2019-04-30

ちょっくら卒業してきます

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

先日、患者さん同士で知り合いの方が私の院ですれ違いました。
うつ病同士なのですが、会話の内容が「死にたくなっちゃったー」とか「私もこの間そうだったから睡眠薬9錠飲んだ」というものでした。
何ともエゲツない会話だなぁと思いつつ、お二人が少しでも元気になってくれるのを祈るばかりです。

さて、本日は「ちょっくら卒業してきます」というお話。

昨年5月末より約1年間かけて全米ヨガアライアンス200(RYT 200)という資格取得を目標に新宿にある学校に通学していました。
先週23日に最後の実技試験があったのですが、無事に合格をいただき、資格取得となりました。
本日はその卒業式のため、最後の通学日です。

ところで、私は今になって気づきましたが、別に資格がほしかったわけではありません。
そもそも通学を始めた目的は「自分の体を磨く」ためでした。
それならば別に資格取得コースでなくて、普通にクラスに通っていれば良かったのです…予算的にも。

今回、私が取得したRYT200はヨガインストラクターの資格なので、クラスの組み立てやポーズのリード(説明)方法なども学びます。
正直、その辺りのことは知りたいと思ったことはありませんでした。
人前で話すことが既にあったため、そこまで緊張せずにできたのは幸いでしたが…。

実際には、私は不定期でヨガ教室を開催したり、院の外でもお呼びいただいてクラスを開催したりしているので、学んだスキルは役に立っています。
それだけでも儲けものだったのですが、何よりも嬉しい誤算とも呼べるものがありました。

それが、人との出会いです。

自分の価値観や基準を変えるには、付き合う人や環境を変えるとはよく言われています。

ヨガをされている方は基本的には穏やかな方が多いです。
それは哲学を学んでいるからかもしれませんし、そもそもそういった方が学ぶからかもしれません。
私は1日に数十回はイラっとするほど短気な性格でしたが、ここ1年でイラっとくることが激減しました。
今までイラっとしていたことでも「まぁそんなこともあるよね」と思えることが多くなりました。

基本的に超一流と呼ばれる方は優しい方が多いです。
もちろん、ただただ優しい(甘い)のではなく、懐が深いですよね。
それに少しでも近づけたのかな、と思っています(あくまで私の個人的な感覚です)。

やはり、付き合う人や環境を変えるのは自分を変えるためには有効です。
これをお読みのあなたも、今の自分を変えたいと思ったら思い切ってみるのも必要かと思います。
私はちょっくら良かった環境から卒業してきますが、今回学んだことを大切にしていこうと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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2019-04-27

【症例報告】腰痛患者さんに基本に立ち返って操体法をやってみた件<認定インストラクター シマムー>

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毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日は<シマムー>による症例報告です。
腰痛患者さんに対して基本に立ち返って操体法を実施しました。

(基礎と基本があれば大抵平気)
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●症例紹介
40代女性 プロピアニスト
L4ヘルニア

・主訴
起き上がりや立ち上がりする際の姿勢変換時の痛み
前屈する際の腰への不安感

・体癖など
練習やピアノレッスンなど座っている事が多い
生徒指導をする際に右側に位置するため、右を向いたまま過ごす時間が長い


●評価
・痛みを感じる部位
L4付近の起立筋(右)

・姿勢観察
坐位にて頭部前方位であり、猫背となっている
殿部右重心

・立位姿勢
スウェーバック姿勢
右肩甲骨挙上、巻き肩

・動産観察と動診
※本人が座っている姿勢が一番楽ということで座位姿勢にて実施
<屈曲>
全体的に彎曲が少なく、腰椎は特に可動性が低く骨盤後傾も不十分
前屈同様に痛みが出るかもしれないという恐怖心あり、緊張を高め易い

<伸展 >
腰椎がはじめに伸展している
屈曲から伸展に戻る動きでは、腰椎下部の動き少なく上部から伸展する傾向あり
屈曲より動きに対する恐怖心などの抵抗がなく、背中を伸ばす事は気持ち良さまではいかないが不快感はないとの事

<側屈>
体幹の屈曲代償あり
あぐら位からの側屈では、対側の殿部浮き上がり著明
側屈方向への恐怖心も少しあり、対側殿部への重心移動が不十分

<回旋>
胸椎、腰椎の伸展代償
右には向きやすいが、左に向きづらい
また、右には重心乗せられるが左にはうまくかけられていない。
動きに対する不快感はない

●指導内容
今回は、姿勢と脊柱の可動性評価、相手の快感覚に着目して介入しました。
腹筋とお尻の筋肉のスイッチが抜けているスウェーバック姿勢となっている事で、腰椎の可動性低下から腰へかかる負担が増えている事を説明。
脊柱の可動性と頸部の位置を脊柱上に戻す事で、重力に対する負担軽減と姿勢変換時の正しい可動性の中で重心移動を学習させる事を目標に操体法を用いる。
また、相手の快感覚を最優先にする。
日常生活座っている事が多く、楽とのことで、操法として座位にて肩の上げ下げを選択。上げる下げるの選択では、両方とも上げる方が心地良いとのこと。
脊柱から両坐骨への軸圧を意識ながら、伸びる感じを味わってもらう。
十分に伸びる感じを味わってもらった後、重心移動の練習を軸圧をかけながら快感覚から外れない範囲で実施。
最後にI positionで、腹筋や殿筋の筋促通、脊柱側屈と回旋へアプローチをしました。
日常生活への提案として、ピアノ指導する際に体を捻らず正面を向く事や正しい重心移動を意識して動く事を意識する事を話しました。

●まとめ
現場の治療介入として、操体法を用いるが知らず知らずのうちに、オリジナル化されてしまっていました。
基本となる評価や操体法の型をしっかりと意識して、反復しない限り習得は出来ず、応用のきかない中途半端なものになってしまうと感じました。
動作観察だけでなく、相手の快感覚にもう一度着目して取り組んだ結果、無駄な刺激を減らし相手にも余計な緊張感を与える事なく介入出来た症例でした。
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<宮森のコメント>
よく間違われるのが動作観察と動診は全く性質が異なるものです。
動診ではただ動きを診るのではなく、動きの“感覚を診る”ものです。
今回の症例報告では動作観察と動診をうまくミックスさせて操法の選択、そして日常生活の指導につなげることができたと思います。
臨床において操体法を用いる際には、評価法にも注目してみると面白いと思います。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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宮森大地

2019-04-23

操体法が効果的なのはヨガっぽくもあり、瞑想っぽくもあるためである

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このブログが更新されるのは23日の火曜日。
本日、私は試験を受けてきます。
練習もしましたし、大丈夫かと思いますが緊張しますね。
がんばってきまーす。

さて、本日は「操体法が効果的なのはヨガっぽくもあり、瞑想っぽくもあるためである」というお話。

(さて、本日の内容はどれだけの人に伝わるでしょうか)
先週から東海大学で学生さんに向けてヨガや瞑想などをお伝えする講義を担当させてもらっています。
その資料をまとめる上でいろいろと書籍を読み返したのですが、その中で操体法とヨガ、瞑想との共通点を発見しました。
私見も含みますので、いわゆる科学的な根拠はないですが参考になれば幸いです。

操体法では快感覚を重視しますし、それが目標でもあります。
この快感覚に出会うためには、患者さんが“今の自分の体の状態”に注意を向けないといけません。
この“今”に注目するのは、近年話題となり、有名な起業家や会社も取り組んでいるマインドフルネス瞑想に通じるものがあります。
例えば、Appleの創始者のスティーブ・ジョブズも瞑想をしていたのは有名ですよね。

(確かGoogleやYahoo!、Facebookも会社ぐるみでやっていたような…)
これは余談ですが、マインドフルネスは仏教の概念ですが、元をたどればヨガにたどり着きます。
ヨガというとポーズを取るイメージがあるかもしれませんが、あれはヨガの一部であり、ゴールは瞑想にあります。
瞑想をスムーズに行うために、体を整えるその一環としてヨガのポーズがあるわけです。

さて、仏教でもヨガ(古代インドからの智慧)でも大事にされている“今”に注目する技術でもある瞑想。
瞑想が脳疲労の改善や集中力・記憶力の向上、感情調整力の向上、自己認識の変化などに効果があることは科学的に証明されてきています(これは私見ではなく、事実です)。
また、慢性痛が瞑想によって軽減される、瞑想の実践者が痛みに強い(というか痛みへの向き合い方が違う)といったデータもあるようです。

操体法においては、評価や操法を通す際に患者さんに体の感覚を問います。
繰り返しになりますが、患者さんは体の感覚を問われるということは、否が応でも“今の自分の体”に注目しないといけません。
あくまで私自身の感覚ですが、瞑想が深まっていくと何とも言えない“幸福感”や“快感覚”に包まれ、これは上手な操法を通されている時の感覚と似ています。

科学的なデータと私見を交えて考えますと、操体法(操法)はヨガっぽくもあり、瞑想っぽくもあります。
そのため、効果が高く、対応できる幅が広い技術と言えるのではないか、と思うのです。

(いろいろな気付きが生まれるのも操法かな、と思います)
もちろん、操体法にはいろいろな側面があり、捉え方も人それぞれです。
連動(運動連鎖)として、体の動きを捉えていくこともできます。
それはもちろん操体法の重要な一部分ではあるのですが、やはり感覚の要素が抜け落ちてしまうと、効果は一段も二段も落ちてしまうように思います。

操法中に感覚を問いかけておりますでしょうか?
「今、痛みや苦しさはないでしょうか?」
「今、気持ち良さなどポジティブな感覚はありますか?」

声かけの仕方によっても回答や反応は異なりますので、工夫が必要になりますが、それはまた別の機会にしましょう。
※そう考えると“楽”を選択する操法の捉え方を見直す必要もありますね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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2019-04-20

【症例報告】Kポジションの工夫<認定インストラクター こもれび>

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さて、本日は<こもれび>による操法の工夫です。
今回の取り上げる操法は「Kポジション」です。

(必死にKポジションっぽい写真を探しました)
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Kポジションを行う上で、上肢を前方に押し出す動きや、背後にもたれかかる動きをしてもらい動きの可動域を確認しますが、今回は後ろにもたれかかる動きが苦手な方が多かったので、何か言い伝え方はないかと探していました。

<工夫1>
私が実施したのは、足先から外側方向に向かって開いていく(下肢の外旋)と、嫌でも下腿、膝、大腿、骨盤、腰背中、肩甲骨、肩、頭部が連動し動かしやすいと言われました。
これだけの体の箇所を意識させながらやるのは時間掛かりますが、伝わりやすければ良しとしてます。

<工夫2>
後もう1つは、上側の殿部を床につけるイメージをもたれると連動とやり易さを感じました。

下肢からの運動連鎖を促しても、感覚が悪い方や体の硬い方は、どうしても上半身や腕を引くように強引にやることがあります。
このような方には今回の<工夫1>下肢からの細かく伝える、<工夫2>殿部を床につけてもらうイメージでやってもらいます。

また、Kポジションを行う前に殿部や大腿部、側腹部のリリースをしてから行うなどして繋がりを意識できるように心掛けると良い印象がありました。
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<宮森のコメント>
また新しい声かけの工夫をいただけました。

あくまで私自身の感覚ですが、Kポジションでは下肢は上肢と反対方向に動きます。
すなわち、上肢の前方突出の際には下肢は伸展方向、上肢の後退の際には下肢は屈曲方向です。
これは下肢の重さを使って側臥位をキープするための戦略だと捉えています(この戦略を確かカウンター・ウエイトと言います)。

今回の工夫ですと、側臥位から背臥位に戻るのを下肢もしくは殿部から促しているわけですが、基本的にはKポジションでは運動の開始点は上肢と考えられますので、その点は従来のKポジションと違う点です。
ただ、臨床では下肢の連動まで意識して行う、もしくは無意識だとしても連動を上手に使える方が少ない印象がありますので、試してみる価値はある工夫だと思いました。
今回、報告してもらった工夫も何かの参考にしていただければ幸いです。

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2019-04-16

動きと環境を観ることのできない治療家は愚かである

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本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

今週から東海大学さんで4回、講義をさせていただくことになっています。
昨年もやったのですが、意外と最近の若者はしっかり話を聞いてくれます。
今年もしっかりと自分に伝えられることを伝えてきたいです。

さて、本日は「動きと環境を観ることのできない治療家は愚かである」というお話。

(さて、あなたはどちら?)

久々に辛辣な(?)なタイトルをつけました。
私が元々は理学療法士だからか、人の動きを観るのは職業病という感じになっています。
理学療法士は動作観察とか動作分析を行い、患者さんの動作から問題点やアプローチ部位を推察します。
そして最近は、動作を観ることの重要性を改めて感じています。

私たちが担当する患者さんの多くは痛みやしびれ、コリ感などを抱えている方が多いです。
それに至る原因は様々ですが、世間的にも知識が大してなくても「姿勢が悪いから」と言うように、姿勢や動作が1つの要因となっているケースは多いようです。
実際、姿勢や動作の修正をほんの少し口頭や徒手で行うだけで症状が軽減するケースもまた多く見られます。
このような事実から、おそらくは姿勢や動作によって患者さんの身体に加わる機械的刺激(メカニカルストレス)は、やはり症状を作り出す要因の1つとなっていると考えられます。

ところで、個体差はあれど、基本的に人体構造は同じなわけですから、その構造の動きもまた基本的に同じです。
そして私たちは地球上で過ごしている限り、力学的な法則に支配されています。
メカニカルストレスが症状を作り出している要因の1つとして挙げられるのであれば、人体構造と動き、力学にまつわる知識は持っておいた方が良いと思われます。
つまり、運動学、バイオメカニクスと言われる学問ですね。

(運動学と言えば、3つのテコがありましたね)
しかし、あくまで運動学やバイオメカニクスの研究結果として書かれている人体の動きは、いわゆる正常をモデルとしています。
目の前の患者さんが出来ていないからと言って当てはめていっては不都合が生じますが、知らないよりは知っている方が良いはずです。
臨床においての新たなアイデアの源になるのは知識ですので、苦手な方もまずは何かしらの書籍をご一読されることをオススメします。

なぜ、こんなに遠回しに記事を書いているのかと言うと、1つには「動きは修正し難いから」です。

(どんだけ口酸っぱくいっても同じ姿勢を取り続ける人っていますよね)
詳しくは生理学の書籍などに譲りますが、よく『1年もあれば人の体の細胞の大半は入れ替わる』と言われています。
確かに、転んで擦りむいた皮膚も時間が経てば傷口が塞がり、多少の傷痕を残しても不都合ないレベルまで回復します。
いわゆる自己治癒力と言うものが人間には備わっています。
また、額面通り受け取るならば、1年もあればほとんどの細胞は入れ替わるのですから、傷も癒えて症状も消えそうなものです。
しかし、何十年も痛みを抱えている方がいる事実を見ると、どうも首を傾げざるを得ません。
そこで今回のテーマである姿勢や動作に話を移すわけですが、患者さんからこんな言葉を聞いたことはないでしょうか。

「気付いたら〇〇になってるんだよね」

(また猫背になってたニャ!)
〇〇には、例えば猫背だとか反り腰だとかガニ股だとか、症状の要因と思われる姿勢や動作の言葉が入ります。
これをお読みのあなたも経験があるかもしれませんね。
つまり、人の体は自己治癒力がありますが、姿勢や動作の修正には鈍感なのです。
これには過去にしたケガが癒えていても、その際にしていた動作パターンを繰り返しているケースはもちろん、スポーツや文化活動の影響が大きく影響を与えているケースもいます。
私もヨガを1年弱やっていますが、やはり自分の癖というものはなかなか抜けず、苦手なポーズは苦手なままです。

(なくて七癖、あって四十八癖とはよくいったものです)
これに関しては患者さん自身の日頃から意識し、体に対して注意を向けて気付くことが重要になります。
しかし、それをただ伝えるだけでは治療家としてはあまりにも無責任かな、と私は思います。
本当に患者さんは「気付いたら〇〇」になっているのか?という視点も大事かと思います。

本日もう1つお伝えしたいのは「そうならざるを得ない環境にいるかもしれないから」です。

(随分と低いテーブルですが、大丈夫でしょうか)
PC作業をするデスクワーカーが猫背になる理由は何でしょう?
ご本人の意識だけでなく、例えば机の高さ、椅子の高さ、アームレストの有無、キーボードまでの距離、モニターまでの距離、机上の資料などの有無、周囲の人たちとの距離や関係性、衣服の素材などなど、さまざまな環境要因が挙げられます。
上記の中でも、ご本人にとって著しく机や椅子が低かったら、それは猫背になるのは当然ですよね。

このような環境も含め、修正できるところは修正し、修正できる限度を聞き出して身体へのアプローチとその限界を探る必要も出てくると思います。
私は過去に何名かの患者さんに「本当に辛かったら、辞めちゃうのも選択肢として持っておけば良いんじゃないですか」と提案したことがあります。
実際、辞めた方もいらっしゃいましたが、幸いその方は『めっちゃ楽ー!』とスッキリした顔でいらっしゃいました(最終判断はご本人がするとは言え、結構責任を感じる提案だったので不安でした)。

ということで、人体構造とその動き、それに作用する環境を観ることの重要性について書かせていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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宮森大地

2019-04-13

【症例報告】パーキンソン病患者と操体法<認定インストラクター まりも>

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さて、本日は<まりも>によるパーキンソン病患者さんの症例報告です。
今回のテーマは「基本って大切」です。

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【症例紹介】
〇基本情報
71歳、女性、主婦

〇病歴
・パーキンソン病
・右大腿骨頸部骨折(人工骨頭置換術)
・レビー小体型認知症
・鬱病

〇薬
メネシット300㎎(朝昼晩)
ニュープロパッチ13.5㎎(就寝前)
レミニール8㎎
※メネシットは1/2錠ずつ服用。身体の動きにくさが強い時には、1/2錠を頓服。

〇パーキンソン病の状態
・Hoehn・Yahrの重症度分類 Ⅱ
・日常生活障害度 Ⅰ
→独歩は可能であるものの、ADLは緩徐に低下している。

〇家族構成
夫と二人暮らし。

〇生活状況
キーパーソンは夫。
毎朝、妻(症例)の起床と内服薬服用を手伝い、時には足をマッサージする。
ラジオ体操を妻と共に行い、朝食(サラダ、パン、スープか飲み物)を準備。
パーキンソンについて書かれた本を購入して読まれている。
昼食前か夕方に、夫が妻と共に散歩に行ったり、2週おきにあるマンションの体操教室に通ったりしている。

妻(症例本人)は専業主婦。
ご本人は洗濯や掃除、料理をできる範囲で行っている。
できない部分は夫が手伝う。
最近、浴槽への入浴も大変になってきた。
散歩は距離を短くして行っている。
昨年までは近くのカフェで友人と会っていた。
最近は友人に自宅へ来てもらい、お茶菓子やお惣菜などを各自持ち寄ってもらっている。


【評価】
〇問診(主訴)
体が前と左に傾いちゃって、自分じゃ起こせない。
背中が全部痛い。腰まで。(←これが一番気になるとのこと)
全身が疲れてる感じがする。
ふくらはぎが張ってる感じがする。
お父さん(夫)と散歩に行くけど、途中で疲れちゃって。途中で休まないと帰って来れない。
ラジオ体操もジャンプができなくなって、最近は手も上がらない。

〇視診
立位および端座位にて
股関節屈曲、体幹前傾・左側屈・左回旋。

〇動診
立位及び端座位にて
前後屈、側屈、回旋運動時、脊柱全般の動きが硬く、少ない。
臥床時以外常に背中から腰が痛く、日常生活動作を含め特定の動きで痛みが強くなる感じはしないとのこと。

〇触診
端座位にて
右脊柱起立筋群が膨隆し、硬い。
左腰背部と臀部の筋が、柔らかい。


【施術】
〇目的
腰背部の痛みの軽減

〇内容
①硬くなっている筋に軽く圧をかけて緩める。
②下肢(足→膝→股→末梢から中枢)と上肢(手→肘→肩→末梢から中枢)の関節を圧縮。
③肩の上げ下げ(右下げ、左上げ)。

全身の疲労感が強く、端座位保持も困難な状態だった。
そのため、そのまま左側臥位になって頂き施術。
臥位になってすぐ眠られたため、①②を施術者の手から感じる筋や骨の状態から判断し実施。

①は左右の足底、下腿、腰部、背部、頸部
②は右側の下肢と上肢、左側は足関節と膝関節のみ実施。
その後、覚醒されたため、起き上がって頂く。
その際、起き上がりの途中で右腰部に軽い痛みの訴えあり。
端座位で左右の肩の上げ下げをどちらがいいか尋ね、③を実施。


〇結果
①②後、起き上がって腰背部が「楽になった」と。
③後、再度左側臥位から起き上がって頂き「痛くない」と。
施術前に比べて、股関節の屈曲、体幹の前傾が軽減。
「身体が起せてる」「歩きやすい」と。


【考察】
今回、ご本人が一番気になっている腰背部の痛みを軽減する目的で介入した。
まず、筋緊張が高いところを調整するために①を実施した。
その後まだ眠られており、夜間の睡眠だけでは疲労がとれていないと考え、覚醒を促さなかった。
そして他動でできる方法で、関節の安定性を高め、筋収縮力を高めるために②を実施した。
その後覚醒されたため起き上がって頂くと、腰背部の痛みが「楽になった」という発言が得られた。
これは、短時間(10~15分程度)の睡眠と①によって筋緊張が緩和されたためであると考えられる。
次に、起き上がり時に右腰部の痛みがあったという訴えがあったため、③を実施した。
その後再度左側臥位からの起き上がって頂くと、先ほどあった右腰部の痛みは感じなくなった。
起き上がり時の右腰部の痛みは、①により腰背部全体にあった痛みが限局化したことと、左側臥位からの起き上がり時に右腰部の筋収縮が上手くできていないことが考えられる。これが③により、脊柱の関節の安定性が高まり、筋収縮力が高まったため、「痛くない」という発言に繋がったと考えられる。


【まとめ】
操体法において、視診で体幹が左側屈・左回旋していることから、③では左肩を下げ、右肩を上げたがっていると捉えることもできると思われる。
しかしこの視診に、触診で右脊柱起立筋群が膨隆して硬く、左腰背部と臀部の筋が柔らかい状態であることを合わせると、左側の筋が上手く働いておらず倒れそうになる身体を、右側の筋が最大限の長さまで伸ばされた状態で収縮し、身体を倒すまいとしていると考えられため、伸ばされた右側の筋の長さを元の長さに近づける(起始と停止を近づける)ことが必要と思われ、左肩を上げ、右肩を下げるのがいいのではないかと予測できた。
実際にご本人に両肩の上げ下げをそれぞれ実施しどれがいいか尋ねると、左肩上げ、右肩下げを選択された。そして操法実施後、痛みが軽減した。
このことから、操法を実施する際には、操体法の基本ルールである「ご本人の快感覚に従う」ことが大切だと実感した。

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<宮森のコメント>
実はこの症例に関しては<まりも>さんから個人的に相談を受けていました。
今回は主に身体面に対するアプローチとして操体法の症例報告となりましたが、≪相手に聞きながら基本に忠実に行う≫ことの大切さが分かりましたね。

ところで、こういった高齢者の患者さんへのアプローチでは身体面だけでなく、環境面(家具の配置や自助具の選択)のほか、ご家族との関係性など、治療者が関わる範囲が広くなります。
治療家としての領分(出来ること・出来ないこと)と、どこに自分の軸を置くかをハッキリさせて関わっていくことも大切だと個人的には考えています。


また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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2019-04-09

春だから大事なことをちゃんと伝えよう

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今週末は長野と埼玉でヨガをしてきます。
好きなことで喜んでもらえるって良いですよね。
幸せのサイクルが巡る旅に出てきます。

さて、本日は「春だから大事なことをちゃんと伝えよう」というお話。

操体の哲学の中で生命活動として息・食・動・想・環境があります。
実はこの順番には意味があります。
息=呼吸が最初にきているのはこれが止まると死んでしまうからです。
故・橋本敬三先生は息を第一生命と言っていたそうです(保険会社ではないです)。

さて、呼吸と言えば外呼吸と内呼吸がありますね。
大雑把に言えば、酸素と二酸化炭素の交換です。
ただ、それだけではないことをあなたはご存知ですよね。

(“呼吸”の機能って…?)
横隔膜の形状と動きを考えれば、腹部内臓をマッサージしていることは明らかです。
呼吸に合わせて心拍数も変わります(呼吸性不整脈)ので、循環器の観点からみても重要です。
また呼吸は体性神経と自律神経の二重支配を受けているので、呼吸のコントロールは自律神経のバランスを考えても重要です。
※余談ですが、大脳皮質と自律神経系の調整メカニズムに詳しい方はご連絡いただけると嬉しいです。

サラッと書くだけでも呼吸がいろいろな機能を持っていることがわかりました。
では、これを患者さんが意識できているか?
では、これを治療家がしっかり伝えられているか?

残念ながら、実は両者ともできていないんじゃないでしょうか。

4月も2週目になって、新生活の始まった方もおおいです。

何かとストレスのかかりやすい時期です。
こんな時期こそ、すぐにできる呼吸にフォーカスを当てるのは良いと思います。
それに、呼吸に意識を向けている時って、少なくともその瞬間・その時の自分に意識を向けています。
ここ数年注目されているマインドフルネスの概念から考えても、良い効果があると思います。

患者さんの呼吸の状態を観て、提案してみてはいかがでしょうか?

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-04-06

【症例報告】操法のポイント-膝倒し編-<認定インストラクター こもれび>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はこもれびによる操法のポイントです。
今回取り上げる操法は「膝倒し」です。

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<臨床で行っている工夫>
膝倒しを実施するにあたっての施術前の状態を術者と患者さんで認識し、
・倒れ方
・つっぱり感
・気持ち良さ
・左右差がない方への写真撮影(人によって膝を倒した時に肩が浮いたりする方には写真で後に伝える)

これらを確認したうえで施術に入りますが、施術前にデモンストレーションとして膝倒しの動きと動きの説明を入れます。

ここ最近声かけの仕方、タイミングなどを一層重要視していますが、膝倒しの施術中に例として右から左へ動きを入れた際に臀部や腰、背中に動きや繋がりが入ったのを確認してから声かけで首を左に向けて貰ってから、より動きや繋がりを感じました。

臀部や下から感覚を感じると思いますが、腰上辺りまでしか繋がっていない人にも最終的な連動方向に首を向いてもらっても、感覚の変化やBefore Afterの違いも出ましたので、色々試して良いのかなと体感しました。
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<宮森のコメント>
操体法においては“感覚”を最重要視しておりますが、その他にも今回あったような“連動”に目を向けていけると新しい反応は得られます。
今回のように「そもそも体はどう動くのか?」を知っておくと良いと思います。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

2019-04-02

“頑張らない”に隠された罠

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

4月になりましたね。
個人的には4月はヨガイベントがあり、そして節目も訪れます。
スッキリ終えられるようにしたいものです。

さて、本日は「“頑張らない”に隠された罠」というお話。

(重力に従っていては体も心も退化しますよね)
昨今のWEB事情は複雑かつ良くできていますよね。
いろいろなサイトを見るとその履歴をもとに広告が出てきます。
その中で経営やトレーニング系の広告に共通する概念を発見しました。
それが“頑張らない”という概念です。

経営系だと「たった1回の〇〇で電話が殺到!」
トレーニング系だと「たった○分で腹筋バキバキ!」
など、こういった感じの広告です。
とりあえず“簡単・手軽・頑張らない”を打ち出しているように思います。
(今もあるのかもしれませんが、これに無料or低予算が加えられてるものもあります)

経営に関してはそういったノウハウを試したことないのですが、トレーニングに関してはサラッと記事を読んで試したものもありました。
例えば、1分間のプランクや5分間のお尻歩きです。

(だいたいこういうキレイなお姉さんとかバキバキのお兄さんがモデルになってる)
やったことのある方はお分かりいただけると思いますが、まぁキツいですよね。
「これが軽々とできるようになるにはどれだけ頑張れば良いのだろうか…」と思うわけです。

そう、頑張らないとできるようにならないんですよね。
よくよく考えればわかる話なのですが、やはりおいしい話には罠があるってことです。
“簡単・手軽・頑張らない”というニュアンスのものの根底には“頑張る”が隠されていることがほとんどです。

私はとても不器用で、初見で何かを上手くできた試しがありません。
1度は失敗して、人の見てないところで練習して本番に臨むタイプです。
頑張らないで上手くいった試しが、過去31年間の人生でないです。

(とにかく地味な人生を送っているなぁと思うのです)
今回の記事は、実はほぼ私信で書いています。
自分がしんどい時って思考停止して、“簡単・手軽・頑張らない”みたいな楽そうな方に流されそうになると思います。
でも、たぶん本質ってそこにないんです。
分からなくても今の自分の問題と向き合って、本質的な部分を変えていかないと事態はなかなか好転しないんですよね(伝わるかなぁ…)。

甘い言葉にあなたも騙されませんように。
私も新しいことにチャレンジするために、“簡単・手軽・頑張らない”を打ち出しているところで誰よりも頑張ってこようと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また来週お会いしましょう。

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