメントを整えるのも重要ですが、1つの案として腕まくらがあります。

(これは挙がりすぎ。良い画像がなかったので参考までに…)
このように上肢の重みを取り除き、肩甲骨周囲筋や頸部の筋に伸張ストレスを与えないようにすることが重要であると思います。
また、こういった方は肩こり・首こりと勘違いしてマッサージをしてより悪化しているケースがあります。
伸張位になって筋の微細損傷が起きているところに物理的にグリグリしたらより悪化するに決まってますよね。

ということで、日常生活のアドバイスとしてこういった負担を減らす対策も功を奏するかと思います。
もちろん、アプローチとしてはアライメントの修正や肩甲骨周囲筋の機能回復も必要になってきます。
何かの参考にしていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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2019-02-21

股関節のアライメントは個人個人で修正をするべきか

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最近、涙もろくなったなぁと感じます。
年を重ねるとそうなると言いますが、やはりそうなのでしょうか。
乾燥と花粉症で出やすくなっている感じではないと思います。

さて、本日は「股関節のアライメントは個人個人で修正をするべきか」というお話。

何度も取り上げている股関節の主に大腿骨前捻角の個人差、個人の中の左右差についてです。
今回、使用している画像では分かりにくいですが、股関節において受け皿である骨盤側の臼蓋は前方と後方では前方が骨性支持が少なくなっています。
こういったことから、関節包・靭帯・筋などの結合組織・軟部組織で構造的に補強されており、さらに骨盤や下肢のアライメントを変化させて機能的な支持を得ることができます。

前方に注目すると、意識して使えるものは筋ですので腸腰筋が前方支持に貢献していると考えられます。

ここで前捻角が強い状態、いわゆる過前捻で機能的な代償ができないと前方の骨性支持は正常な股関節よりも圧倒的に少なくなります。
私の臨床経験においては、この前捻角は個人差があり、正常の12~15°である人もいますが、かなりの割合で左右差がある場合と左右差がなくても正常範囲から逸脱している方が多いと感じています。

過前捻の場合、機能的な代償を考えると1.骨盤の前傾、2.大腿骨の内旋が挙げられます。
骨盤の前傾はまだ性差はそこまで見られない気もしますが、大腿骨の内旋に関しては性差が認められる気がします。
おそらくは文化的な価値観だと思いますが、大腿骨の内旋はいわゆる内股状態なので、男性はそれを気にして意識的に外旋位(いわゆるガニ股)にしている方も見受けられます。
この場合、ただでさえ不足している股関節の前方支持を低下させてしまうことにつながり、腸腰筋をはじめとした前方支持組織に負担をかけることにつながってしまいます。

この対策としては、こういった事実を伝えて、患者さんご本人がアライメント修正に努めることも必要かと思います。
ただ、姿勢や動作はTPOに合わせて変化させる必要もあるため、どうしても困難な場合は前方支持組織の機能向上とセルフケア法を伝えることも必要だと思います。
もちろん、可動域の大きい股関節のアライメントが変われば、全身にかなりの影響を及ぼすので、全身の状態を確認した上での指導になると思います。

先日もヨガで鳩のポーズをやりましたが…

こういった股関節の回旋を強く行うポーズでは骨格からの影響がかなり出て、一緒に受けていた人がいろんな姿勢をとっていました。
体の探求にもつながりますので、お試しください(無理して怪我されても責任は持ちません)。

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2019-02-20

寝る方角を変えてみると体調が変わる

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時間があると問い合わせがあった方と電話で結構お話をすることがあります。
事前の情報収集もかねているのですが、先日「これだけで良くなる気がする」と言われました。
会う前から関係構築は始まっているんだな、とあらためて思いました。

さて、本日は「寝る方角を変えてみると体調が変わる」というお話。

(寝る姿勢の話じゃないです)
私事ですが、だいたい半年から1年に1回くらいの頻度で体調に関係なく眠れなくなる時期が突然きます。今までの経験から、季節的なものや自覚できる範囲でのストレスの影響はないようです。そこでちょっと調べてみたら、枕の方角にもいろいろあるようですね。どうやら風水的な意味合いがあったり、地球の磁力線や自転などの影響を受けるそうです。


(こういう図がいまだに苦手です)
私の知っている三軸修正法では地球の自転・公転の影響を考慮したアプローチになっています。
例えば、前屈の可動域を良くしたい場合、右回旋して左側屈してから前屈を行うと可動域が改善します。
このように、規模が違い過ぎて普段は感じられなくても影響を受けている力というものは確実に存在します。
そういえば過去に「北枕じゃないと眠れない」という患者さんがいて、ベッドをずらして施術した経験がありました。
やはり、何かしらの影響というものはあるのでしょう。
そこで、折角調べましたので寝る方向(頭の向き)でどんな効果や意味合いがあるのかをシェアします。


(さて、あなたはどの向きで眠りますか?)
1.北枕
地球では北から南へと磁力線が発生していることや、自転の遠心力の働きなどの理由によって、北枕で寝ることで頭から足の方へ流れができ、血流促進、疲労回復などの効果もあるという考え方があるそうです。快眠には頭寒足熱が良いとされていることからも、北枕はおすすめです。あと風水的にも吉方位とされているようです。

2.南枕
南枕で寝ることにより興奮状態となり、寝つきが悪くなる方向とされています。北枕とは真逆となる方向であることから、頭に血液が行きやすくなり、興奮状態になるということだそうです。風水でもよくない方向となっていますが、南枕は知性や直感を意味する方角でもあることから、芸術や直観力、発想力が必要な仕事をしている人には重要な方角なんだそうです。

3.東枕
寝る方向として最も良いとされるのが東枕です。太陽が昇る方向はエネルギーがあふれ、風水でも吉方位とされています。若返る、やる気が出るなどの効果が得られるとされ、活力ある生活を送りたいと考えている人には最適な方向です。

4.西枕
落ち着いた生活を送りたい人におすすめの方向が西枕です。風水では東とは正反対の方向となるため、若さを失う、やる気がなくなるなどの意味があり、この方向は若い人には良くない方向となれています。ただ、平穏な生活を送りたい年配者の方には良い方向とされています。

私がいつも寝ている方角を調べてみたら西枕でした。
私が基本的にローなのはこれが原因だったのでしょうか…。

どれだけ信憑性があり、臨床に使っていけるかは分かりかねますが、何かの参考にしていただけたら幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-02-19

エラそうなことを書きました

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

私が習いに行っているヨガも残り2か月ほどとなりました。
人付き合いの苦手な私が、ありがたいことに今ではクラスのみんなと仲良くさせてもらっています。
始まりがあることには終わりがありますが、想像すると何だか寂しくなりますね。
私もまだまだ人間なようです。

さて、本日は「エラそうなことを書きました」です。

※通常運行です。

とある治療家さんから相談を受けました↓
「〇〇な患者さんがきて、△△をしたら結果が出たんですが、それで良かったんでしょうか?」
この相談、皆さんならどう答えますか?
私は『良いじゃないスか、結果出たんなら』と答えました。
結果、なんとも言えない顔で見つめ返されました(笑)

この質問をした先生は、治療家としての腕はあると思います。
ただ、日々充実しているかと言ったらしてないでしょう。
そう感じる理由はいくつかありますが、今回私が感じたのは自分の“在り方”が分かっていないのだろうということ。

この“在り方”というものは“生き方”と言っても良いと思います。
つまりは“治療家としてどう生きたいか”ということです。

(あなたはどう生きたいのか)
治療家としての“在り方”は随所に表れると思います。
いろいろな媒体で何を伝えるのか。
電話対応から実際のお出迎えの場面の言葉や表情。
問診や施術場面のスタイル。
声かけや目標設定に至るまで、すべてにおいてです。
これらは患者さんに、ひいては社会にどこまで関わるかとも言えると思います。

この“在り方”が定まれば、自分が何を学ぶかが定まると思います。
この学ぶ内容は「こうありたい」という“在り方”を体現するための材料を“やり方”と言えると思います。
そしてその“やり方”をどうしたら患者さんや社会に還元ができるか。
この実践方法が“在り方”を社会に認めてもらう方法であり、これが“成り方”と言えると思います。


(私と同じことを考えている人がいました)
ところで、この“やり方”や“成り方”は世間にいろいろあります。
How to,方法論、メソッド、○○法、△△理論…いろいろな言葉で溢れています。
ただ、その背景にある「自分」という存在、“在り方”がない限りはその効果は十分に発揮できないでしょう。

さまざまな方法論を学ぶこと、それをそのまま実践することもとても大事です。
しかし、結果の出ない人と出る人の違いの1つは、この自分の“在り方”がハッキリしているかどうかだと思います。

私も数人の治療家さんに私の院で使っている問診票やステップレターをお渡ししましたが、果たして有効活用しているかと言ったら疑問が残ります。
なぜなら、その問診票やステップレターには私の治療家の“在り方”があり、お渡しした治療家さんの“在り方”とは違うためです。

日々の業務で疲れ果ててしまうこともあると思います。
それでも治療家になろうと志したときの想いがあると思います。
それがあなたの治療家としての“在り方”の原点、原動力だと思います。
それを忘れずに日々を過ごしていきましょう。
私もがんばります。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-02-18

こういう患者さんは良くなりやすいと思います

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最近遊んでばっかりいました(ひとりで)。
そろそろヤバいのでマジメに働きます。

さて、本日は「こういう患者さんは良くなりやすいと思います」というお話。

年が明けて2か月が経とうとしております。
非常に個人的なお話ですが、昨年末(11月末~12月)にかけていらした新規さんの治りがかなり良いです。
ほとんどの方が症状の消失ならびに大幅な軽減をされています。
思い返せばこの時期には私個人の患者さんへの気持ちの変化もあったかと思いますが、この方々にある特徴があります。

それが「怒らない・争わない・よく笑うということです。

私の歪んだ性格が影響していたためか、今までの私の院にいらした方は結構強烈な方が多い印象がありました(これはかなり失礼な言い方ですが、事実です)。
ただ、昨年末にかけていらした方は仏様のような方が多く、いろいろお話をしていくとこういった多かれ少なかれこういった共通点がありました。

「子どもを叱る時はあるけど、感情的になることは滅多にないかな」
「競走して得るものもあるけど、失うものもあるからね」
「笑うと気持ちいいじゃない」
こんな言葉を発しておられたのですが、要はこういった方々は受け入れ態勢が万全なんですよね。
そして施術の際に「〇〇しますね~」と声かけすると100%「はーい」と心地いい返事をしてくれます。
しっかりとコミュニケーションを取ってくださるのも特徴的です。
言葉は適切ではないかもしれませんが、施術も非常に楽です。

こういった雰囲気を作るコツもあるかと思いますが、言語化が難しいのでここまでで。
きっと治療家のスタンスもあると思いますので、これをお読みのあなたも「怒らない・争わない・よく笑うをチェックしてみてください。
たぶん、どれかが抜けたら結果が出にくくなるかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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宮森大地

2019-02-17

手根管症候群の施術経験

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

涙が垂直に飛び出るような動画を見つけました。
宮森、涙活中です。

さて、本日は「手根管症候群の施術経験」というお話です。

滅多に担当することもなくなりましたが、久々に手根管症候群の方がいらっしゃいました。
手根管症候群は手根管の内圧が上昇し、正中神経が圧迫されて生じる疾患群と言われています。
最終的には観血的に対応される方もいらっしゃいます。

今回は主婦の方で、4人のお子さんを子育てされています。
おそらくは家事と内職の負担の多さが主な理由かと思いましたが、最初に注目したのは手根骨の配列でした。
そもそも手根管とは、屈筋支帯(横手根靭帯)とその下にある手根骨で形成されるトンネルで、これらの構造的な位置関係は関係が深いと思います。

屈筋支帯は舟状骨結節と大菱形骨結節から豆状骨と有鈎骨鈎に張っている副靭帯です。
この方の手根骨の配列を観察すると、明らかに大菱形骨の掌側への変位が見られました。
また、第3中手骨の橈側変位も観察され、母指内転筋の緊張が高いことが考えられました。
その上で、母指内転筋のリリースと第1中手骨-大菱形骨-舟状骨の配列の調整を行いました。

この原因としては、内職でホチキスのようなものを使用するようなのですが、実際にやってもらう場面を再現してもらったところ、やはり拇趾内転筋を優位に使うような動作が観察されました。
また、少々作業に力を必要とするためか、作業中は肩甲骨外転・上方回旋、肩関節外転・内旋位、肘関節屈曲位、前腕やや回内位となっており、安静坐位においては肩甲骨下方回旋位となっていました。
このようなことから、三角筋と上腕二頭筋にも過緊張が認められました。
参考までにアナトミートレインを考えれば、上腕二頭筋は母指内転筋にも連結があるようです。

これらの筋を緩め、K positionと肩甲骨周囲筋の賦活でアライメントを整えたところ、痺れ感とダルさの軽減を認めました。
内職時のアライメント修正を行い、経過観察としました。

本来はまだまだ坐位姿勢の評価や環境設定も必要なのですが、あまりにも多くのことを持って帰ってもらうと忘れてしまうので、ここまでとしました。
手根骨の配列は遠位主根列と近位主根列で横並びに覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、縦の配列も覚えておられると良いと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-02-16

無理やりメンテナンスさせていませんか?

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

今年の目標を立てていなかったのですが、思い立って紙に書いてみました。
紙に書くと覚悟が決まる感じがして良いですね。
何かフワッとしている方は書いてみると良いかもしれません…(手の平返し)。

さて、本日は「無理やりメンテナンスさせていませんか?」というお話。

治療院経営において患者さん一人当たりの単価×通院回数=生涯顧客価値はとても重要です。
※こういう書き方をするといまだに批判する方もいらっしゃるのでしょうか。
そこで、正規の施術代金よりも安くして通いやすいようにし、メンテナンス通院を設定している方もいらっしゃると思います。
私も設定していますが、メンテナンス通院の勧め方というのを考えたことはあるでしょうか。


先日、ちょっと体調を崩しまして少し変わったことやっているのだろうな、と思われる整体院に予約をして行ったのですが「めちゃくちゃトークスクリプトあるんだろうな」という勧め方をされました。
たしかにトークスクリプトも大事なのですが、そもそもメンテナンス通院の必要性を治療家自身が持っているのか、と言う点も重要です。

私は設定はしているものの「究極な話、どうせ人間いつかは死んで肉体は滅びるもんね」と割とドライな哲学を持っています(もちろん、滅多に言うことはありません…信頼のおける方にはお伝えすることもあります)。
それにメンテナンスをし続けていても一生健康でいられる保証はどこにもないわけですし、本人の選択次第という点もあります。
なので、考えようによっては「メンテナンス通院なんて要らないな」とも思うのです。

とは言え、当初の予定よりも症状の改善が間に合わないこともあります。
初めからこれは時間がかかるなぁ…と思ってそれをお伝えすることもあります。
また、短い時間で私の学んできた知識の中から目の前の方に役立つ知識を引き出し、かみ砕いて落とし込んでもらうには数回では間に合わないこともあります。
これが私のメンテナンス通院を設定している理由ですし、そういった場合には正直にお話して「どうしてもお時間かかりますし、生活も変えていく必要もあると思いますので長いお付き合いさせてもらえませんか?」とお伝えします。
そこに患者さんの需要がマッチすれば、メンテナンスでも何でも通い続けてくれるように思います。


(これ久々に見た気がします…)
いろいろな経営方法やメソッドも出ていますが、その中にもやはり治療家としての在り方がしっかりあるかが重要である気がします。
治療も経営も本質は同じですので、一貫性があるときっと安定するのだろうな、と思います。
何かの参考にしていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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【症例報告】テニス肘の患者さんで見るべきポイントとは?<認定インストラクター すったけ>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はすったけによる症例報告。
「テニス肘の患者さんで見るべきポイントとは?」です。

--------------------------
【症例紹介】
現病歴
・病院で左テニス肘の診断を受け、半年間電気と湿布で通院したものの、改善が見られなかったため来院。

症状
・動作としてはシャツの首元のボタンをしめる時に手首を捻ると肘の外側が痛い。
・ひげを剃る動作でも痛い
→どちらも前腕の回外動作


【評価】
視診
・肩の高さなどは問題なし、肩の内巻き具合が気になる。

触診
・右前腕がパンパンに張っている。
・左前腕は痛みからか使わないようにしているようで、上腕がガチガチに固くなっている。
・鎖骨下は硬さ、痛みはない。
・その他、左の棘下筋と小円筋に硬結を認める。

動診
・首や肩の上がりなどは問題なし。


【圧痛アプローチ】
1.左上腕がガチガチだったのと、触ってたら「そこそこ!」と痛い場所があったので、少しコリコリ触ってみる
→特にやわらぐ様子もない。

2.鎖骨下をもう一度触診し、圧痛のポイントを探す
→特にない。

3.前腕は特に気にならない。

4.水かきはそんなでもない。


【再評価と再アプローチ】
まずは自分でボタンの動作とひげ剃り動作をしてみて確認してみる。
→前腕回外に伴い、上腕骨が外旋することを確認。

先ほど硬結を確認した左の棘下筋と小円筋(肩関節外旋筋)を押圧する。
→痛みを感じる。
→その後で上腕を触ると緩みを確認。

動作の再確認
→痛みはほとんどない。

その後、操法として上肢の内外旋を選択しようかと考えたが、肩甲骨の動きを出したいのと初診だったため、Kポジを選択。
→痛みは10から1に軽減し、動作時痛もほぼなし。


【考察】
今回は圧痛操法における圧痛店も著明ではなかったため、どのように対処しようかと考えたが、触診から大きなヒントを得たので、非常に良かったのではないか。

あくまで仮説であるが、棘下筋・小円筋の硬結から神経支配(C5-6)領域で疼痛が生じていたものと考える。

正直、当院は単発の肘痛でくる患者さんはあまりいない。
首や肩が痛くて~、肘も…のような方はいらっしゃるが…。

肘の痛みには肩甲骨に付着する筋肉を見る事もひとつの可能性として考えられるという今回の症例でした。

--------------------------

今回の症例はトリガーポイントでも説明がつきます(棘下筋や小円筋のトリガーポイントで検索していただくと画像がわんさか出てきます)。
このような神経の反射などを考慮していくと、患者さんの症状やお悩みの考察・理解をより深めることができるようになると思います。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2019-02-15

なんでその肢位で関節を操作するの?関節の操作で知っておくべき知識

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

春に某大学で4回講義をさせていただくことになりました。
1つの夢が叶いつつあることは嬉しいですね。

さて、本日は「関節の操作で知っておくべき知識」というお話。

(元ネタをご存知の方は仲良くなれそうです)
昨年にも記事にした気もしますが、関節を操作するならば知っておくべき知識があります。
いわゆる緩みの肢位締まりの肢位というものです。

緩みの肢位(LPP:loose packed position)とは、関節を形成する骨の接触面積は狭く、適合性が低い状態です。周囲の靭帯・関節包が緩むので、外力によって動揺しやすいため、捻挫が起きやすいポジションとも言えます。また、関節の適合性が低いため、肢位を保持するのに筋力が必要となります。緩みの肢位で最も緩んだ位置を『最大ゆるみの位置(least-packed position:LPP)』と言います。

締まりの肢位(CPP:close packed position)とは、関節を形成する骨の接触面積が広く、適合性が高い状態です。周囲の関節包や靭帯が緊張している肢位であり、最も関節が安定している肢位とも言えます。通常、その関節の可動範囲の最終域付近であることが多いので、この位置では関節は機能的に安定しているため、肢位を保つのに筋力の必要性が低いと考えられます。ただし、筋力を必要としない分、他の非収縮性組織にストレスが加わっている状態であり、過剰な外力が加わるとこれらの組織が損傷を起こしやすい位置にもなります。

これを考えますと、整形外科(運動器)やスポーツ障害・外傷の分野を勉強されている方はお分かりになると思いますが、靭帯損傷や靭帯断裂などは基本的に緩みの肢位で関節に負担がかかったときに起きやすいことが多いです。

例えば、足関節の内反捻挫は、足関節の底屈位で内反強制があるときに起きやすいとされています。
私も左の足関節(距腿関節)は何度か捻挫をしておりますが、今でも底背屈の際は意識をしないと関節軸から外れた関節運動が生じます。
こういった距腿関節の修正を行う際に、関節運動の修正をどこから行うかと言ったら、やはり緩みの肢位からだと思います。

緩みの肢位では外力に弱いわけですが、周囲の靭帯や関節包が緩んでいます。
他動的に操作するのであれば、筋緊張による影響も少なくできます。
この状態から関節軸を整え、関節の最終域まで調整をすることで、全可動域にわたって関節の修正ができると考えています。

関節の構造と特徴を考えれば改めて覚える必要もないものかもしれませんが、一度調べてみると良いかもしれません。

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