2018-10-07

【症例報告】思い込み<認定インストラクター すったけ>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

毎週日曜日の夜は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はすったけさんによる症例報告。
タイトルは「思い込み」です。

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【症例紹介】
82歳 女性

【症状】
左肩のコリ

【病歴】
ペースメーカーを入れている。
ペースメーカーを入れてから肩こりが起こるようになった。
他の症状はなし。

【評価】
動診問題なし。
肩の上がりも左右差なし。
触診するも筋肉の固さや左右差はなし。
しかし、ここら辺が凝ってると御自身では感じている場所がある(僧帽筋の上部辺り)

【治療前の考察】
まず考えたのはペースメーカーを入れてからという点。
手術痕により皮膚が引っ張っているのではないかと考えた。
次に、ペースメーカーがあるため鎖骨下の圧痛などは危険であると判断。

【治療】
<初回>
まずは皮膚操法を行い、手術痕に動きを出す。
気持ち良さが感じられる。暖かい感じもある。
「感覚的にどうか?」
と訪ねると『さっきより楽になった』と。

次に骨操法で肩関節に圧をかける。
これまた気持ちよい。
コリの感じはなくなった。

初診はこれにて終了。

<2回目>
先日から3日後だがどうか?
コリが戻ったとの事。
いつから戻ったか?
翌日との事。

再度、問診、触診、動診するも問題になりそうな所はない。

再度、皮膚と骨で前回と同じ事をしてみる。
コリはなくなる。

<3回目>
コリはどうか?
やっぱり戻っているとの事。
さすがに今日結果出さないと…とドキドキ
どこかにヒントはないかと再度触診する。

左手の水かきに圧痛がある…
しこりになっている…
これをホジホジして緩めていくとどうなるかしら?

やってみたら、肩こりは消失。
セルフメンテナンスを教えて終了。

【反省点】
感覚が良い人であったため、自分の頭の中で圧痛は選択肢から外していた。
どれだけ弱い力でやれるかみたいに頭の中でこだわってしまった結果として、圧痛ポイントを見逃していた。
思い込みはよろしくないと反省しました。
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当会のセミナーでもお伝えしている感覚レベル。
あれは1つの概念であり、大事なのはその人(の体)が何を求めているか?だと私は考えます。
反応をみながら治療を進めていくことが大切だということが学べる症例報告でした。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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