2019-01-20

私は一体何をやっているのだろうか?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日はヨガのワークショップを開催してきます。
すごく基本的な内容なのですが、ご参加いただく方に楽しんでいただけるのかどうか…。
久々に不安と緊張で吐きそうですが頑張ってきます。

さて、本日は「私は一体何をやっているのだろうか?」というお話。

(虚しくなったら読む漫画、すごいよ!マサルさん)
最近、気になった解剖学・生理学を見直そうキャンペーンを実施中です(無論、私の中だけで)。
そうしますと、日々の臨床のすべてが疑問に思えてきます。

例えば、痛みというのは侵害刺激によって侵害受容器が興奮し知覚され、いくつかニューロンを乗り換えて大脳皮質に達し、認知されます。
この痛みというのは上位中枢から下行性に抑制されるもの(例:火事場の馬鹿力的な緊急時の時)もありますし、感情・環境などの影響を大きく受けます。
それに末梢性感作、中枢性感作などもありますので、慢性的な痛みを抱える方は非常に複雑になります。
しかしどうあれ、痛みとは脳の出力信号なわけで、そこを書き換えることができれば痛みは抑えられることになると思います(まだまだ勉強中なのであくまで仮説です)。

さて、そこで私は一体何をしているのか?と疑問が生じたわけです。
すぐに消える痛みというのは、例えば骨格(関節)がずれて組織が過剰に伸長されていたりして、それを修正したから過伸長と言う侵害刺激がなくなったから痛みが消えた、と捉えられます。
また、うっ血などにより発痛物質が溜まっている部位を何らかのアプローチで血行を良くし、発痛物質が流れて痛みが消えた、ということもあるでしょう。
しかし、これはあくまで末梢の状態を変えているだけです。
もし原因が中枢にあった場合、これだけでは痛みを変えることができません。

また、徒手療法家が触れられるのはあくまで皮膚であり、そこに存在する感覚受容器はマイスネル小体、パチニ小体、ルフィニ終末、クラウゼ終棍、自由神経終末などがありますが、適刺激によって感覚受容器が興奮し、中枢に伝えられて認知されます(これは生理学上、確かなことです)。
昨日のスクールでスクール生さんともお話をしましたが、「同じ部位を同じように触れられても人が違えば感覚が違う」ということが生じえます。
感覚が違うということは、同じ刺激でも体内(おそらくは脳内)で起きる神経伝達物質やホルモンなどの分泌される種類、量が変わり、作用も変わるということだと思います。
ということは、自分と相手との関係性によってその知覚刺激は修飾されて認知され、作用も異なってくるということです。

時より「その人に会うだけで良くなる」という人がいますが、それって上記の事実からも言えることだと思います。
基礎を学べば学ぶほど、自分がすべきことということがいろいろな視点で見えてくると思います。

一度、その一手が「何をしているのか?」と問いかけてみると、新たな発見があるかもしれません。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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