2018-11-04

あなたの仕事はなに?

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日は長野県に行ってきます。
半分仕事、半分遊びです。
そば食べてきます。

さて、本日は「あなたの仕事はなに?」というお話。

突然ですが、あなたのお仕事は何でしょうか?
理学療法士?
作業療法士?
柔道整復師?
鍼灸師? etc…
例えば、私は世間で言えば整体師ということになりますが、私が聞きたいのは持っている資格や名称のことではありません。
「あなたは何をする人間か?」ということです。

仕事柄、患者さんの願いや希望を聞き、それに沿っていろいろな提案・アドバイスをしていると思います。
願いや希望=ゴールに至るまでに道のりの中に、それを補助できるツールや手段として、治療技術や知識があれば、それを提供するのが私の仕事だと思っています。
ただ、患者さんも大してそんなこと考えてないで無理難題を言ってくることもあります。

「先生、私ね、歯が痛いのよ、治る?」
『○○さん、歯医者行きました?』
「言ったわよ、虫歯だって」
『じゃあ歯医者通ってください』
「先生痛み消すの得意でしょ?できないの?」
『虫歯は無理っす(笑)』

上記、ここ最近で「整体を分かってねぇなぁ、この人」と1番感じた会話です。
顎関節に関連する筋や頚部の筋、顎関節の歪みなどから歯や歯茎に痛みが出ることはあるようです。
私の臨床経験でも、虫歯がないのに歯の周辺にあった痛みが良くなった方が数例いらっしゃいます。
ただ、虫歯自体があるのなら、そこを良くするのが先決ですし、整体師の範疇ではないことは明らかです。

笑い話のようですが、実は同じような過ちを専門家がやっていることもあります。
患者さんに求められるがまま、自分の範囲外のことをやっている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
例えば、過去に歯・歯茎の痛みが取れた経験があるが故に、虫歯の可能性を考えないで治療を繰り返して、痛みが取れなくて苦しんでいる整体師…(本当にいるかわかりませんが)。
それって整体師の技術では、おそらく不可能ですし、ムダな悩みですよね。

ちょっと極端な例だったかもしれませんが、今一度、良くならない患者さんのことを思い返してみてください。
その方が良くならない原因はどこにあるのでしょうか?
評価(患者さんの状態の把握)が誤っているのか、治療技術が足りないのか、患者さんの協力が得られていないのか…

もしかしたら、そもそも自分の専門外の知識や技術が必要なのか?

私たちは専門家です。
専門家が専門家たるには、知識と技術を身に着けること。
そして「自分の守備範囲を把握すること」だと思います。
虫歯の例のように、自分の仕事の守備範囲を超えたことはできないのです。


今一度、自分の守備範囲を見直してみてください。
それを患者さんに伝えて専門機関を紹介することは見捨てることでも何でもありません。
自分にできないことを誰かにやってもらうのは、患者さんのためになります。
徒らに長引かせるようなことはしないでくださいね。
お互いのためにも…。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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