2019-03-17

膝関節をダイレクトに修正するための考え方

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

昨日はやけに治療の調子が良かったです。
思考と手が直接つながった感じです。
こういった臨床が楽しく感じるときって私にとっては珍しいので貴重な1日でした。

さて、本日は「膝関節をダイレクトに修正するための考え方」というお話。

私は膝関節の症状を膝関節だけで考えることはないのですが、局所のアプローチも大事ですよね。
昨日も変形性膝関節症と診断された方がいらっしゃいましたが、膝関節の調整で結果は出ました。
何となく「O脚矯正ってこんなことするのかなぁ」なんて思ったりもしました(出来る方はどんなものか受けてみたいのでご連絡ください)。

膝関節の修正についてですが、ブログで何度も取り上げている緩みの肢位を使います。
一応、復習のために緩みの肢位とは“関節の適合性が最も低く、関節周囲の組織や靭帯、関節包など全ての関節に影響する因子が緩んでいる状態になるポジション”のことです。
膝関節では屈曲25°がこれにあたります(私は90°くらいから修正することが多いですが)。
ちなみに反対の締まりの肢位は伸展+外旋位なので、このポジションで関節の操作は基本的にはしません。

ところでレントゲン写真を拾ってきましたが、こちらは裂隙がしっかりありますね。

変形性膝関節症に多いのは内側の裂隙が狭い・消失しているケースですね(内側型変形性膝関節症)。
そうした場合、内側の裂隙を広げ、外側の裂隙を狭めるように操作すると何となく良いような気がします。
また、先日も取り上げた回旋なんかも同時に修正すると、より良い感じがします。
と、これが見た目で観察した範囲ですぐに考えつくような修正法ですね。

実際、これで昨日の方はまっすぐ歩いて帰られたんですが、修正する際に気をつけていただきたいのが相手の感覚です。
操体法における骨操法というものがありますが、こういった見た目で修正していくとかえって痛みを感じる方もいます。
操体法では相手の感覚に注目しているので、関節を操作しながら感覚を確認し、より良い反応の出る方向に修正をしていくと良いと思老います。

ということで、本日はシンプルに構造を考えた場合と、操体法の概念をミックスした場合の注意点を書かせていただきました。
何かの参考にしていただければ幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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