2018-12-19

膝内側の痛みについて

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

「大地ってだいぶ大人に見えるね、35くらいかと思った」
と、昨日ヨガの先生に言われました。
間もなく31歳、いつになったら年齢が見た目が追い付くのか…。

さて、本日は「膝内側の痛みについて」というお話。

膝関節の痛みのメカニズムはさまざまありますが、その中の1つとして鵞足炎というものがあります。
鵞足は縫工筋半腱様筋薄筋で構成されています(半膜様筋を含む場合もある)。
余談ですが、これらの筋は骨盤から起始しますが、付着部がそれぞれ腸骨、坐骨、恥骨になっていて骨盤のアライメントもコントロールしているんじゃないかと考えられます。

さて、停止部にあたる鵞足には滑液包もあります。
滑液包は組織と組織の滑りを良くする役割があります。
ということは摩擦が多く生じるということですし、炎症の好発部位として考えられます。

鵞足の全体の作用として膝関節の屈曲・内旋を行います。
なので、脛骨の外旋が強制されるようなことが多いと鵞足に負担が増えることが考えられますね。
また、大腿骨の内側変位が強制されるようなことが増えてもメカニカルストレスが増えることも考えられます。
いわゆる内側型の変形性膝関節症の方はこのパターンにかなり当てはまるように思います。

この場合は動作時の全身や膝関節のアライメントの是正も必要なことがおおいですが、鵞足筋の中でどれが原因か?を探していく必要がある場合もあります。
そこで鵞足筋のそれぞれの機能を確認してみましょう。
◆縫工筋
股関節屈曲・外転・外旋、膝関節屈曲・内旋
◆半腱様筋
股関節伸展・内旋、膝関節屈曲・内旋
◆薄筋
股関節屈曲・内転、膝関節屈曲・内旋
ということで、股関節に対する作用がそれぞれ異なるわけです。
つまり、これらの筋をそれぞれストレッチするようなアライメントにポジショニングし、その際に疼痛が誘発された場合、その筋に特に問題が生じていると考えることができます(触診技術があれば触って軽く押圧するだけでも良いです)。
私の臨床経験では、圧倒的に薄筋にストレスがかかっていることが多いです。
このように機能解剖学的にメカニカルストレスを考えられると結果も出やすいかもしれません。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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