2018-11-11

【症例報告】操法をする前に…<認定インストラクター すった家>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週日曜日の夜は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はすった家による症例報告。
「操法をする前に…」です。

(これは違うやつ)
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【症例紹介】
女性 28歳 事務職
・重いものを持つ時に腰が痛い
・デスクワーク時に腰が痛い


【評価】
動診にて前屈がやりにくい
他の動きは本人的には問題ない

重いものを持つ時の動作をしてもらったら、両足を揃えてそのまま前屈位で持ってたので、足を開いて膝を曲げて体重をかかと側に持ってきて~と修正したら、物を持つ時の腰の痛みはなくなりました。


【操法の選択】
うつ伏せにて施術。
足の内外旋、膝伸ばし、カエル足の3つのうち一番左右差があった足の内外旋を選択。

うつ伏せになって下さいというと、仰向けになる人だったので、うつ伏せの状態にて足をこっちからこっちに回してみましょう。
と何回か体で覚える練習をしてから行う。

右に回すのは良い、左に回すのは右腰の辺りが痛いとの事でした。
いざ、施術を行いました。

すると伸びる感じがお尻の辺りから上に来ません。
少し待ってもきません。

1度きって、もう1度。
またもきません。

なるほど。

お尻を触らせてもらいました。
痛いのと固いのが入り交じってました。

先に臀筋を緩めてから、もう一度トライ。
するとしっかり上まで、首も頭も届きました。


術後、前屈問題なく出来るようになってました。


【考察】
施術を行い、逆行性の収縮が上まで行かない場合は止まっている箇所に何かしら問題があるのではないかと疑うことにより(この場合は臀部)、その問題を取り除き、逆行性の収縮が通るようにすることで、施術の効果が出るという例だったと思います。
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まず、評価の段階で「動作時の痛みの原因」が「動作そのもの」にあったことを見抜いたことが素晴らしいですね。
体の使い方を変えるだけで症状が改善する方がおおいため、見習うこと点は多いでしょう。

また、操法を通している最中に「どこまでつながりを意識できるか?」「つながりが途切れるところには何があるのか?」を見極められたところが功を奏したと思います。
患者さんとのコミュニケーションが必須の部分でもありますので、とても参考になりましたね。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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