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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
目的が定まると課題が見えます。
課題が見えるとできていないことがわかります。
できていないことがわかると工夫をしだします。
なんか最近の私、そんな感じです(何の話?)
さて、本日は「お前、ムカつくんだよ」というお話。
タイトルの言葉ですが、整形外科に勤めていた時に患者さんから言われた言葉です。
先日、ふとその患者さんのことを思い出して、この言葉も思い出しました。
なかなか懐かしい思い出です。
当時、私は整形外科に勤めながら、毎週末のように勉強会に出かけていました。
あるセミナー団体で「セラピストも体を整えるべきだ」という話を聞き、簡単なボディワークを始めて2年くらいが経った頃でした。
普段からの姿勢や歩き方も気をつけて、院内の廊下を歩く時もなるべく綺麗に見えるように歩いていました。
担当していない患者さんからも「先生、姿勢がきれいで羨ましいわぁ」なんて言われたりもしていました。
そんなある日の午後の診療前のこと。
午後の担当患者さんのカルテを持って、待合の廊下を通ってリハビリ室に向かっている時に、ある患者さんに「おい、お前」と声をかけられました。
ふと見ると、車イスに乗った男性が私を睨んでいました。
そして「お前、ムカつくな」と、冒頭の言葉をかけられたのです。
内心は(なんだこいつ…)と思ったものの、「そうですか、不快にさせてしまい、申し訳ありません」と言葉だけの謝罪をし、「私の何が不快だったのでしょうか?」と聞いてみました。
すると、その男性はこう続けました。
「足の自由がきかない俺の前でスタスタ歩くな!」
後々わかったのですが、その方は交通事故による頸椎レベルの脊髄損傷で首から下に麻痺がありました。
あまりに自分の体の急激な変化や、回復の遅さと限界に憤りを抱え、私がスタスタ歩いていた姿を見てイライラしたのだそうです。
(そんなことを言われてもなぁ…)と思いつつも、「そうですか、これからはあなた様の前では歩かないように気を付けます。それでよろしいですか?」とその場をおさめました。
ここで感じたことはいろいろあるのですが、物事って見方によってどうとでもなるんだなってことです。
私は自分自身を高めていきたかったですし、それをしていく中で得たものが患者さんに還元できると思っていました(今でもそうです)。
その中で、私の姿勢を見習ってくださる患者さんもいました。
しかし、この男性は自分の体にイライラして、それを私にぶつけたのです。
つくづく、人の価値判断ってその時の感情に支配されるんだなって思ったのです。
だって、私、この時は何も悪いことしてないし(笑)
感情を見つめることも大事ですが、それに振り回されちゃあいかんよな、と若い頃の私は学んだのです(出来ているかどうかは別として)
余談ですが、実はその日、その方は初診でそのあとすぐに運動療法の指示が出て、私が担当するのことになったのですが(笑)
よくよく話をすれば悪い人でなく、ここでは書けないようなド下ネタをコソコソ話しながら運動療法をしたのを覚えています。
『○○さんはスケベだから腰ふる運動の方がやりやすいでしょ』など言いながら重心移動の立位訓練をしていたなぁ…。
後に私が病院を辞める時には「先生に会えて良かったよ」と言ってくださった私の大事な患者さんでした。
(最後の握手は、麻痺があるにも関わらずに力強くて印象的でした)
そういえば今年から脊髄損傷患者への再生医療が始まりますね。
組織の再生がうまくいったとしても、機能の回復には病院や地域のリハビリテーション専門職はもちろんのこと、代替医療の立場にいる人たちの協力が必要なことでしょう。
きっといろいろなことが変わっていく世の中です。
私たちも進化しないといけませんね。
とりとめのない内容になりましたが、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。
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