2018-07-24

上肢に抵抗を加えるコツ

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

「本日は5年ぶりくらいに昔の仲間と会ってきます。
SNSがあるので久々な感覚はありませんが、いろいろお互い成長しているはず。
このピカメルが配信される頃にはへべれけかもしれません…」
と、夜でなくて朝にメルマガが配信することを忘れていて書いてしまいました。
まだまだシラフです。

さて、本日は「上肢に抵抗を加えるコツ」というお話。


先日開催されたセミナーで、上肢内外旋というテクニックをお伝えしました。
当会の方法では、前腕の遠位部から患者さんの内旋/外旋に対して抵抗を加えます。
見た目はシンプルなのですが、意外とこのテクニックが苦手な方がおおいようです。

1番おおいお悩みは「うまく止められない」というもの。
そういったお悩みを持つ方の操法を受けていて感じたことがあります。
それは“抵抗を加える部位が違う”ということ。

前腕のどの部位を持つのか、というところがまず重要であると私は思います。
ぜひ、お手持ちの解剖学所やアプリ、骨格標本を見て確認していただきたいと思います。

まず、前腕の遠位部の骨の形状を観察してみてください。

橈骨の辺縁は尖っていて、尺骨の辺縁は丸みがあります。 
そのため、ここで押さえてしまうと皮膚や筋膜をねじってしまって痛みがでます。 
操者も力んでしまってしっかり止められません。
実は、この部位を持ってしまっている方がおおいのです。

次に骨間膜に近い、骨の内側の方を見てみてください。
橈骨も尺骨も尖りや丸みが少なく、割と平坦な印象を受けると思います。
私はここに指をあて、抵抗を加えるようにしています。
平坦な部位に抵抗を加えることで接触面積が大きくなりますし、軟部組織が滑ったり潰したりすることが少なくなります。 

そのため、操者も弱い力で押さえることができるようになります。

実際の臨床では皮膚の上(もしくは服の上)から体を観察しないといけません。
その際、骨や筋肉が透けて見えるように解剖学のイメージを持つことが重要だと私は思います。

ぜひ、触れる部位の隅々までイメージできるように、解剖学と臨床をつなげるようにしてみてください。
私もまた発見がありましたら「宮森の説」としてお伝えしてきます。
本日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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