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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
昨日は夕方に大阪に着いたのですが、とくに予定もなくホテルにそのままチェックイン。
空いているお風呂とサウナに入り、本を読み、仕事をしたら22時前には寝ていました。
そのせいかいつもより早くに起きてしまい、こんな時間にブログを更新しています。
セミナー中に寝ないように気を付けます(笑)
さて、本日は「何が知りたいですか?」というお話。
(もう本当にこれに尽きます)
「膝の痛みの治し方を教えてください」
こんなことを患者さんに言われました。
「治してください」ではなくて「治し方を教えてください」という点で意識が高いなぁ、とも感じられますが何よりもこの方の意志がしっかり伝わってきてとても私も楽でした。
これはいろんな言葉で何度も記事を書いていますが、患者さんが何を求めているのか?を聞き出すのは現代の治療家にはとても大事で求められていることだと思います。
患者さんによっては「すべてお任せ。とにかく治して」な方もいますし、「できれば自主トレで何とかしていきたい」という方もいます。
「ウチはこういう方針なので…」とある程度の予防線というか決まり事を持つことは大事ですが、基本的には求められたものを提供するのが仕事なわけです。
私はよく
「何か私にできることはありますか?」
「何か知りたいことはありますか?」
「何か他にチャレンジしたいことはありますか?」
といった質問をします。
そうすると、患者さんの主訴とは別の悩みだったり、それに向けてどう動いていきたいかだったりを知ることができます。
実は冒頭の患者さん、もともとは五十肩の患者さんでした。
だいぶ五十肩が良くなってきたので、「他に何か知りたいことなどありますか?」と聞いてみた結果、「膝の痛みの治し方を教えてください」という答えが返ってきたのです。
この質問をしなければ、私はこの方が膝が痛いのを知ることもありませんでしたし(それもそれで問題ですが…)、この方は膝の痛みを抱えたまま残りの人生を生きていったかもしれません。
常に患者さんに質問をすることで、その人にとって必要なことがわかります。
その中で新しいアイデアも生まれるかもしれません。
ちなみに私個人でやっているLINE@でも、登録していただいた方には同じような質問をします。
考えたり、自分の思考を整理したりする上でありがたい質問をしてくる方もいらっしゃれば、中には訳の分からない・挨拶もない・常識もない方から質問をしてくる方もいらっしゃいます(すこし辛辣にしてみました)。
ただ、人になにかを質問すると、そこから大抵は何かが生まれるます。
何かの参考にしていただければと思います。
本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。
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