2019-02-06

【宮森の自主トレ紹介】ほんのわずかな違いを自分で感じられるかどうか

---【PR】-----------------------
【大阪スクール開校!】
宮森大地のすべてを伝える
大阪スクールの開校が決定しました
http://bit.ly/2qZiQLw
------------------------------

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

昨日は岩手からスクール生さんが整体院にきてくれました。
仲間が頑張っている姿をみると気合いが入りますね。

さて、本日は「ほんのわずかな違いを自分で感じられるかどうか」というお話。

(サイゼリヤの間違い探しは激ムズ…というお話ではありません)
患者さんにしても治療家にしても“感覚の違い”というものをよく感じます。
同じような刺激でも気持ち良さを感じる人もいれば、痛みを感じる人もいます。
中には、刺激を受けてもよく分からない人もいます。
それは過去の経験からの刺激に対する記憶と学習、刺激を入れる人と受ける人の人間関係、声かけによる注意の向け方、その時の体調、心理状態、覚醒状態などが関与することが考えられます。

とくに操体法のような患者さんの感覚にフォーカスするような施術をする際、患者さんの体感がとても重要になってきます。
しかし、何をやってもよく分からない方もいらっしゃるので、その場合は治療家の指先の感覚というものも重要になってきます。
ということで、治療家自身はやはり敏感(この定義も曖昧ですが)になっていた方が良いと思います。
ここで私が普段やっている自主トレをご紹介したいと思いますので、まずはあお向けに寝てみてください。

屍のポーズと呼ばれるものですが、とにかく脱力します。
上手く力が抜けない人は写真のようにクッションを入れるなり、少し体をストレッチさせるなりした後にやってみてください。
脱力をしたら、さらに1分間くらい深呼吸をして、呼吸を数えながら心も落ち着かせていきます。
(この時、どこに力が入っているかなどを感じるだけでも十分に意味があります)

【ステップ1】
片方のつま先をゆ~~~~くり反らしていきます。
その時、反らそうとしたと同時に同側の大腿四頭筋に力が入ること、その後体の前面に力が入っていくことを感じます。
私の感覚では少なくとも同側の胸鎖乳突筋まで張力を感じられます。

【ステップ2】
次は指先をゆ~~~~くりと握っていきます。
その時、前腕の筋や上腕二頭筋、大胸筋などが順々に力が入り、これもやはり主に同側の体前面に力が入っていくこを感じます。
組織の滑走があるからか、反対側の組織が引っ張られる感覚もあります。

【ステップ3】
両側の耳を指で挟んで外側にゆ~~~~くりと引っぱります。
側頭骨が引き伸ばされ、頭蓋骨が少し緩んでくると頭蓋-脊髄硬膜が牽引され、硬膜管のある第2仙椎あたりまで張力を感じます。
また、同時に外耳も伸ばされるため、中耳~咽頭~食道~胃…と内臓の引き伸ばされる感覚を感じます。
※以上はすべて私の感覚です。

と、このように自分の体を通してどんな動き・どのような刺激がどのような変化を体にもたらすのかを感じられると患者さんのほんのわずかな変化も感じやすくなります。
また、患者さんの変化を感じやすくなるとより自信を持って施術を行うことができるようになると思います。
こういった自分の感覚を確かめる方法は簡単ですが(寝る前に5分間やるとか)、簡単が故に忘れがちで、継続できない方が多いと思いますが、継続できた人にしか分からない世界があることも事実です。

何かの参考にしていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

◆認定インストラクターによる症例報告は以下からチェック!!(毎週土曜更新)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://bit.ly/2OXOGDb

◆セラピストスキルアップ実践会のブログ更新情報はコチラから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




◆こっそりやっている…宮森個人のLINE@はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
友だち追加

セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

0 件のコメント:

コメントを投稿