2019-03-09

【症例報告】Iポジションはどうやったら決まりやすくなるのか?<認定インストラクター すったけ>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日は症例検討というよりは操体法のテクニックの検討になります。
すったけによる「I positionはどうやったら決まりやすくなるのか?」です。

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【症例紹介】
30代男性、印刷業

◆主訴
「首の回旋がしにくい」
「回旋すると背中が引っ張られる」

◆経過
当院に通われて、1年が経つ。
現在はメンテナンスで通われている

◆施術
本来ならば動診やどの体勢で落ち着くのかなどから操法を決めるが、今回はIpositionでどうやったら決まりやすいのか?を自分なりに課題をもってやってみました。

◆試したこと
方法1.声がけを最低限にして行う。
これはI positionの形だけ、こんな感じでと伝えて「踏んできてー」「前かがみー」の声がけのみ。

方法2.インナーの収縮を見ながら、声がけ。
筋の収縮が肩まで届くまでを解説しながら、本人にも確認してもらい、そこから前かがみ。

上記1、2でどちらが良かったか、やり易かったか、安心したか、伸びる感じがしたか、を聞いて訂正をして再度行った。

◆結果
1よりは2が全体的には良かった(伸びる感じ、安心、自分の体の今どうなってるかが把握できるためとの事)。
しかし、2に関してもっと伸びれたのではないか(首まで来てないかも?)との事で修正をしていく。


◆修正法
膝の曲げる角度、お尻に収縮が入るところから肩まで収縮が入り、本人も感じながら、ここまでは良い感じであるという感想。

最後の前かがみの所に問題があると見て、二人で手を置く位置が自分の体から手前すぎるのではないかという結論になり、手を置きやすい位置にしてから再度I positionを行い、2人で気持ち良さを味わう。

◆結論
やはり、1人で悶々と考えてもわからないことだらけなので、患者さんに聞いて納得できる答えを探した方が良いと感じる。
施術の決まりがイマイチだったり、患者さんによって決まり具合がバラバラで迷っていたりするなら、聞けば答えが出る。
これは講師陣によく言われたりするものだが、実際に患者さんに聞いてやっている人達は少ないのではないか。
恥ずかしい、プライドが…と、いろいろとあるだろうが、私のようにひどく遠回りになるので、早めに気づくことが重要だと感じた。
マンネリしてては全てが止まったままになってしまう。
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今回は操体法のI positionをテーマにテクニックの考察をしていただきました。
今回の報告を読み、そもそも「施術に効果があること」が前提になっており、且つ、より効果を出すには「どうしたら良いか?」を考え、患者さんと共同作業で行っていった点が素晴らしいと思いました。
私は施術とは共同作業だと考えておりますので、こういった形でインストラクターが成長している姿が嬉しかったです。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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