2018-08-11

「なかなか良くなりませんね…」の真実

---【PR】---
【9月:内臓セミナー】
現代人の内臓は疲労困憊!
それを救うのはあなたです ↓
http://bit.ly/2KbEXpo
-----------

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日は山の日なんですね。
お盆が13日からなので、世間的にも本日からお休みのところが多いのでしょうか。
予約もまちまちですが入っているので、私は仕事をしております…。

さて、本日は「なかなか良くなりませんね…」の真実というお話。

継続しながら通院してくれているものの「なかなか良くなりませんね」なんて言う患者さんはいらっしゃいませんか?
私の院にも腰痛を30年以上悩まされている方がいます。
この方は口癖のように「先生、やっぱ30年物の腰痛はなかなか良くならないものですねぇ」とおっしゃいます。

この方は整形外科的にも内科的にもいくつも疾患を患っていて、操体法の病気のプロセスで言えば器質破壊まで至っています。
だから、という訳ではありませんが、改善までにも時間がかかりそうだ、と言うことも当初からお伝えしていまいたが、毎回のように「なかなか良くなりませんね」とおっしゃいます。
ただ、お話を聞いたり、触診したりした感覚として、お体の状態は良くなっているように感じました。
そこで、まず現状を整理しようと質問をしてみました。

「〇〇さん、うちに通院し始めた頃の腰痛を10点だとしたら、今は何点くらいですか?」
「え、そんなの先生、1点以下ですよ」
「…ん?1点以下なんですか?」
「いやぁ、雲泥の差ですよ。ははは(笑)」
「よ…良くなってますよね…?」
「お陰様でねぇ、良くなってます。ありがたい限りで!」

この段階でめっちゃ良くなってるし自覚してるやんけ!と思いつつも、じゃあこの方は何故毎回「なかなか良くならない」と言うのだろう?と疑問に思いました。

「〇〇さん、毎回『なかなか良くならない』っておっしゃいますけど、今後はどんな変化があったら『良くなった』って感じることができますか?」
「いやいや先生、もうかなり良くなってるのは自覚しているんですよ。ただ、欲が出てきちゃってね、まだまだ良くしたいし通いたいんですよ。とは言え、日常生活じゃ特に困っちゃいないし、特別どんな風になりたいかってこともないんですが…通い続けちゃダメですかね?」

何ともまぁ嬉しいお言葉が返ってきたわけです。
私の方でもやれることはまだまだあるため、通院に関してはもちろん大丈夫だということをお伝えして次回の予約を取っていかれました。

このように「なかなか良くならない」という言葉の裏には「まだまだ通いたいから」という理由もあったりします。
治療家さんはやさしい方がおおいので「結果を出せていないのか…」と落ち込んでしまう方もいらっしゃるようです。
なので、最初と比べて痛みや日常生活に変化があるかどうか、当初に設定したゴールは達成できているのか・近づいているのか、ゴールに変更はないのか、などを適宜確認することが必要だと思います。

ただ、もちろん中には「当初から痛みも日常生活の不便も変わっていなくてなかなか良くならない」という方もいらっしゃいます。
むしろこのタイプの方が実際はおおいでしょうか、治療家も知識と技術の蓄積を怠ってはいけませんね。

本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


セラピストスキルアップ実践会はセミナーを毎月開催!
セミナー情報は以下からチェック!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/pHJngS


セラピストスキルアップ実践会代表や認定講師のブログ更新情報はコチラから↓





☆宮森個人のLINE@はコチラ↓☆
友だち追加

セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

0 件のコメント:

コメントを投稿