2018-12-13

筋の走行から観る理想的なアライメント

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

ちょっとした空き時間に映画を観に行こうかどうか考えています…。
いやーしかし、また明日から大阪ですし準備しないと…。
悩みながら仕事しております。

さて、本日は「筋の走行からみる理想的なアライメント」というお話。
いきなりですが肩甲挙筋をみてみましょう。

起始:第1~第4頸椎の横突起の後結節
停止:肩甲骨の上角および内側縁上部1/3
支配神経:肩甲背神経(C4~C6)
作用:肩甲骨挙上と下方回旋
といった感じでほとんどの教科書には書いてあるでしょう。
ただ、私にはこの筋の走行が非常に面白く見えるんですね。

よーく見ると、起始部のより上部の頸椎に付着する筋線維は肩甲骨内側縁上部の下方に付着し、起始部のより下部の頸椎に付着する筋線維は上角に付着しています。
つまり、上部から起始する筋線維ほど停止部の下部に、下部から起始する筋線維ほど停止部の上部に付着するのです。
それぞれの筋線維が求心性収縮をしている様をイメージすると、なんとなく私には頸椎の上部からの筋線維と下部からの筋線維の作用が拮抗しているように思えます(肩甲骨の下方回旋と上方回旋のような…)。
肩甲挙筋のそれぞれの筋線維が直線的になった肩甲骨の位置をイメージすると、肩甲骨が胸郭に対して矢状面上に立っている状態になるんじゃないか?と私は思うのです。

また、広背筋もみてみましょう。

起始:第5胸椎~第5腰椎の棘突起、仙骨、腸骨稜、第9~12肋骨、肩甲骨下角
停止:上腕骨の小結節稜
支配神経:胸背神経(C6~C8)
作用:上腕の内転・内旋、体幹の伸展・回旋、肩関節の伸展・内転・内旋、肩甲骨の下制(上腕骨を介して)、骨盤の挙上
この筋は後腋窩部分で大円筋の下をくぐってねじれて上腕骨に付着
しています。
これは上腕骨を空間上で挙上させると、この筋線維のねじれがほどけるようになっています。
そのため、何かを掴んだりして引き寄せる(あるいは体を持ち上げる)動作において効率的に働くと考えられます。

こういった筋の走行は四足動物だった頃の名残りなのかもしれませんし、私の妄想かもしれませんが、ある程度は体の前方で上肢を使う際には肩甲骨を立てられると良いのかもしれません。

(これも立甲なのでしょうかね…また低評価増えるんだろうな 笑)

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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