2018-08-18

寝たきり患者さんの便秘解消に挑戦した話

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

年に1回くらいすごく悲しい夢を見て号泣して起きます。
今朝がそうだったのですが、毎回夢の内容を覚えてないんですよね。
朝からめっちゃ疲れるのですが、本日はスクールなのでがんばっていきます。

さて、本日は「寝たきり患者さんの便秘解消に挑戦した話」です。

「先生、うちの母の施術をお願いしたいんです」

すべてはその一言から始まりました。
断る理由もないので「良いですよ、いつにしますか?」と答えました。
「寝たきりなので、家まできていただけますか?」
「え、寝たきりなんですか?」
「はい、しかもほぼ寝ててコミュニケーションは取れないんですが…」
「はぁ…」

すこし話をうかがってみると…
・寝たきりになってもう8年くらい
・ほとんど寝ていることが多くて、認知症も進んでいて起きていてもコミュニケーションは取れない
・食事もほぼゼリー状のものを食べるだけ
とのこと。

(え、これで何をしたらいいのだろう?)と思っていたら「母が便秘なので、なんとかしてほしいんです」とのこと。
(そもそも食ってないのにうんこ出るのか?)という疑問はあるものの「とにかく1度診てほしいんです」とのこと。
(これも経験かな)ということで1度行ってみることにしました。

ちなみに通常の大便は、水分が80%(下痢は90%以上、カチカチの硬便は70%以下)、その他に食べカスや腸粘膜や腸内細菌が含まれています。

(思ったより水分が多いんですね!)

施術当日、寝たきりで爆睡中の患者さんのお母さんに「お願いしますね」とご挨拶(返事はもちろんなし)。
腹部の触診から始めましたが、良くも悪くもハリはありません。
ただ、内臓を触っているとしっかり動いている感覚はありました。

内臓平滑筋が収縮する機序としては
1.自律神経の興奮
2.ホルモンなどの化学物質
3.機械的な伸長刺激
があります。
寝たきり患者さんの自律神経や内分泌系の機能がどうなっているのかは私はよく分かりませんが、機械的な伸長刺激ならば外部からでも入れることは可能ですよね。

翌日、患者さんより「先生すごいです!食べてないから固形物は少ないですけど、それでも出ました!」とご連絡をいただけました。
これまでは便秘薬などを食事に混ぜて飲ませていたそうなのですが、何も飲まずに出たのは数年ぶりだったそうです。
果たしてこれがどのような結論に至るのかは正直わかりかねますが、身体機能が著しく低下した症例にでも私たちができることがあるのだとわかりましたし、人の体はなかなかに可能性に満ちているな、と感じられる経験でした。
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本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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