2018-12-29

生理痛?をその場で改善できたお話

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

よく考えたら解剖学の本ってすごいですよね。
男性も女性も裸で載っていますよね(昨日、骨盤や会陰の部分を読んでました)。
エロさを感じないのは学問にしているからでしょうか。

さて、本日は「生理痛?をその場で改善できたお話」です。

女性の患者さんを対応していく中で8割くらい(それ以上?)の確率で聞くのが「生理がつらい」というもの。
先日も生理に伴って腹部の痛みを訴える方がいらっしゃいました。

一般的には生理痛は骨盤のゆがみ、骨盤の開閉がうまくいかない、子宮を収縮させるプロスタグランジンの過剰分泌、冷えによる影響などが原因とされています。
実際、骨盤の動き(脊柱や頭蓋も)を良くしていったり、血流を良くしていくことで改善していくことも多く経験します。
ただ、今回の患者さんはどうやらそのどれでもないような感じでした。

「どうも子宮の収縮に伴う痛みとも、骨盤の歪みとも違うような感じがする」とのことでした。
男性の私には子宮の収縮による痛みはわかりませんが、ご本人が言うならばそうなのでしょう。
触ってみると、骨盤が前開きになっている感じがしました。
カイロプラクティックで言うアウトフレア(下図の右側)の状態です。

これは文献などで確認したわけではありませんので、以下は私の予想になります。
1.両側の骨盤(寛骨)がアウトフレアになると、付着している腹横筋や内腹斜筋は引き伸ばされる。
2.腹横筋や内腹斜筋は引き伸ばされると内臓を支える力が不足し、子宮の圧迫が強まる。
3.下垂した内臓がより腹横筋や内腹斜筋を引き伸ばす。
4.月経血の排泄や排尿・排便時に腹横筋や内腹斜筋はすでに伸長位にあるため、より強い収縮が要求される。
5.子宮の収縮に加え、これら腹筋群の過収縮に伴う痛みが発生する。

というあくまで私の予想ですが、アウトフレアを惹起していた殿部の筋を緩め、下肢のアライメントを整えて、アウトフレアからインフレア方向への可動性を高め、腹筋群の緊張を緩めていったところ、この方の症状は8割方改善しました(翌日に個別LINEをしたら「すっかり良くなりました!」というご報告を聞けました)。

いろいろな体の見方ができると思いますが、実際に触れて「今、目の前の方はどうなっているのか?」という点を把握し、その中で症状の原因を予想・評価しながらアプローチできると、対応の幅も広がるかもしれません。
私も早速、女性の骨盤についての書籍をまた読んでみようと思います(何かオススメの書籍がある方は教えてください)。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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