2019-02-21

股関節のアライメントは個人個人で修正をするべきか

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

最近、涙もろくなったなぁと感じます。
年を重ねるとそうなると言いますが、やはりそうなのでしょうか。
乾燥と花粉症で出やすくなっている感じではないと思います。

さて、本日は「股関節のアライメントは個人個人で修正をするべきか」というお話。

何度も取り上げている股関節の主に大腿骨前捻角の個人差、個人の中の左右差についてです。
今回、使用している画像では分かりにくいですが、股関節において受け皿である骨盤側の臼蓋は前方と後方では前方が骨性支持が少なくなっています。
こういったことから、関節包・靭帯・筋などの結合組織・軟部組織で構造的に補強されており、さらに骨盤や下肢のアライメントを変化させて機能的な支持を得ることができます。

前方に注目すると、意識して使えるものは筋ですので腸腰筋が前方支持に貢献していると考えられます。

ここで前捻角が強い状態、いわゆる過前捻で機能的な代償ができないと前方の骨性支持は正常な股関節よりも圧倒的に少なくなります。
私の臨床経験においては、この前捻角は個人差があり、正常の12~15°である人もいますが、かなりの割合で左右差がある場合と左右差がなくても正常範囲から逸脱している方が多いと感じています。

過前捻の場合、機能的な代償を考えると1.骨盤の前傾、2.大腿骨の内旋が挙げられます。
骨盤の前傾はまだ性差はそこまで見られない気もしますが、大腿骨の内旋に関しては性差が認められる気がします。
おそらくは文化的な価値観だと思いますが、大腿骨の内旋はいわゆる内股状態なので、男性はそれを気にして意識的に外旋位(いわゆるガニ股)にしている方も見受けられます。
この場合、ただでさえ不足している股関節の前方支持を低下させてしまうことにつながり、腸腰筋をはじめとした前方支持組織に負担をかけることにつながってしまいます。

この対策としては、こういった事実を伝えて、患者さんご本人がアライメント修正に努めることも必要かと思います。
ただ、姿勢や動作はTPOに合わせて変化させる必要もあるため、どうしても困難な場合は前方支持組織の機能向上とセルフケア法を伝えることも必要だと思います。
もちろん、可動域の大きい股関節のアライメントが変われば、全身にかなりの影響を及ぼすので、全身の状態を確認した上での指導になると思います。

先日もヨガで鳩のポーズをやりましたが…

こういった股関節の回旋を強く行うポーズでは骨格からの影響がかなり出て、一緒に受けていた人がいろんな姿勢をとっていました。
体の探求にもつながりますので、お試しください(無理して怪我されても責任は持ちません)。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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