2019-02-23

【症例報告】左足関節捻挫と右仙腸関節痛の症例<認定インストラクター こもれび>

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週土曜日は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。

さて、本日はこもれびによる症例報告。
「左足関節捻挫と右仙腸関節痛の症例」です。

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【症例紹介】
50代女性、専業主婦

◆主訴
昨年末に左足を捻挫する。
それ以来、足首に違和感と体の歪みを気にするようになる。

【評価】
問診中に足首の痛みはなく違和感のみと言っていたが、
・左足外果周囲に腫れと圧痛+
・左踵骨が内反気味
→自然と小趾側に荷重気味
・趣味のyogaをやっている際にあぐらの姿勢やフォームをとると左足首に痛み
・座位時に左内転筋につっぱり感が強く股関節外旋動作が苦手(右のIポジションは可能、左のIポジションはやり辛さと体重移動ができていない)
・右仙腸関節に圧痛

【治療】
1.左Iポジションが苦手な為、右Iポジションを選択(左足踵骨を外に押し出す声かけ→右臀部に体重移動を促しながら膝蓋骨を内側へ→大腿部を内側へ→股関節を内旋→上半身を前屈)
→この方は気持ち良さを味わえたので気持ち良さがなくなるまでやっていただく

2.今のパターンを見て続けてさらに不安定さを出し再度Iポジションを施行
→左股関節外旋、左臀部への体重移動もすんなり出来るようになる!

3.右仙腸関節の圧痛もあったため、ズレの修正の為に左足のIポジションを試行
→仙腸関節と右股関節内旋を意識させ圧痛をとる

4.最終的には左足踵骨の内反気味も修正した方が良いと考え、内果の周囲の剥がしをいれ、テーピングで癖付け、インソールにワンポイントクッションを入れ足裏全体で接地出来るようにアドバイス。

【考察】
捻挫以前から左股関節外旋動作はしにくかったとの事で、どうしても左股関節内旋位での横座りを普段からしていた影響で右仙腸関節に圧や荷重がかかった為、各パーツで悪さしていたのかなと推測。
そこで、まず股関節の内外旋の動きを出し普段から癖として行われている動作を聞き出せた結果、仙腸関節の調整にも行き着き症状の変化に辿り着いたのではないかと思います。

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臨床において痛みを複数の部位に持っている方は多くいらっしゃいます。
この方の場合は捻挫を機に右仙腸関節への負担が増加したものと考えられます。
また、この方の場合は左股関節内旋の横座りの体癖がありますが、この体癖の原因まで追究できると、より長期的なセルフケアを考案できるのかなと私は思いました。

また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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