2018-12-24

やさしくなれる教え

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

明日はクリスマスですね。
ところでクリスマスはキリストの誕生日ではありません。
キリストの降誕を祝う祝日です。
知ったかぶりして恥をかきませんように…。
(ちなみに私のもとにはサンタはきませんでした)

さて、本日は「やさしくなれる教え」というお話。

ヨガの教えの中にアヒンサ(もしくはアヒムサ)というものがあります。
ローマ字で書くとahimsaとなります。
接頭語のaは否定を表す「非」になり、himsaは「殺生」を意味し、直訳すれば「非殺生」となります。
インド独立の父と言われるマハトマ・ガンジーの「非暴力」もここからきています(ガンジーも若いときはかなりの不良だったそうですが)。

さて、このアヒンサ(非暴力)ですが、わかりやすいもので言えばヨガのポーズをする時に無理をして体を傷つけないように気をつけるといったことが挙げられます。
しかし、私たちがお伝えしている操体法も「快感覚を重視する」という点で共通するように思います(いたーい圧痛操法はありますが)。

治療においても患者さんの状態を見誤るとより悪化させてしまう可能性がありますよね。
炎症の落ち着き始めた組織の修復期に、調子に乗ってend feelや関節軸を無視して可動域を増やそうとすると脆くなった組織に炎症が再発するように、私たちは患者さんの体にも日頃から「非暴力」を実践しないといけません。

ただ、「非暴力」はそれだけじゃないんです。

ヨガの教えの中では肉体的な暴力だけでなく、言葉によるもの、思うことも禁止されています。
例えば、私が(あいつムカつくな、○ねば良いのに)と思ったらそれはもう「非暴力」なのです。
これを学んでから、私は過去に「ああ、なんて恥ずかしいことをしてきたんだろう」と反省しました(これで過去の自分を責めるとまた「非暴力」に反するのですが)。

そこで私が思ったのは「非暴力」は決して自分を戒めたり、自分を抑え込んだりすることではないのではないか、ということ。
まずは「気付く」ことでそれを避けられるのではない、ということ。

体を動かす時には自分の心身の状態に「気付く」ことができれば…。
治療に入る前に患者さんの状態に「気付く」ことができれば…。
誰かへの不満や怒りもその根源に「気付く」ことができれば…。


結局、人はどうしても自分の色眼鏡で世界をみます。
こういったことに「気付き」を得てから、私は苦手な人が少なくなりました。
治療院で以前には『この人無理だわ、手を抜こう』と思った人にもやさしく対応できるようになりました。

明日本日はクリスマスなので(?)、ちょっとやさしい気持ちになれる内容をシェアさせていただきました。
本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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