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【12月腰痛セミナー】
これがセラピストスキルアップ実践会
操体法の最後のセミナーになります…
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週日曜日の夜は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。
さて、本日はすった家による症例報告。
「左背部痛に対してのアプローチ」です。
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【現病歴】
中腰の姿勢で物を持ち上げようとした際に受傷
【評価】
立ちあがり、起き上がりなど動作の開始時に痛みを感じる
坐位での動診にて左右の回旋時痛、可動域制限あり
視診にて左肩の極端な挙上が見られる
【治療】
強い痛みと体位変換の際に痛みが聞かれるため、坐位にて極端な挙上が見られる左上肢の圧痛(水掻き、鎖骨下)から行う。
再度動診を行った際、回旋の可動域は向上していたが、下半身への連動の悪さを感じた為、下腿内側の圧痛を行う。
さらに回旋の可動域の向上と下半身への連動のスムーズさが現れる。
最後に極端な左右差が現れていた肩の高さに対して肩の上げ下げを行う。
【結果と考察】
動作開始時痛の痛みは軽減され、回旋の可動域制限も大部分改善される。
今回の治療である程度の症状の改善は見られたが、前回も同じような所を痛めた経験があり、再発を防止していくためにも局所に捕らわれず全身の歪みを整えていくことと、患者さん自身の体が今どうなっているのか情報をしっかりと共有していかなければ行けないと考えます。
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視診と触診、動診(動作観察)の結果から、治療部位を見極めていった症例報告でした。
評価も漫然とするのではなく、しっかりと目的を持っていたからこそできたことですね。
受傷機転は明らかなケースですが、繰り返している経験があるために動作の確認や日々の姿勢や動作を確認していくと、「なぜ左背部に痛みが出るのか?」を考えられるようになると、またアプローチの幅が広がりそうですね。
また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地
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