2019-05-07

感覚が良くなると辛くなる?

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

先週まで通っていたヨガの学校に今週から行かなくなります。
なんだか寂しいですが、仕事が普通にあります。
1人でヨガして、患者さんを良い状態で迎えたいと思います。

さて、本日は「感覚が良くなると辛くなる?」というお話。

操体法に限りませんが、患者さんは治療を受けると基本的に体が良くなっていきます。
操体法は特に患者さんの体に問いかけます。
それが故に、感覚が良くなる方が多いように感じています。

私も操体法をセルフケアとして使ったり、ヨガをしたりしています。
自分の体の感覚を磨いていく作業はこの仕事をしていく上で大事です。
そんなことをしていると、よくこういった質問をいただきます。

「感覚が良すぎると、辛いことってありませんか?」

私の感覚なんてたかが知れていますが、私は良くなるに越したことはないと思います。
というのも、この質問をされた方は、感覚の良さを勘違いしてやいないか?と思うからです。

操体法にしろ、ヨガにしろ、“今”の自分の体の状態に注意を向けます。
体を動かした結果、生じた感覚が
・体にとってプラスか(快)
・体にとってマイナスか(不快)
・どちらでもないのか(無)

これを感じ取り、手がかりにして動きに反映していくのです。

これはつまり「自分の体の中で起きていることを感じ取っているだけ」ということです。

「感覚が良すぎると辛いのでは?」と質問する方は「普通の人は感じられないことを感じるから辛いのでは?」ということを言っているのだと思います。
しかし、「体の中で起きていることを感じ取れない方がやばくない?」と私は思います。
鈍感になっていったせいで、気が付いた時には体を壊している方が多いと私は感じています。

また、もしかしたらですが「体の中で起きていないことすらも感じ取る」と勘違いしている方もいらっしゃいます。
これはただの妄想だとか、幻覚だとかの類だと思われますし、感覚を磨いていった結果感じるものとは別物なのでは?と私は思います。

確かに、情報量の多い世の中で感覚が良いのは辛いかもしれません。
あくまで私の感覚ですが、人混みで疲れやすくなったり、高低差のある移動がきつくなったりすることもありました。
実際には、これらには自律神経のバランスなどもあるでしょうから、体調管理を今までよりも気を配るようにすれば対応できるものも増えました。

他にも、明らかにお酒が飲めなくなりました。
しかし、よくよく考えれば今まではお酒を飲んでも酔っていることに「気付いていなかった」のだと思います。
今ではビール1、2杯で満足できるくらいに酔うようになりました。
正確に言えば、酔っていることに「気付ける」ようになりました。
これって色々な過剰なことを防ぐ意味では大事なことだと思います。
あとは酔っ払って人様に迷惑をかけたり、みっともない姿を晒したり、色々社会的な意味でも良いことだと思っています。

ということで、私は感覚を良くするのはメリットの方が大きいと思います。
磨いていくことに越したことはないと思いますので、何か実行に移されることをオススメいたします。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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