2019-02-14

動かせる体であることの重要性

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日はバレ…なんとかの日だそうですが、世間的にはどうなのでしょう。
お客さんにもらうまで忘れておりました。
年を重ねるとこんな風になって時の経過を早く感じるようになるのでしょうか。

さて、本日は「動かせる体であることの重要性」というお話。

(エロ目的ではなく、この写真も後々つながってきます)
体を動かしていくと自分の可能性が広がっていることを感じます。
ところで『動く体』『動かせる体』は少々違います。
ここでの動く体とは、可動性がある状態と捉えてください。
それに自分の意思でコントロールできることで動かせる体になると捉えてください。

これは臨床において感じることでもあると思いますが、例えば患者さんの各関節の可動域は十分にあっても、それを実際の問題の動作で使えないことがあると思います。
この場合、構造的には整っているのかもしれませんが、機能的ではないということになります。
※良い機能は良い構造の上に成り立っていますので、構造を整える重要性はあります。

本日は昨日も記事にした脊柱について触れていきたいと思います。

お馴染みの生理的弯曲(頸椎前弯・胸椎後弯・腰椎前弯・仙尾骨後弯)があります。
ところで、この生理的弯曲(とくに腰椎の前弯)は人間にしかないそうです。
進化論ベースでお話をするならば、四足歩行→二手二足歩行→二足歩行に進化する過程で、重心を前方に持っていくために腰椎前弯ができたとされています(猿回しの猿には徐々に腰椎前弯ができてくるという話もあります)。
ヨガではこの生理的弯曲を重要視しているのは、エネルギー的な意味合いもありますが、構造的にも理に適っているとは言えます。

しかし、スポーツによっては是が非でもこの生理的弯曲が必要かといったら疑問が残ります。
例えば…自転車競技↓

実際には自転車のセッティングにもよるらしいのですが、こういったドロップハンドルを使用する際には、基本的にはかなり脊柱の後弯を強調していることがわかります。
ペダルとハンドルを持っていること、地に足が着いていない差はありますが、これは四足歩行動物の姿勢に近いと思います(頸椎を伸展して前を向いている点も同様かと思います)。

ただ、この姿勢で胸椎・腰椎の後弯を強調して肩甲骨を外転位に持ってきすぎてしまうと、胸郭の動きを制限して呼吸が苦しくなるデメリットが生じます。
そこで考えると、この姿勢では上腕を外側に絞り(肩関節外旋)、肩甲骨をある程度内転させておくことが重要だと考えられます。
これは、本来は自然に生じるであろう運動連鎖からは外れた運きになります。
このためには、脊柱-肩甲骨-上腕の分離と連結のコントロールができないといけません。
また、その一環として肩甲骨を分離したり、連結したりして動かせる立甲もできると良いのかもしれません。

(立甲と私)
つまり、どちらにしても動かせる体である必要性があるわけです。

私の院のお客さんで、自転車に乗っている方がいたのでいろいろ読んで考えてみました。
もちろん、地に足をつけて歩く上では生理的弯曲は必要なのですが、競技特性に合った構造と機能の獲得は必要だと思います。
動く体と動かせる体、どちらも獲得できるようにサポートできる治療家でありたいですね。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

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