【5月五十肩セミナー】
まもなく定員になります
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
連休もいよいよ明けますね!
お休みになられていた方はまた明日から頑張りましょう。
私は時々遊びましたが、基本仕事なので通常運行です。
さて、本日は「興味を持たないのは良いこと」というお話。
先週の木曜日、世田谷講師の七戸と福岡講師の谷口と遊んできた話を載せました。
そこでも書きましたが、時々遊んだりする私たちはお互いの趣味もろくに知らない仲です。
それはそこまでお互いに興味がないから、というお話でした。
ただそこには信頼関係があって…なんてお話も書きましたがここでは割愛。
(こんなに冷たい感じではないです)
ところでこの“お互いに興味がない”というのは、結構大事なことではないか、と最近感じています。
話は私の学生時代のことです。
私は元々理学療法士で、学生時代には病院や高齢者施設に実習に行きました。
そこで担当した患者さん・利用者さんには、それはそれは思い入れが深くなるというか、人並みにそんな感情もありました。
「この人のために何かできないか」
「どうしたらこの人は良くなるだろうか」
そんなことをずっと数週間に渡り考え続けると、患者さんとの距離感をつかめない学生が陥ってしまう現象があります。
それが“依存関係”です。
ユングの言う転移と逆転移に近いのかもしれません。
患者さんも職員と違い、付きっきりで診てくれる学生に依存します(転移)。
学生も必死になってそれに応えようとし、やがてそれがアイデンティティになったりします(逆転移)。
要はお互いに「あなたがいないと生きられないの!」となるわけです。
これはやはり、元を辿れば“その人に興味を持つ”というところから始まっています(そして距離感が保てなくなる)。
今回は私の学生時代の話をしましたが、治療家であれば多かれ少なかれこういった特徴はあります。
とは言え、興味を持つな、ということではありません。
大事なのは距離感なんですよね。
話の時間を現在に戻します。
例えば私の治療院の売上が下がったとして七戸や谷口に相談したとしましょう。
きっと彼らは何か施策やアドバイスはくれることでしょう。
応援の一言もくれることでしょう。
ただ、間違っても何か具体的な援助、例えば金銭的や援助はしないことでしょう。
彼らには彼らの生活があり、私がそうなったのは私に原因があり、私自身が解決するべき問題だからです。
とはいえ現実問題として、依存関係を構築してしまうと、何か具体的な手助けや援助を求めてしまい、場合によってはそれに応えるということが起きてしまうことがあります。
この場合、たいていは共倒れになることがあります。
最近やっと言語化できるようになったのですが、やたらめったら「悩みがあったら話聞くよ」と言う人に、得も言われぬ違和感を覚えていたのですが、正にこれでした。
結局、その人は話を聞いたとしても何もできないのです。
共倒れになるまで手伝うわけでもなく、更にはアドバイスも中途半端。
どうせ誰も救えないくせに、他人を依存させるためにそんな言葉をかけるのです。
と、少々話があらぬ方向で盛り上がってしまいましたが、“興味を持たない”と言うのはある意味、適切な距離感を保つために必要なこと。
他人との距離感を測りながら、ストレスの少ない人間関係が築けると良いですよね。
そんなお話で本日は終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。
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