2019-02-07

中殿筋の機能不全をどうにかしようとしたらこれになりました

---【PR】-----------------------
【大阪スクール開校!】
宮森大地のすべてを伝える
大阪スクールの開校が決定しました
http://bit.ly/2qZiQLw
------------------------------

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

昨日とはうって変わって暖かい1日になりそうです。
そして週末は寒いんだとか…。
三寒四温よりもダメージきそうですね…。

さて、本日は「中殿筋の機能低下をどうにかしようとしたらこれになりました」というお話。

中殿筋の筋力低下・機能不全と言えば、このTrendelenburg歩行が思い浮かぶと思います。
歩行の立脚期や片足立ちの際に顕著になりますが、骨盤が反対側に下制するのが特徴です。
実際には、中殿筋の筋力低下・機能不全以外の原因でも生じ得ますが、1つの可能性として考えられます。
※あと、今回使用した図は正常の方もややツッコミどころがあります…。


実際に筋力検査をして中殿筋に筋力低下があった場合はこういったトレーニングを指導している方・した方もいらっしゃると思います。

(やけにセクシーなお姉さんですね…)
これで確かに中殿筋は強化されますが、個人的な経験ではこれでTrendelenburg歩行が改善した方は2名くらいでした(しかもその2名も本当に中殿筋強化が功を奏したかは疑問)。
今回、最初に使用した正常な図では中殿筋が求心性収縮をしていますが、書籍によっては遠心性収縮をして骨盤はやや下制すると書かれている者もいます。
そもそも、歩行時のアライメントの崩れを改善していくのであれば、こういったOKC(四肢の末梢を空間上で動かす)トレーニングよりはCKC(四肢の末梢を床などで固定する)トレーニングの方が効果的であるように思います。


と、なれば例えばこういったもの↓

(横で応援されたら私もがんばれます ※女性限定)
これ実際にやってみると分かりますが、アライメントをしっかり作って中殿筋や腹斜筋などをしっかりと使えないとかなり上肢がきついです。
なので、全身を協調的に使うトレーニングになりますが、患者さんの状態に合わせて提案しないといけません。


で、私が最終的にご提案したのはこれでした。

(木のポーズですね)
実際には上げている方の足の位置はふくらはぎくらいにしますが、これをやると骨盤の外側変位や足裏の荷重が小指側に逃げるのが分かりやすく、患者さんも自分のバランスの悪さを感じられるようです。
この時にしっかりと中殿筋と内転筋群の協調的な収縮を促すことができるとTrendelenburg歩行が面白いように改善する方も多いです。
※実際に著しい筋力低下などがあると難しいと思われます。


実際に問題となっている運動・動作に近い状態でトレーニングをすると改善が認められやすいです。
何かの参考にしていただけたら幸いです。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また明日。

◆認定インストラクターによる症例報告は以下からチェック!!(毎週土曜更新)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://bit.ly/2OXOGDb

◆セラピストスキルアップ実践会のブログ更新情報はコチラから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




◆こっそりやっている…宮森個人のLINE@はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
友だち追加

セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

0 件のコメント:

コメントを投稿