2018-07-26

ひきこもり経験だって人を救う武器になる

---【PR】---
【操体法×心理学】
現代の治療家に求められていること
それは患者の心理を理解することです↓
http://bit.ly/2twgCFe
-----------

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

昨日は雨予報ではなかったのに私の住んでいる地域では結構な雨が降りました。
恵みの雨かと思いきや、気温は多少下がったものの、湿気が増して蒸し暑さが増しました…。
暑さ・湿気に負けずに生きていかねばなりませんね。

さて、本日は「ひきこもり経験だって人を救う武器になる」というお話。

セミナーでもこのブログでも何度か取り上げていますが、私は超短期間(3か月くらい)ですがひきこもりでした。
※ちなみに厚労省の定義では、6か月以上社会とのかかわりがない人をひきこもりというそうです。
※いろいろな定義に当てはめると、広義のひきこもり人口は約70万人なんだとか…多っ!

高校1年生の時、入学から1か月半くらいで高校に行かなくなり、家の自室に引きこもる生活を送りました。
(詳細は割愛しますが、操体法でいうところの‟環境”が原因でした)

母親の「高校は出てくれ」という言葉で、とりあえず転学先の高校を見つけ卒業しましたが、その当時に使ったエネルギーはなかなかのものだったと今でも思います。
当時は世間は夏休みでも、自室でカーテンを閉め切って換気もせず薄暗い部屋でTVゲームばかりやっていました。
高校に入ったばかりでしたから中学の同級生もなかなか会えず、家族以外との社会的な交流というものはほとんどありませんでした。
転学してからもしばらくは人と関わるのが怖くて友達もすぐにはできず、ほとんど会話らしい会話をせずに1日終えることもありました。
(同級生がいい人たちばかりだったので徐々に打ち解けていきましたが)

今の私からは想像もつかないと言われそうですが、これは紛れもない事実です。

(今の私…輩じゃないですよ)

というような経験も治療家になった今では、‟環境”というものは人の肉体・心理に多大な影響を与えるのだ、ということを自身の経験からわかっているので、そういった視点をもって目の前の不調の原因をみていけるので役に立っているな、と思っています。
また、同じような境遇にいる本人、もしくは同じような境遇が身内にいる人が私の目の前に患者さんとしてきた時、私の経験談が「先生のお話にとても勇気付けられました」と言われることもあります。
これもまた、あの時苦しんだ甲斐があったのかも、とも思うわけです。

とは言っても、私は環境を変えることは強制はしませんし(というかできないし)、奨励もしません。
それは本人の意思が尊重されるべきところであるためです。
そのため、勇気を出して環境を変えて改善していった患者さんもいますし、環境を変えずとも心持ちが変わって(腹を括って?)改善していった患者さんもいます(もちろん、すべての方が改善していったわけでもありません。そこは反省点)。

ただ、環境を変える手筈も整い、本人もそうした方が良いと思っているのにも関わらず環境を変えなかったり、また環境を変えても自分を変える努力をしない人には割と厳しめの言葉をかけることはあります。
それとこれとは話が別なので…(この話は完全に余談でしたね)。

人の人生(経験)は十人十色であり、同じものはないのです。
私の経験は誰もが経験するものではないでしょう。
ただ、もしかしたら、あなたにとって普通と思っていた経験も、実は誰かにとっては勇気を与えるものなのかもしれません。
(私のひきこもり経験も考えてみれば当時の自分からすれば起こるべくして起きたことでしたのである意味では‟普通”でした)

人の健康や人生に関わる職業として、自身の経験を最大限に活かしていきましょう、というお話でした。

本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


セラピストスキルアップ実践会はセミナーを毎月開催!
セミナー情報は以下からチェック!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/pHJngS


セラピストスキルアップ実践会代表や認定講師のブログ更新情報はコチラから↓





☆宮森個人のLINE@はコチラ↓☆
友だち追加

セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

0 件のコメント:

コメントを投稿