2019-03-09

本当にコリをほぐして良くなるのか?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

昨日は改めて基礎を勉強する機会をいただきました。
また記事にしたいと思います。

さて、本日は「本当にコリをほぐして良くなるのか?」というお話。

コリってその実態がよく分かっていない人も多い中で、一般の方も使う言葉ですよね。
そういえば“肩こり”って日本人特有の概念だそうで、夏目漱石の造語という説もあるんだとかないんだとか。
英語では“stiff neck”“tight shoulders”“shoulder discomfort”“shoulder stiffness”などと言われるようです。
英語では硬さ(stiff)とか不快感(discomfort)と表現されているんですね。

実際には組織が伸長されて“硬く”なっている場合もありますし、その場合はそこの組織を徒手でグリグリやるとより悪化する可能性が高いわけですが、硬結があった場合にはコリのほぐしは有効なように思います。
これの背景にはいろいろ考えられますが、1つはテンセグリティ構造という概念があります。

元々は建築の用語なんですね、テンセグリティ構造。
こんな感じでつりあっている感じの構造をテンセグリティ構造というみたいです。
これをトーマス・マイヤーズがアナトミートレインの中で8つの経線を示したのが大ヒットしましたね。


例えば上肢の筋膜ラインとしてはこんなのがあるわけです。
時にアナトミートレインは理学療法士でもあるトーマス・マイヤーズの視点がおおく取り入れられてるように思います。
実際の筋膜のつながりはいくらでもあるでしょうから、これも参考まででいいんじゃないか…というのが私の生意気な見解です。

少々私見が入りましたが、こういったつながりは実際にはありますので、どこからしらで硬結が生じた場合にはその周辺の筋繊維-筋膜-皮下組織-皮膚がそこへ引き込まれることが起きることが推察されます。
そう考えますと、この硬結を解除することで引き込まれた組織のテンションも落ちますので、遠隔部位に良い影響を与えることも可能だと思います。

以前は私もバカで意地になってマッサージを目の敵のようにしていた時期もありましたが、普通に考えればコリをほぐすのって有効ですよね。
問題なのは、目の前の方にとって“ほぐす”という選択肢が正しいかどうかの判断がつけることができるかが問題なわけで…。
それはまた筋の生理学とかのお話ですので、またの機会に。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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