2019-01-31

やっぱり聞いた方が早い

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

久々に関東でも雨が降るようですね(一部雪との情報も)。
晴れて布団が干せるのは嬉しいですが、感想が続くと粘膜の弱い私は大変です。

さて、本日は「やっぱり聞いた方が早い」というお話。

私はカウンセリングができません。
しかしどうも、私の整体院にはカウンセリングが必要そうな方がいらっしゃいます。
ほかの治療院さんではどうか知りませんが、そういう時代なのでしょうか…。

もちろん、最初の入り口は肩こり・腰痛・膝痛などです。
ただ、問診を進めていったり、何度かの施術での会話であったり、その中で患者さんの悩みというものを感じ取ります。
もちろん、患者さんの中にはその悩みについて触れてほしくない人もいます(だったら話すなよ、というのはナシです。話したいだけだから)。
なので、お節介でその悩みについて話をして関係が悪化することもあります。

本日も「旦那が…息子が…」と愚痴ばっかり言う方がいらっしゃいました。
職業柄、この手の愚痴は聞きなれているので、話半分に聞き流していました。
ただ、いつもと様子が若干違ったので「〇〇さん、私にできることがあったら何でも言ってくださいね」とお伝えしました。
そうしたらポロポロ涙を流されて、ちょっとディープなお悩みの話に発展しました。

「今まで誰にも言えなかったことなんですけど…」というお話を聞き、お話をしたからか多少スッキリしたお顔で帰られていきました。

自分で言うのも恥ずかしいですが、こういったことに発展するにはある程度の関係性の構築・信頼関係がないと難しいと思います。
ただ、何気ないひと言でも気持ちが救われる人もいるのだな、と改めて感じる出来事でした(ちょっとこれからしんどい感じになりそうなのですが)。

整体院・治療院は痛みやコリを改善する場所という認識が最初はあると思いますが、その先・その他のこともできる場だと私は思います。
どこまで向き合うか・踏み込むかは治療家のスタイルによると思いますが、患者さんがなにを求めているかは聞かないと分かりません。
「どうしたら良いかな…」と自分で悩むくらいなら、聞いた方が早いですね、というお話でした。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-30

長くはならないのに「背骨を長くする」と声かけする本当の意味とは

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ビタミン摂取を摂り始めてから疲労の具合が変わってきました。
栄養素の摂取の実験も楽しいですね。

さて、本日は「長くはならないのに『背骨を長くする』と声かけする本当の意味とは」というお話。

毎度毎度、ヨガやピラティスの話ばかりで申し訳ありませんが、ヨガやピラティスのクラスに出たり、書籍を読んだりすると「背骨を長くする」という言葉が出てきます。
この言葉を聞いてイメージができる人と、できない人がいると思います(ちなみに私はイメージがいまいちできない人でした)。
それはおそらく、私にムダな知識があったためと思われます。

仮に背骨が物理的に長くなるとすれば、脊柱の長軸伸展が挙げられます。

いい図がなかったのですが、古くから言われているのが腹横筋の収縮によって腹圧が高まって脊柱に長軸伸展の圧がかかるというもの。
これも賛否両論と言うか、否定される研究結果もおおくでています。
そもそも物理的に脊柱が伸びるということは、椎骨と椎骨の間にある椎間板が除圧されて厚みを増すことを指すと思います。
立位や坐位ではそういった状況は考えられにくいですし、そういった作用を持つ筋肉は存在しません。

では、「背骨を長く」の本来の意味は何か?と考えてみました。
おそらくですが、「その人本来の脊柱の弯曲を取り戻す」という意味になると思います。

今回はヨガやピラティスの例を出しましたが、治療院でも姿勢改善などを行っていく場合は患者さんへの意識付けも必要になります。
その中の1つの声かけとして「背骨を長く」は有効である患者さんもいらっしゃいます。
※私のように偏屈な感じの方は除外します。

言葉と知識をつなぎ、声かけのバリエーションも増やしていけると良いかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-29

結果が出ないときの共通点

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つい先日、私の自宅の近所でショッキングなことが起きました。
寒い日が続きますので、皆さんも体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて、本日は「結果が出ないときの共通点」というお話。

臨床において結果の出る・出ないは患者さんにとっても治療家にとっても重要です。
さまざまな要因がありますが、その中の1つとして患者さんの“構え”があると思います。
これは臨床においても、セミナーにおいても感じていたことでした。

これは施術に入る前の患者さん(受講生さん)の緊張度合いを感じてみると明らかです。
結果の出やすい方はゆだねる準備ができています。
結果の出にくい方はやや緊張しています。
これは体の状態ということでなく、心の状態も含みます。
※受講生さんの場合は技術の感覚を覚えようと集中していることが多いです。

これには信頼関係の構築具合もおおいに関係があると思います。
そこで事前にどんなことをするのか?などの説明や触れる前の声かけなども重要になってくるわけですね。
あとは最近やはりな、と感じるの見た目なども問題です。
特に初診の患者さんでは顔を合わせた数秒で判断をされる方も多いです。

治療技術の練習は治療家であればされているはずです。
練習の場では結果が出るのに臨床ではイマイチ…という方は、この事前の患者さんの状態をよくよく観察してみると良いかもしれません。
患者さんが治療家にすべてをゆだねられるような状態を作ることができれば、それはどんな技術でも結果は出ると思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-28

車の運転から考える治療の上達法

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炊飯器でサツマイモを蒸かすと美味しいです。
オススメです。

さて、本日は「車の運転から考える治療の上達法」というお話。

(わき見運転はいけませんよ)
私事ですが本日、自動車免許の更新手続きをしてきました。
私は堅実な運転をしますので優良運転者講習でした(あとそもそも運転頻度が少ない)。
講習中にビデオを見ましたが、その中でドライブレコーダーに記録されている実際の事故映像をみながらドライバーの心理について学んできました。

右折時の注意、信号のない交差点での注意など、いくつかポイントを絞った内容でしたが、その中で印象的だったのは事故には直接要因間接要因があるというお話でした(用語が正しいかはわかりませんがこんな感じ)。
直接要因としては、スピード超過や周囲への注意や確認不十分など。
間接要因としては、運転中の焦りやイライラなど。
こういったさまざまな要因が絡まって事故が発生する、ということでした。
その中で「今、自分が焦っているのではないか?といった自分の状況を冷静に見る必要がある」といったアドバイスがありました。
この自分を見つめる、内観するという視点はとても重要だと思います。

(内観力ってとても大事だと思います)
時に昨日のセミナーで「治療とはマルチタスクです。自分の状態を観察し、安定でいながら患者さんの状態や反応を見極めながらやっていかないといけません」と言ったお話をしました。
何の偶然かわかりませんが、どうも世の中の物事はすべてにつながるなぁと感じるのです。

私は最近ヨガばっかりしていますが、ヨガでも内観をしていきます。
1つのポーズを取るにも全身のありとあらゆる部位を意識するので周囲を気にする余裕もありません。
車の運転はそれでは困りますが、アクセルやブレーキ、ハンドルを操作しながら周囲に注意を向けないといけません。
もちろん、路面の状態やエンジンの状態に気を配る必要もでてくるでしょう。

治療では直接的に患者さんとの関係性が出てきますが、こういったマルチタスクを円滑に行っていくということを常に行っていくことは治療の上達につながるのではないか?と私は思いました。
人に触れること、治療をすることが特別であればあるほど、いつまでたっても上達しないと私は思います。
日々の生活の何気ないことを治療に結び付けられると、何でも練習になると思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-27

テクニックを追い求める人の特徴

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大阪、雪がちらついてやがります。
寒い…。

さて、本日は「テクニックを追い求める人の特徴」というお話。
※本日の内容はかなり主観が入っています(いつもそうですが)

(テクニックを追い求める人々にはこれくらい分かりやすい特徴があります)
昨日は東京会場にお邪魔してなぜか私がほぼ講師を務めてきました。
その中で改めて感じたことは、やはり基本が何よりも大事だということです。

例えば、当会のベーシックセミナーでは12個くらいのテクニックを学ぶことができます。
この12個をしっかり習得し、精度を高めていくことで臨床である程度の結果を出すことは可能になると思います(私が実際にそうなので)。
しかし、テクニックのやり方を覚えるだけでは、あまり意味をなしません。

どの治療法でも同じかもしれませんが、とくに私たちのお伝えしている操体進化論は症状別ではありません。
そのため、肩こりだから○○というテクニック、腰痛だから××というテクニック、といった風に選択をしていきません。
もちろん、目の前の患者さんの症状に捉われずに、どのテクニック(操法)を選択するか?の基準はありますが、どうやらその基準を曖昧にしている方が多い印象があります。

(昨日、このお話をしたら↑みたいな顔に受講生さんがなっていました)
ここで操体法におけるキーワードなどを整理したいと思います。
操体法のキーワードと言えば、『原始感覚』『快感覚』です。
さて、これを操法(テクニック)の選択において、しっかりと応用ができているでしょうか?
姿勢を選択したり、操法を洗濯したりする際にも、患者さんの体のこれに問いかけていくことが重要になります。

その他にも操体法における原則として『重心安定の法則(基本姿勢)』『重心移動の法則』『視線の法則』といったものがあります。
動診の際や操法の間、これらを治療家自身と患者さんに合わせて使っているでしょうか。
当会のセミナーに出られてすべてのテクニックにこれらを使えている人は、正直私は見たことがありません(となると、私の伝え方にも問題があることになりますが)。

長々と書きましたが、こういったキーワードや原則というものはその治療法における前提条件(哲学)です。

(銀閣寺周辺のこの辺りが私は好きです、どうでもいいですが)
この前提条件や哲学は、本で言えば総論に書かれています。
個々のテクニックのやり方は各論に当たります。
そしてテクニックを追い求める方は各論から入ってしまい、総論の重要性に気付けない傾向にあるように感じます。

とは言え、もちろん、どちらから学び始めても良いと思います。
必ずしも総論から始める必要もないと思います。
各論から学んだ方が実践的ですし、臨床では使いやすいでしょう。
しかし、総論が腑に落ちていないと、臨床における幅や深みは出ません。

私の印象ですが、テクニックを追い求める人は前提条件(総論)の知識が欠落しているか、その応用方法がわからないのだと思います。
これは基礎医学(解剖学・生理学)であることもありますし、治療法特有の哲学の部分であることもあります。
「なぜ、そうしたんですか?」と聞かれて答えられない人は、これがありません。

そういった前提条件がなくても感性で圧倒的な結果が出せる人もいます。
しかし、それはほんの一握りだと私は思います。
結局、私たち凡人は頭に汗かいてやるしかないのです。
「いやぁ…それは面倒だな…」と思って、数年前から流行っている(今もあるのか?)“主婦でもできるテクニック”とやらでやっていこうという甘い考えの人は、ちょっと今後は厳しいと思います。

私は治療家はscienceとartを融合させる仕事だと思っています。
非常にcreativeな仕事なので、創意工夫が苦手な人には向いていないかもしれません(過去の私もこれで苦しみました)。
ただ、ある程度の努力で、ある程度のレベルまでは何とかなると思いますので、テクニックをたくさん学んでも結果がイマイチの方は、今一度前提条件をおさらいしてみてください。
もしかしたら重要な見落としがあちこちにあるかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-26

セラピストスキルアップ実践会セミナーの東京会場に潜入してきた

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日から大阪にキラッキラの服を着て向かいます。
明日のセミナーを終えたらそのまま帰ります。
仕事ばっかだなぁ…(いや、いいんですけどね)。

さて、本日は「セラピストスキルアップ実践会セミナーの東京会場に潜入してきた」というお話。

(昼休みの身内ばかりでの一幕)
本日は東京会場のみセミナーを開催しておりました。
私は暇だったしある受講生さんに直接伝えたいことがあったので潜入してきました。
東京の担当講師は七戸勇仁ですが、彼の作り出す雰囲気や東京会場メンバーとの連携は私が担当するようになって久しい大阪会場にはないもので新鮮でした。

七戸は心理学のスペシャリストですから、心理学を通して物事を見ています。
私はスペシャリストではないですが、どちらかというと解剖学・生理学などの基礎医学や科学を通して物事を見ています。
ある意味では相反する学問を追求していっているので、同じテクニックに興味を持っていても捉え方はそれぞれなのだな、と改めて感じました。

とは言っても、その中でも核となる部分は同じで(そりゃそうなんですが)、表現方法が違うと言った方が正しいかもしれません。
表現方法が違えば伝わり方も変わってきてしまう可能性がありますが、やはり人に会うと自分の思考の中にはない発見があって今日1日でもかなり成長を実感できました。
人を選ぶ必要もあるとは思いますが、自分の付き合う人が長く変わらないで燻っている人は新しい環境に身を置くのもひとつの方法かもしれません。

本日のブログは短いですが、以上となります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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【症例報告】それ、普段なら絶対選ばないよね!?<認定インストラクター RTK>

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【12月腰痛セミナー】
これがセラピストスキルアップ実践会
操体法の最後のセミナーになります…
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はRTKによる症例報告。
「それ、普段なら絶対選ばないよね!?」です。

※RTKはリラクゼーションセラピストさんです。
--------------------------
【症例紹介】
30代 介護職、男性


【症状】
オーバーワークからのぎっくり腰。
伸びない右腰を庇って右足を引き摺り、肩で風切るよな歩行姿勢。


【発症の経緯と現病歴】
実はぎっくり腰になる前から担当していた。
体の使い方以上にオーバーワークと考えられる。
ご本人も理解しながら人手不足で仕事環境の改善なく発症したと考えられる。

発症してからも1週間~10日毎に来店。
3ヶ月整形外科に通うも芳しくなく、休職中の出来事。
職場から未だ治らないのか?と頻繁に言われるのがストレスとのこと。
メンタルからの影響も強いようで一進一退。

今回は気分転換に趣味の写真撮影旅行へ行くため、前準備として来店。


【治療】
足揺らしから全身のこわばりを弛めておいて普段は選択肢に入らない膝伸ばしを何故か脚が伸びたがっているように思い、施術。


【結果とその後】
上半身も伸びて立位の姿勢改善。
歩行も姿勢も8割方改善。

旅行から帰宅後来店。
体力が続かないため、体の様子を見ながらも1日中野外での撮影だった様子。
しかし、予想よりは悪くない状態。

体のこわばりを取りながら「伸ばしたい?」かを伺うと伸びたいとの事なので再度膝伸ばしを施術。

結果、腰の痛み消失。
足を引きずることなく歩行スピードアップ。


【感想】
今回は本来ぎっくり腰の方には絶対選択しない膝伸ばしで改善した稀有な例と思われます。
リスクが高すぎる操法を何故選んだのかは未だに不明ですが、ひとつの症例として報告します。

--------------------------

膝伸ばしの操法は見た目は派手ですが、全身の連動を生じやすい結果の出しやすい操法という認識が私にはあります。
少しコツが必要なため、過去は苦手意識がありましたが練習をするとなかなか使い勝手のいい操法だと思います。
確かにぎっくり腰の方に選択することはほぼないと思われますが、操体法の「相手の原始感覚に聞く」ことをしていくと、リスク管理もできると思います。


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2019-01-25

左右差を無くすという罪

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月に1回ニュースレターを送るのですが、毎回ひどい肩こりになります。
デスクワーカーの方って本当にすごい…尊敬します。

さて、本日は「左右差を無くすという罪」というお話。

ヨガをやっていると左右差のあるポーズを取ると反対のポーズも行います。
「バランスを取るために」というのが名目です。

さて、臨床においても左右差の著しい患者さんはいらっしゃると思います。
その左右差を軽減していくことで症状の改善が見られる患者さんもおおいと思います。
しかし、その消失を目指してしますとかえって悪化しかねない患者さんがいることも経験します。

そもそも「体は左右非対称である」という前提で体を見ていくことが必要だと思います。
この左右差は元々ありますし、生活習慣などでも生じたり、より増大したりします(特に成長期までの運動習慣など)。
先日も右大腿骨の後捻・右上腕骨の後捻増大が認められる患者さんがいらっしゃいました。

例えばこういったチャイルドポーズでは四つばいからお尻を踵につける際にまっすぐに動かないことが多いです。
それを無理やりに修正すると殿部の筋を過伸張してしまったり、鼠径部のインピンジメントを誘発してしまったりします。

また、牛面のポーズでは片方ができても、もう片方ができなかったりします。
これを無理やりやると、私の経験上では回旋筋腱板の攣縮や損傷を起こしやすい印象があります(私も右上腕骨後捻が強いので左右差があります)。

大事なのは、患者さんに体の個性を伝えることです。
というのも、患者さんは自分の体に左右差があるということを認識していないことが多いためです。
治療家がそれを把握せずにただエクササイズを伝えると、ケガをしかねないのです。
ヨガをやっている方にも最近はおおくお会いしますが、元々も左右差を知らないでケガをする方もよく見られます。

骨格の左右差を検査するには、整形外科における徒手検査法に多く載っています(画像が確実ですが、あまり撮らないことがおおい)。
検査技術も身につけて指導ができると、リスク管理にもなると思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-24

患者さんが納得しない理由とは

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なんだか「疲れたら栄養ドリンク!」みたいな風潮ありますよね。
寝ろ。

さて、本日は「患者さんが納得しない理由とは」というお話。

(イミフ!とか言ってそう)
「人間は感情で動き、あとから理屈で正当化する」という言葉もありますが『理屈も大事じゃね?』と私は思うわけです。
臨床において簡単に私のイメージをお伝えするならば「感情で動く」をサポートするものは治療家の受け入れ勢態だと思います。
この辺りは当会講師の七戸が詳しいので彼に聞いてほしいところではありますが、相手の感情に対してのアプローチというものは心理学は有効なのだろうと思います(いや、知らんけど)。
なので、「理屈」「感情」の後になりますので受け入れ態勢とか見た目とかは自分で磨いていく必要はあります。
本日はこの「理屈」についてなのでコチラのお話を私の視点でお伝えします。

私も経験がありますし、これをお読みのあなたも経験があるかもしれませんが、同じことを説明されても納得できる場合とできない場合とがあると思います。
私がいまだに納得できないのは、中学時代のことです。
私の母校は田舎でジャージ登校だったのですが、冬は寒いのでウインドブレーカーをジャージの上に着ていたのですが、これ授業中は着用が禁止だったのです。
モコモコの服を着た先生に注意を受けた際に説明を求めると「校則だから」というだけの説明で、その理由を説明はしてくれませんでした(大人になった今でもこの校則は謎すぎます)。
と、このように納得できないことが起きると思春期の男子中学生みたいのはちょっと違ったことをしたくなっちゃうようで、その先生の授業とかサボったりしたりするわけです(私はマジメだったのでしたことはありません決して本当にマジで)。
とは言え、好きな先生からの「宮森~。寒いだろうけど決まりだからさぁ…ごめんな~」とか言われると「わかったー」なんて言って素直に脱いだりするわけですから、やはり関係性は大事だなと思ったりするわけです(これは「感情」の話です)。

すみません、話が脱線しました…「理屈」の話です。
これはコピーライターの先生に習ったのですが、人には4つの学習タイプというものがあります。

これは疑問に感じるポイントとか、行動の理由付けになるものです。
①「なぜ」タイプ…理由がわかると動ける
②「何」タイプ…具体的な内容,例や証拠あると動ける
③「どうやって」タイプ…方法がわかると動ける
④「今すぐ」タイプ…すぐにできる行動をとにかく知りたがる

これは1人の人が1つだけしか持ってないわけではなく、バランスが個人で異なると捉えてください。
私は物ごと(興味の有無など)によりますが、とくに①「なぜ」を持ちやすいタイプです。
そうなると、しっかりとした理由を欲します。
それで「ウインドブレーカーの授業中の着用は校則で禁止」は理由にならないのです。
校則で禁止になった背景(理由の理由)が知りたかったからです。

これを臨床で考えてみるとどうでしょうか?
患者さんにムダな説明をしている可能性がでてこないでしょうか?
少々、私の主観も入りますが、日本人は普段③「どうやって」④「今すぐ」が解決できれば大抵良しとする傾向にあります。
これは多かれ少なかれ学校教育の影響もあると思いますが…小さい頃は「なんでなんで?」と疑問を呈したのに、そのうち「とりあえず○○であればいいや…」と物事への興味がなくなっていくのでしょう…だって「どうやって」「今すぐ」で教えられてくるから。
まぁ…だからこそ昨日記事にしたようなテクニックだけを求める治療家が後を絶たないのかもしれませんが。

患者さんの感じている疑問、欲している答えを見極めて答えられると、行動に移してくれやすいです。
何かの参考にしていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-23

技術をいっぱい持っていても結果が出ない理由

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いろいろな人に会うと自分の色眼鏡の濃さに気付くことが増えました。
フラットに物事を見られるようになりたいものです。

さて、本日は「技術をいっぱい持っていても結果が出ない理由」というお話。

(器用貧乏って言い方もまだポジティブですよね、中途半端よりは)
結果の出ない理由はいろいろあるのですが、その中の1つの可能性としてお伝えしたいと思います。
セミナーとかDVDとか何でも良いのですが、治療技術を仕入れた次の日、きっと試したくなると思います。
私もそういうことがありました(最近は新しく学ぶことが久しくないのでこういうこと自体がないのです)。

私の話になってしまいますが、最近ヨガで頭立ちのポーズができるようになりました。

ただ、頭と上肢で体重を支えて足を上げる際、少し反動をつけないと上がらないのです。
上手な人は足をゆっくりと浮かせるように上げることができます。
私はこの足をゆっくりと浮かせることをやりたいのですができません…悔しい…。

しかし、頭立ちのポーズの目的は何か?と考えてみると、ゆっくりを足を上げることができなくても良いのです。
一般的に、頭立ちのポーズの目的は以下の効果を得るために行います。
・頭(脳)の血流の改善
・内臓の位置の改善
・集中力の強化
・バランス能力の強化
・体の引き締め
などです。
そう考えたら、足を反動をつけて上げてもこれらの効果は得られそうですよね。
もっと言えば、上2つの効果を狙うなら肩立ちのポーズでも良いわけです。

(アライメントが違うので微妙に効果は異なりますが)
ただ、ヨガの練習をしていくと「このポーズを取る」『目的』になりがちです。
つまりは本来は『狙った効果を得る』『目的』なのですが、それを見失いがちになるわけです。

これって治療家にもあることで、習った手技をやりたくなるときって意外と患者さんを見れていないことがあります。
つまりは『手技をやること』『目的』になっていたりするわけです。
本当は患者さんは話を聞いてほしかったかもしれないのに…。

若者に人気のSEKAI NO OWARIというバンドのRPGという曲の歌詞にもこんな言葉があります。
「方法」という悪魔にとり憑かれないで
「目的」という大事なものを思い出して

その一手の『目的』は何なのか?
あなたが治療家になった『目的』は何なのか?
迷いのある方は見直してみると、意外とシンプルな答えがあるかもしれません。

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その症状は誰のせい?

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今までできなかったことができるようになると楽しいですね。
頭立ちができるようになってから、1日に10回くらい頭立ちしています。
子どものころは体が硬くてマット運動とか嫌いでしたが…今なら楽しめるかもしれません。
こういう風に経営とか治療とかも上手になったらいいんでしょうね。

さて、本日は「その症状は誰のせい?」というお話。

治療家と言う職業は面白いもので、いろいろな人とお会いできます。
学生、主婦、会社員、警察官、教師、女優、格闘家…思い返してもいろいろな職業の方と関わってきました。
職業だけでなく、その人個人の人生にもいろいろあるなぁ…と思う今日この頃です。

私の院の患者さんで「親が離婚したのが悪い」と言っている患者さんがいました。
詳細は控えますが、若い女性の方です。
まだその方が小さい頃にご両親が離婚し、すごく寂しい想いをしたとのこと。
その頃から頭痛が慢性的に続いており、頭痛歴は10年以上という方です。
お母さんとは仲が悪いわけじゃありませんが、反抗期のころからどうしても素直に話ができていないとのこと。


現在は仕事をかなり頑張っている方なので、お体を整えることで頭痛や疲労感の軽減ができました。
しかし、どうしても取り切れない頭痛がありました。
ご本人は満足されているようなのでこれで良いかな、と思いつつも、時より出る母親への愚痴が気になってしまい、ついお節介を私はしてしまいました。

「○○さん、お節介をしてしまいますが…頭痛の原因についてお母さんにお話をしたことはありますか?」
『いいえ、ありません』
「そうですか。お体の状態も良くなってきますし、これで良いという考え方もあると思います。しかし、一度しっかりお話されてみるのも一つの方法かと思います。本当にただのお節介なのですが…」

しばしの沈黙の後、○○さんが口を開きました。
『先生、私も大人になったから分かってるの。親が離婚して私も寂しかったり辛い想いをしたりしたけど、お母さんも大変だったのが分かっているから。だから、言っても仕方ないって思ってる』
「うん、そうなんですね。ならば、無理にお話をしなくても良いと思います。本当に僕のお節介ですから…ただ、そういう風に思っているのなら、寂しかったことや、お母さんも大変だってねって労いとか、そういうことはただ伝えてみる、というのもいいかもしれませんね」
『…そうですね。改めて話したことがないから…でも今ではお母さんには感謝もしているし、今度伝えてみようと思います』

後日。
『先生、お母さんにこの間のこと伝えてみました。分かってはいたけど、お母さんも片親だってことを気にしていたし、すごく心配してくれてたことが改めてわかった。まだ素直になれない部分もあったけど、伝えて良かった』
「そうでしたか。家族の間でも伝えないと分からない部分もありますからね…」
『でもね、先生、やっぱり話したら何だかスッキリして頭痛もちょっと良くなった気がするの。不思議だね』
「体の症状はいろいろなことが原因で起きますからね」

と、こんな会話がありました。
今回は本当の私のお節介だったと思いますが、患者さんのお話を聞いていると「○○のせい」にしている方が見受けられます。
確かに、お話を聞いていると「そう思っても仕方ないなぁ…」と感じてしまうこともありますが、結局はその出来事にどう向き合うかが大事になってきます。
起きた出来事は変わりません。

私も嫌なこと・面倒なことが日々起きますが、それを楽しむ人もいるのです。
物事は捉え方次第、○○のせいでなく、本当の原因はどこにあるのか?に目を向けられるといろいろ変わるのかもしれません。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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宮森大地

2019-01-21

人になにかを伝えることについて

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

昨日、久々にお酒を飲んだらまぁ体調が悪いです。
ほどほどにしないといけませんね…。

さて、本日は「人になにかを伝えることについて」というお話です。

ブログでも宣伝させてもらったりしたと思うのですが、昨日は主にヨガインストラクターの方向けに呼吸についてのワークショップを恩師の先生と開催してきました。
ヨガにおいて重要視される呼吸、例えば…
・呼吸に関わる骨格や筋にはどういうものがあるのか?
・呼吸の調整するメカニズムって?
・浅い呼吸と深い呼吸の違いって?
・酸素と二酸化炭素の割合と呼吸の関係性って?
・鼻呼吸のメリットっていくつあるの?
なんてことをお伝えさせてもらってきました。

かくいう私も元理学療法士ですが、呼吸リハという分野がある中で呼吸を専門的に学んだことはありませんでした。
解剖学に書かれている細かい関節や筋、神経、内臓の関係、生理学の本に書かれている化学記号や化学式にアレルギー反応を起こしつつも、生理学上の記述とヨガの呼吸法との関係を紐解く作業はなかなかに楽しいものがありました。

そして当日、日頃も思っていることが、ふとWSの冒頭で言葉に出てしまいました。
「人になにかを伝えると言うことは、そこに責任が伴うと言うことです。メリットだけでなく、デメリットも生じ得るなら、どんな反応が出たら危険なのかも伝える役割が、僕たちにはあると思います」

もちろん、今回だって私よりもヨガができる人(ポーズや呼吸法という意味)も、呼吸について詳しい方も世の中にはいっぱいいらっしゃいます。
まだまだ分からないこと(個人的な知識と言う意味でなく科学的にという意味)も多い中で、知識が完璧という状態はあり得ません。
その中で人になにかを伝えるのなら、ベストを尽くしてリスク管理をすることが責任だと思うのです。
これは講師をするから、ではなくて、日頃整体院で患者さんに対応する時にも心がけたいことです。

偉そうに語りながら始めてしまったWSですが、やはり改めて人に伝えることの大変さを噛みしめた1日でした。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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宮森大地

2019-01-20

私は一体何をやっているのだろうか?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日はヨガのワークショップを開催してきます。
すごく基本的な内容なのですが、ご参加いただく方に楽しんでいただけるのかどうか…。
久々に不安と緊張で吐きそうですが頑張ってきます。

さて、本日は「私は一体何をやっているのだろうか?」というお話。

(虚しくなったら読む漫画、すごいよ!マサルさん)
最近、気になった解剖学・生理学を見直そうキャンペーンを実施中です(無論、私の中だけで)。
そうしますと、日々の臨床のすべてが疑問に思えてきます。

例えば、痛みというのは侵害刺激によって侵害受容器が興奮し知覚され、いくつかニューロンを乗り換えて大脳皮質に達し、認知されます。
この痛みというのは上位中枢から下行性に抑制されるもの(例:火事場の馬鹿力的な緊急時の時)もありますし、感情・環境などの影響を大きく受けます。
それに末梢性感作、中枢性感作などもありますので、慢性的な痛みを抱える方は非常に複雑になります。
しかしどうあれ、痛みとは脳の出力信号なわけで、そこを書き換えることができれば痛みは抑えられることになると思います(まだまだ勉強中なのであくまで仮説です)。

さて、そこで私は一体何をしているのか?と疑問が生じたわけです。
すぐに消える痛みというのは、例えば骨格(関節)がずれて組織が過剰に伸長されていたりして、それを修正したから過伸長と言う侵害刺激がなくなったから痛みが消えた、と捉えられます。
また、うっ血などにより発痛物質が溜まっている部位を何らかのアプローチで血行を良くし、発痛物質が流れて痛みが消えた、ということもあるでしょう。
しかし、これはあくまで末梢の状態を変えているだけです。
もし原因が中枢にあった場合、これだけでは痛みを変えることができません。

また、徒手療法家が触れられるのはあくまで皮膚であり、そこに存在する感覚受容器はマイスネル小体、パチニ小体、ルフィニ終末、クラウゼ終棍、自由神経終末などがありますが、適刺激によって感覚受容器が興奮し、中枢に伝えられて認知されます(これは生理学上、確かなことです)。
昨日のスクールでスクール生さんともお話をしましたが、「同じ部位を同じように触れられても人が違えば感覚が違う」ということが生じえます。
感覚が違うということは、同じ刺激でも体内(おそらくは脳内)で起きる神経伝達物質やホルモンなどの分泌される種類、量が変わり、作用も変わるということだと思います。
ということは、自分と相手との関係性によってその知覚刺激は修飾されて認知され、作用も異なってくるということです。

時より「その人に会うだけで良くなる」という人がいますが、それって上記の事実からも言えることだと思います。
基礎を学べば学ぶほど、自分がすべきことということがいろいろな視点で見えてくると思います。

一度、その一手が「何をしているのか?」と問いかけてみると、新たな発見があるかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-19

患者さんにも触ってもらおう

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

そういえば免許の更新の時期になりました。
ろくに乗らないのでゴールドです。
週明けに更新してこようかな…。

さて、本日は「患者さんにも触ってもらおう」というお話です。

理学療法士として運動療法をしていた時でも操体法に出会って操法を通している時でも感じるのは、(この表現が正しいかどうかは別として)感覚の悪い患者さんは多く見られた印象があります。
運動療法中に「○○の部分が張ってくる感じがわかりますか?」とか操法中に「△△の部分が伸びてくる感じがわかりますか?」と聞いても「んーわからないです…」という答えのなんと多いことか…。
もちろん、私の声かけ、施術の技術、雰囲気作りなど諸々の要因があるとしても、患者さん側の感覚の低下というものは感じます。
操法中は基本的に両手がふさがっておりますので、目的とする部位の状況を直接的に確かめることはできないのですが(間接的には可能)、運動療法などで100%患者さんが動いていて自分が動作を観察し、修正するチャンスがある時は直接的に確認することができます。
そして、明らかに目的とする部位の伸張や収縮があるのにも関わらず、それが感じられない場合は(これはちょっと大変だなぁ…)と思ったりするわけです。

ここで、タイトルにある通りに患者さん自身に触ってもらうという方法はかなり有効だと思います。
先日もスクワットをお伝えしているときに、ハムストリングスの伸張感を自身で触ってみて初めてわかった方がいらっしゃいました。

しかしよく考えてみれば、自分の体に触れるときって少ない気がします。
朝顔を洗う、男性ならヒゲを剃る、女性なら化粧する、トイレでの清拭、帰ってきての入浴…パッと思いつくルーティンで言ったらそれぐらいでしょうか。
欧米諸国のようにコミュニケーションとして触れ合う機会が少ない日本人は、自分自身で触れることも他人に触れられることも少ないのかもしれません。
デスクワークの方も多くなる中で、そりゃ感覚の低下が起きても仕方ないかな、とも思います。

私の主観ですが、患者さん自身が気付くことの多い方が予後が良い気がします。
ぜひ、患者さん自身に自分の体に触れる機会を増やしてもらうようにしてみてください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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【症例報告】体重移動の大事さ、医師からの言葉での思い込み<認定インストラクター こもれび>

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これがセラピストスキルアップ実践会
操体法の最後のセミナーになります…
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はこもれびによる症例報告。
「体重移動の大事さ、医師からの言葉での思い込み」です。

(↑本日はこんなお話も絡んできます)
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【症例紹介】
26歳女性
職業 看護師(脳卒中関連で介助必須の方ばかりを見る)
症状は右腰に激痛、右肘に水が溜まり、かばいながら大好きなバレーやインディアカを続け右肩腱板損傷と診断が出ていた


【評価】
<視診・触診>
・右肩は肘をかばっているせいか右腕全体に固さ、姿勢が悪いので巻き肩
・肩甲骨外転位、周囲筋に固さ

<動作>
・前屈動作が困難
・座位での右肩外転動作に制限(首と肩を近付けて無理してあげようとしている)
・Iポジ動作で左右共に腰に響く、臀部に張り感、ただし左右共、動作時に体重移動が出来ていない(特に左側)

<問診>
その他、医師からどんな説明があったかなどを聞く。
腰は診てもらっていなく、肩は肘をかばって腱板損傷かなと触られもせず口頭で診察が終わったとの事。


【治療】
腰に関しては体重移動が出来ていないので、まずはそこを説明し体重移動を意識して動いてもらうだけでもスムーズさが分かり、後は右小趾から圧痛、下腿剥がし、アキレス腱圧痛で可動性を出しIポジ敢行し体の繋がりを作り本人も変化や可動性があがったのを承認。

右肩に関しては、単純ですが医師の診断名を認識し過ぎて体の動きが抑制され動きが悪くなっていただけでした。
内容は、腕橈骨筋、上腕筋剥がし(外側に向けて)、これだけでも痛みなく可動性が上がりました。
後は胸部の固さを圧痛を自分で家でやるように促したり、肩甲骨内転動作やストレッチ方法を教えて終了しました。


【考察】
症状が悪くなると周りに影響する事や座り方や立ち方などをしっかり伝えたり、体の使い方(体重移動)など、日常的に自分で意識してもらう事の重要性を認識して貰い、本人にも納得してもらう事の大事さを改めて思いました!

医師の診断は言葉だけでも、患者さんはその気になってしまう点がある事が分かりました。
診断名が出ても体が変わる症状もあるので、しっかり違いを説明していこうと思います!

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さまざまな書籍にも書かれていますが、社会的に権威のある人間の言葉というものはかなりの影響力を持ちます。
医師の言葉はやはり力を持っているな、と私も感じることはあります。
もちろん、医療は医師がいなければ成り立ちませんが、私たち治療家には私たちの視点で患者さんと向き合い、提案できることがあるはずです。
私たちなりにしかできないことでしっかり向き合っていけると良いと改めて思いました。

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2019-01-18

生じた疑問を確かめる唯一の方法

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昨日ひとりチャレンジと言うことで頭立ちのポーズというものをやってみました。
グラッグラですが1分以上できたのと、意外ときつくないという印象がありました。
「小さい頃に頭に血が上る」と言っていたのは力みが主な原因だったのだなぁと再認識しました。

さて、本日は「生じた疑問を確かめる唯一の方法」というお話。

(うまいこと言うなぁ…)
またまた栄養学・生化学ブームが私の中にきつつあるのですが、しかしまぁ色々な人が色々なことを言っています。
そして思った以上に分子レベルの研究というのは最近のものしかなくて、結構“仮説”が多いようです。
私も玄米菜食(ほぼマクロビオティック)やMEC食、断食もやってきましたが、基本的には今は高タンパク食になっています(そして断食はおそらく二度とやらないです)。

高タンパク+メガビタミンをこれから試そうと思っているのですが、メガビタミン主義に至っては厚労省の摂取上限よりも平気で2ケタくらい多い量のビタミンを摂取するように勧めているものもあります。
高タンパクにしてもメガビタミンにしても、これって普通の食事ではどう考えても摂れない量になります。
例えば、プロテインスコアを無視してタンパク質60gを摂るとしたら、豆腐を1日に10丁、つまり3kgくらい食べないといけません。

(はい、これを毎日)
これがヒトにとっての必要な栄養素の量なのだとしたら、過去の人たちは絶対的に栄養失調だったわけですし、ヒトにとって必要な栄養素って本当にこんなに多いものなの?という疑問もあります。
50年前と比べて農薬や土壌の栄養不足から野菜などの栄養価も良くて半分以下という現状があるとしても…ちょっと考えにくいです。
思いっきり現代の医学・栄養学と相対する栄養学ですが、書籍を読む限りは結果が出ているようなんですよね(精神科の領域ですらも)。
で、何事も試してみてどうなるか、が大事なのでやってみようと思い至った次第です。

そう、結局はやらないと分からないのです。
これって何にしてもそうですが、例えば結果を出せない人は大抵は行動に移していません(行動に移していないから何も変わらないという結果が出ているとも取れますが…)。
「自分に合うものを食べればいい」とか「バランスよく食べればいいとか」とか「タバコ吸ったりお酒飲んだりしてても健康な人いるじゃん」思考停止したり体質に恵まれた数%の人の例を取り上げたりして自分の体で確かめていかないと、あと数十年経った時に後悔する可能性も出てきますよね…。

そんなわけで、今日も体で実験をしていきましょう。
体を扱う職業ならば、自分がモデルケースにできるというメリットを最大限に活かせますので…。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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2019-01-17

患者さんに喜ばれた手紙

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

筋肉痛って翌日に出ると言いますが、私は翌日の夕方に出ます。
この遅発性筋肉痛発生の遅さと持続性について栄養学で説明できないかと勉強中です…。

さて、本日は「患者さんに喜ばれた手紙」というお話です。

昨日、食事ついて簡単にまとめたものを手紙にして患者さんにお渡ししたら「目からウロコでした!」と今朝からLINEが大量に届きました。
ブログのネタもないので一部を公開します。
(以下、手紙の内容です)

タンパク質について

 体から水分を抜くと、ほぼタンパク質が残ります。タンパク質は体の構成する主成分と言っても良いでしょう。ところで、食べたものを消化する消化液は何からできているでしょうか?消化液には消化酵素が含まれています。消化酵素はタンパク質からできています。そして消化された食べ物は体内に入り、体の中で代謝(目的に合った形に再合成する、または不要なものを排泄できる形に組み替える化学反応)されますが、この代謝酵素もタンパク質でできています。また、こういった代謝をコントロールするために体は自律神経やホルモンから指令を細胞に送りますが、この自律神経から細胞に指令を出す物質(神経伝達物質)にもタンパク質由来のものが多いです。そして、ホルモンは大きく分けてタンパク質由来のものと、脂質由来のものとがあります。つまり、タンパク質が不足すると、酵素も神経伝達物質もホルモンも作られなくなることになります。タンパク質は体の構造と機能を維持するために必要不可欠な栄養素だと言えます。
 体に必要なタンパク質(実際には細かくなったアミノ酸)は20種類があります。この中には外から摂らないと体の中で合成できない必須アミノ酸が9種類、外から摂取しなくても自前で合成できるアミノ酸が11種類あります。これらの割合も知っておきたいところですが、今回のところは細かくなるので飛ばします。しかし、プロテインスコアは知っておいてください。

 これは人の体内で作ることのできない必須アミノ酸をバランスよく含んでいるかどうか?を食品のタンパク質含有量ごとに一覧にしたものです。これをみると、卵や魚、肉類といった動物性タンパク質はプロテインスコアが高いことが分かります(図が見えにくい方はググっていただくといくらでも出てきます)。
 では、どれくらいの量を摂取したらいいのか?これはかなり研究が進んでいるようで、現在のところどの書籍でも大した差はなく、体重(kg)×1.0~1.2=○○(g)とされています。つまり、体重が60kgの人ならば60gくらいは1日に摂取した方が良いと言うことになります。
 これを具体的に計算すると、プロテインスコア100の卵は1個当たり約6gのタンパク質が含まれています。つまり、体重60㎏の人は1日に10個の卵を摂取することになります。牛ステーキなどでは600~700gほど食べることになります。とてもじゃないですが現実的ではないので、私はプロテインを1日に朝・昼・晩・寝る前と4回に分けて飲んでいます(これで80~100g程度の摂取になります)。最近はコンビニなどでもプロテインスコア100のプロテイン飲料(大体タンパク質15g入り)が売っており、手軽に購入しやすいです。また、少々糖質が気になりますがバニラ、ココア、チョコなどのフレーバーのあるものもあり、飲みやすいです。一度コンビニなどで購入してお試しいただき、気に入ったらネットショッピングなどでお買い求めいただくと良いかと思われます。
 余談ですが、私はプロテインを飲み始めてから美容室に行って「宮森さん、髪質が良くなりましたね」と言われました。定期的なパーマやカラーでかなり髪が傷んでいたのですが、髪の毛の90%以上はタンパク質です。栄養状態が良くなれば、髪質が良くなるとも考えられます。ということは…と思って調べてみたところ、薄毛の男性にタンパク質の大量摂取と髪の毛の細胞分化に必要なビタミン・ミネラルの摂取を促したところ、薄毛の改善が見られた、という研究報告もありました。
 何はともあれ、タンパク質は体の構成成分でもあり、体の仕組み(代謝)を回すためにも働きます。体重のkgをgに換算し、できるたけ良質(プロテインスコアの高い)のタンパク質を摂るようにしてください。また妊娠中や成長期後までの子どもは必要量が増すので、更に50%増しくらいで摂取した方が良いとされています。体を鍛える人たちばかりのものだけでなく、誰でも摂取すべきなのがタンパク質と言うことです。伝統的な日本食ではタンパク質が不足しやすいので、特に日本人には必要です。

「圧倒的にタンパク質足りてませんでした!」というLINEがきたお手紙、これに水分編・脂質編・炭水化物編・ビタミン、ミネラル編があります。
まだまだまとめきれていないですが、やはりアウトプットは最大のインプットになるなぁと感じた次第です。

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