2019-01-24

患者さんが納得しない理由とは

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

なんだか「疲れたら栄養ドリンク!」みたいな風潮ありますよね。
寝ろ。

さて、本日は「患者さんが納得しない理由とは」というお話。

(イミフ!とか言ってそう)
「人間は感情で動き、あとから理屈で正当化する」という言葉もありますが『理屈も大事じゃね?』と私は思うわけです。
臨床において簡単に私のイメージをお伝えするならば「感情で動く」をサポートするものは治療家の受け入れ勢態だと思います。
この辺りは当会講師の七戸が詳しいので彼に聞いてほしいところではありますが、相手の感情に対してのアプローチというものは心理学は有効なのだろうと思います(いや、知らんけど)。
なので、「理屈」「感情」の後になりますので受け入れ態勢とか見た目とかは自分で磨いていく必要はあります。
本日はこの「理屈」についてなのでコチラのお話を私の視点でお伝えします。

私も経験がありますし、これをお読みのあなたも経験があるかもしれませんが、同じことを説明されても納得できる場合とできない場合とがあると思います。
私がいまだに納得できないのは、中学時代のことです。
私の母校は田舎でジャージ登校だったのですが、冬は寒いのでウインドブレーカーをジャージの上に着ていたのですが、これ授業中は着用が禁止だったのです。
モコモコの服を着た先生に注意を受けた際に説明を求めると「校則だから」というだけの説明で、その理由を説明はしてくれませんでした(大人になった今でもこの校則は謎すぎます)。
と、このように納得できないことが起きると思春期の男子中学生みたいのはちょっと違ったことをしたくなっちゃうようで、その先生の授業とかサボったりしたりするわけです(私はマジメだったのでしたことはありません決して本当にマジで)。
とは言え、好きな先生からの「宮森~。寒いだろうけど決まりだからさぁ…ごめんな~」とか言われると「わかったー」なんて言って素直に脱いだりするわけですから、やはり関係性は大事だなと思ったりするわけです(これは「感情」の話です)。

すみません、話が脱線しました…「理屈」の話です。
これはコピーライターの先生に習ったのですが、人には4つの学習タイプというものがあります。

これは疑問に感じるポイントとか、行動の理由付けになるものです。
①「なぜ」タイプ…理由がわかると動ける
②「何」タイプ…具体的な内容,例や証拠あると動ける
③「どうやって」タイプ…方法がわかると動ける
④「今すぐ」タイプ…すぐにできる行動をとにかく知りたがる

これは1人の人が1つだけしか持ってないわけではなく、バランスが個人で異なると捉えてください。
私は物ごと(興味の有無など)によりますが、とくに①「なぜ」を持ちやすいタイプです。
そうなると、しっかりとした理由を欲します。
それで「ウインドブレーカーの授業中の着用は校則で禁止」は理由にならないのです。
校則で禁止になった背景(理由の理由)が知りたかったからです。

これを臨床で考えてみるとどうでしょうか?
患者さんにムダな説明をしている可能性がでてこないでしょうか?
少々、私の主観も入りますが、日本人は普段③「どうやって」④「今すぐ」が解決できれば大抵良しとする傾向にあります。
これは多かれ少なかれ学校教育の影響もあると思いますが…小さい頃は「なんでなんで?」と疑問を呈したのに、そのうち「とりあえず○○であればいいや…」と物事への興味がなくなっていくのでしょう…だって「どうやって」「今すぐ」で教えられてくるから。
まぁ…だからこそ昨日記事にしたようなテクニックだけを求める治療家が後を絶たないのかもしれませんが。

患者さんの感じている疑問、欲している答えを見極めて答えられると、行動に移してくれやすいです。
何かの参考にしていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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