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【12月腰痛セミナー】
これがセラピストスキルアップ実践会
操体法の最後のセミナーになります…
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
毎週日曜日の夜は当会の認定インストラクターによる症例報告をお送りいたします。
さて、本日は怪物ジジイによる症例報告。
「オスグットもどきの症例」です。
(ときどきニセモノが紛れ込むのでご注意ください)
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【症例紹介】
小学5年生 男子
3件の整形外科にてオスグット病と診断
【他院での対応】
太腿のストレッチ、塗り薬、貼り薬治療、接骨院・整体院でも同様の診断及び成長痛で片付けられる。
「大好きなバスケットがどうしてもやりたい」との本人希望と親の強い想いで市外からわざわざ来院する。
【評価】
膝を診て、オスグットと言うなぁとは思ったが、成長痛だけでは無いと考えていますので姿勢、動診、触診す。
◆触診と動作観察
患側腓腹筋、大腿四頭筋、背部筋の緊張が強い。
歩行時右骨盤の動きが余り診られない(骨盤後傾位)。
立位で左右の重心位置の違いなどが見受けられる。
この時点で患側骨盤を前傾に動かせるようにすれば症状消えるなと判断し施術。
【操法の選択】
つま先上げ
Iポジション
【結果】
つま先上げにて腓腹筋、背部筋の緊張消失。
Iポジションを患側で行い骨盤前傾をしてきた所で止め行い、8割消失。
【動作指導】
最後に重心位置を意識させるため正しい(負担かからない)位置にコインを貼り、立たせて歩行指導し症状ほぼ消失。
【今後】
本当にずっと苦しんでいたようなので痛みが消えて喜ばれる子供を見ていた母親の涙、重く深く受けとめた今日でした。
これから身体の使い方など指導がメインになりますが、操体法の凄さを改めて知った今日でした。
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医療機関での診断名を否定するわけではありませんが、診断がついたからと言って先入観で診てしまうと、救える人も救えなくなってしまうかもしれません。
今回の症例報告では、たしかにオスグットに見られるような膝前面に負担のかかりそうな姿勢・動作が読み取れました。
オスグットだから膝が痛いではなく、痛くなるような姿勢・動作を行うからオスグットになるわけです(今回はオスグットであったかはあやしいですが)。
治療テクニックだけでなく、動作指導などもできるようになると治療の幅が広がりますね。
また来週も認定インストラクターの症例報告をさせていただきます。
明日からもがんばっていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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宮森大地
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