2018-07-22

「施術を受けてから痛くなったんですけど…」と言われたら?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日もセミナーです。
セミナーが終わったら帰って明日は横浜へ。
明後日は新宿へ…ムダに忙しそうですが、すべて自分の都合です。
文句を言わずにしっかりやろうと思います。

さて、本日は「施術を受けてから痛くなったんですけど…」と言われたら?というお話。


一昨日記事にした「まだ痛いんですけど…」と同じく、「施術を受けてから痛くなった」と言われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このときにどう答えるかって結構大事だと私は感じています。
時より分かっているのかどうか知りませんが「好転反応だからそのうち落ち着きますよ」なんて言う治療家さんもいらっしゃるようですが、とある治療院でそういった説明を受けて、どうもおかしいと思って病院に行ったらその治療院で揉まれた部位が骨折していた、なんて患者さんを今、私は担当しています(それは随分と前の話だそうですが)。
何でもかんでも好転反応で片づけちゃいけませんし、実際は患者さんも納得はしません。
※好転反応に対する私の見解はコチラ⇒(クリックすると記事に飛びます)


まず、痛みの感じ方と痛みを感じ始めたタイミングは最低限しっかり確認すべきでしょう。
明らかな炎症所見があった場合、それは施術が原因でケガをしたのかもしれません(施術のスタイルと患者さんの状態にもよりますが)。
具体的には上記したような、揉まれた部位が骨折していた、というパターンです。
この場合は大人しく謝罪し、最悪捕まってください。


ただ、施術でアプローチした部位と違う部分に症状が出ていたり、時間的なラグがあった場合はいろいろ検討すべきです。
「○○さん、それでは痛みが出ている部位と痛みが出たタイミングを一緒に確認させていただいても良いですか?
痛みの部位や出方、痛みが出たタイミングによって、それが施術が原因なのか、ほかのところに原因があるのか検討しないと、本日の施術の方針も変わってきますので、ご協力をお願いします」
と、私は伝えるようにしておりますが、このようにすると大抵は話をしてくださいます。


痛みの出たタイミングが明らかだったり、何らかの動作時に出た場合は、その時の体の動かし方に問題がある場合があります。
その場合は動作を確認して、問題があれば(大抵の場合は問題がある)動作そのものを修正することで痛みが改善します。


タイムラグがあって今まで痛くなかった部位が痛くなった場合は、施術を通して体のバランスが変わって負担のかかる部位が移動した可能性があります。
これは治療家の観察眼のなさと生活指導が足りないため、そこは素直に謝って新しく提案をすべきでしょう。


いろいろ検討した結果、こちらに非があった場合には素直に謝罪すること。
こちらに非がなく、患者さんの日常生活に問題があった場合、修正案を提示すること。
とにかく、ちゃんとひとつひとつの可能性を検討するのが大切だと私は思います。
「好転反応」という言葉を免罪符のように使わないように気を付けてください。

本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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