2018-12-27

首を触るなら最後が良いかも

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

2日続けて頭立ちしたら首回りが筋肉痛です。
まだまだしっかりできていない証拠ですね。

さて、本日は「首を触るなら最後が良いかも」というお話。

(ちなみに私は鎖骨と胸鎖乳突筋がセットで見れる女性をセクシーだと感じます)
先日、肩甲骨から指先にかけて痺れ感を訴える方がいらっしゃいました。
いろいろ評価をしていったのですが、どうやら斜角筋が怪しかったんですね。
ついこの間もブログで胸郭出口症候群の記事を書かせていただきましたが、やはり関係がありそうでした。

ちょっと復習しますと、斜角筋はこんな感じの筋肉です。

特に前斜角筋と中斜角筋の間(斜角筋間隙)には腕神経叢と鎖骨下動脈が通ります。
ここの間隙が狭くなったりしますと、腕神経叢由来の痛みが肩甲骨周囲や上肢に放散したりします。
それだけでなくて、トリガーポイントの本を読むと、同じような症状がやはり出るようです。

触診してみたところ、この患者さんの斜角筋がかなり硬かったため、試しに斜角筋にアプローチしてみるとすぐに緩んで症状の改善を認めたのですが、3分程すると再発しました。
その際に再度斜角筋を触ってみますと、また硬くなっていたんですね。
そこでいろいろ全身をチェックしますと、鎖骨下が硬かったり、症状のある側の肩甲骨を広背筋がガッツリ引っ張っていたり、同側の仙腸関節が開いて中殿筋がバツバツになっていたり、膝関節が外旋したり、立方骨が下制したりしていました。

日常生活を聞くと「なるほどね」という生活習慣がいくつか挙がったのですが、上記した部位にアプローチをしてから斜角筋を再度緩め、またしばらく様子を見てみるとその場での再発はありませんでした。
操体法において(今回は操体法はやってないのですが)、“足から診る”という哲学があります。
それが全てではないですが、人間は縦に長い動物ですし、唯一の接地面である足など、下から見ていく視点は大事かもしれません。
首にアプローチしてもすぐに再発してしまう場合、症状の改善が認められない場合は、ほかの部位からアプローチしていくのも1つの手かもしれません。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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