2018-11-26

プロの流儀

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

ちょっとアトピーが悪化してきました。
やっぱり疲れや心理面の影響はあるみたいですね…。

さて、本日は「プロの流儀」というお話。

当会のセミナーには治療に関わる専門職以外にも、ときどき全く関係のない方もいらっしゃいます。
先日も臨床心理士の方がいらしていました。

そうなると、セミナーを進める上でちょっとした工夫が必要になります。
というのも、当会のセミナーでは座学で解剖学的な内容をお伝えしています。
しかし、解剖学的な知識がない方には、専門用語満載だと伝わらないセミナーになってしまいます。
極論、テクニックさえできてしまえば良いのかもしれませんが、つまらない座学を1時間近く聞くのは苦痛でしょう。
かと言って、専門職の方にとって基本的過ぎてつまらない内容ではそれはそれで良いセミナーではないと思います。

さて、どうしたものか…。

そこで私は本当の基礎の基礎から積み上げる方式にしました。
例えば、絵を描くこと。

(あ、間違えた)
(こいつ何描いてんのかわかんないな)
(これは伝わらない絵ですね、失格!)
(こちらが本当の絵です↓)

(ドヤ!)
まぁまぁの出来かと思いますが、矢状面から見た腰椎の絵ですね。
例えば、こういった絵を描きながら「この部位が椎間板といって、クッションの作用があります~」とか「腰椎の関節(椎間関節)は関節面が縦にあるので、回旋がでにくいんです。つまり腰の部分でひねってしまうと、すべり症というような骨折に発展してしまったりするんですよ~」など、絵と身振り手振りで知識とともに伝えていきます。

また、私たちの仕事の良いところは、体があればできるという点です。
例えば、「骨盤が後ろに倒れることを骨盤後傾と言いますが、そうすると背骨も曲がってきます。そうすると、肩が上がりにくくなります。つまり、肩を効率よく上げるには、骨盤も立てないといけませんし、背骨も伸ばさないといけません。逆に言えば、肩の上がらない原因が背骨や腰にある可能性もあるわけですね」ということも、説明とともにその場で体感できます。
実際にその場でやってみて、細かい理屈はさておき、「なるほど確かに」となればそこに目を向けるきっかけにはなります。

こんな感じでお伝えしたところ、臨床心理士の方からは「腰ってそんな風になってたんだ、腰でひねっちゃいけない理由もわかりました。解剖学って面白いですね!」というご感想をいただけました。
あと、意外とこういった基礎の解剖学と疾患を関連付けられると、専門職の方も「そうだよね」というような感じで聞いてくれています(私が前から見ている限りと感想文の結果では)。

これは受け売りですが…
「プロは難しいことを難しいまま理解するのは当たり前だ」
「しかし、人に説明する時に、難しいことを難しいまま説明するのはプロではない」
「難しいことを易しく伝えることができて初めてプロと呼べる」
私はとあるセミナーでこれを聞き、それ以来、患者さんへの説明やセミナーでの説明を見直すようになりました。
ついつい話し過ぎてしまうこともありますが、私はこれがプロの流儀だと思っています。
何かの参考にしていただけたらと思います。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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