2019-02-27

質問の情報量が少なすぎる場合は知識のなさを露呈している

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

最近、自分と言う人間はどうも頭が悪いんじゃないかと感じています。
人との距離の取り方が苦手ですし、言葉の裏を読むのが苦手です。
こういうところが生きにくさを生んでいるんだろうな、と思いました(直す気はない)。

そんな私が本日お送りするのは「質問の情報量が少なすぎる場合は知識のなさを露呈している」というお話。

(この図は分かりやすい!)
昨日、参加したヨガのクラス終わりに「大地先生、背中が痛いんですけど…」と一緒に参加していた生徒さんに聞かれました。
ヨガをやって多少の解剖学を知っているとはいえ、まだまだ素人さんの域を出ないわけですから、この質問の情報量の少なさは仕方ありませんね。
絶対ではないですが「いつ(から)どこが・どうすると・どれくらい・どんな風に」痛いのか、などを確認すると思います。
その情報を基に痛みの原因を考えたり、それに加えて視診や触診を組み合わせて評価し、治療を展開していくと思います。
昨日はその場であやしいところを見つけ、セルフケアをお伝えして来週お話を聞かせてもらうことにしました。

と、素人さん相手ならばこうやっていけば良いのですが、プロが同じレベルの質問をしてはちょっとマズいと思うのです。
例えば…「〇〇(疾患名)に対して良いアプローチはありませんか?」という質問です。
これ、疾患名に専門用語を使っているだけで、昨日のヨガの生徒さんと質問の質は変わらないんです。

(どれくらい変わらないかと言ったらこれくらい変わらないです)
私も若い時には症状別・疾患別の勉強をしてきました。
もちろん、症状別・疾患別の特徴を知っておくことは、その疾患の原因や対処を知ることにもなるので重要です。
しかし、そうすると“目の前の方を観る”という視点が抜けがちになります。
つまり、〇〇(疾患名)の方に画一的なアプローチをする、ということになります。
繰り返しになりますが、症状別・疾患別に特徴はありますので、ベースを持っていることは大事ではあると思います。

とは言え、例えば「動けないくらいの腰痛の方がきたんですが、どうすれば良いんでしょうか」という質問は危険と言うことはお分かりいただけますでしょうか。
それが単純なぎっくり腰などであれば良いですが、骨折や尿管結石、大動脈解離などであれば私たちも、そして何よりご本人の命の危険があります(この件について私はお伝えしました)。
こういった私たちが手を出して良いのかどうかの判断ができるだけの知識は最低限持っておかないといけません。
その上で、目の前の状態を評価してアプローチして考察していくことが重要であると思います。
でないと、自分が何を知らなくて何ができなくて次にどうしたら良いのかがわからないままなので。

と、専門家と素人さんと同じようなご質問をいただいたので記事にさせていただきました。
何かの参考にしていただけたら幸いです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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