【5月五十肩セミナー】
まもなく定員になります
https://nakamura-koutarou.
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。
先日きた患者さんに「先生って頭良いんですね」と言われました。
出身大学の偏差値などは底辺並みに低いのですが…。
どうやら私の施術の説明や、その方のお体の説明がわかりやすかったからそう思ったそうです。
専門用語を使わず、その方の日常的な言葉で説明するのがコツです。
自分がバカだとむずかしい言葉がわからなくて逆にこういう時に助かりますね。
さて、本日は「20分12000円いただいている整体師が60分2980円で大満足した話」です。
(少々体調が悪いので動画はお休みして文章でお伝えします)
先日、少々歩きすぎて肉体疲労が溜まったのでマッサージに行ってきました。
60分2980円のクイックマッサージってやつです。
よく治療院さんのHPや広告なんかで「マッサージでは治りません!」なんて書いてあるところがありますね。
かくいう私も書いたことあるのですが、あれって無意味なんじゃないかな?と思ったりしてます。。
人によってはクイックマッサージを目の敵にしているような方もいるとかいないとか…(聞いた話ですよ、聞いた話)。
兎にも角にも、今回のクイックマッサージですが…
大正解!
即座に疲労スッキリ、翌日のもみ返しなし、これ以上にないくらいの結果でした。
全然、私のあの時の悩み(歩き過ぎてしんどい、揉んでほしい、ちょっと寝たい)を解決するには十分、というより大満足でした。
そこで、今回の経験から言いたいことは…
1.マッサージは有効な手技であるということ。
2.患者さんが何を求めているのかをちゃんと理解する必要があるということ。
3.手技にこだわり過ぎるのはただの自己満足でしかないということ。
ちょっとこのことについて書いていこうかと思います。
マッサージを目の敵にしたり、自分の手技が1番だ、なんて思っている方はお読みくださいね。
1.マッサージは有効な手段である
知識の宝庫Wikipediaによるとマッサージとは、「皮膚に求心的に施術することにより主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法である」とあります。日本における定義や法令などは今回は置いておき、また、マッサージと一言で言ってもさまざまな方法や目的があり、一概には言えないのですが、とりあえずWikipedia先生に習って、流れの悪くなった血液やリンパを他人が流してくれるものとすると、今回、マッサージを受けた当時の私の体の状態にはかなりマッチしていたんですね。
デスクワークが続いた後に歩き過ぎて、そりゃ体も疲れるよね、筋肉硬くなって循環悪くなって疲労物質たまるよね、となったところにマッサージですから、そりゃ効くわけです(もちろん、やってくれたおばちゃんが上手なのもあります)(施術中に電話に出て、電話で予約の話をしながら片手で施術されたときは驚きましたが)(まぁ2980円だしね、と許せるのも値段だからこそでしょう)。
ところで上記の作用を体に起こすにはマッサージでなくてもできると思うのですが、それでもマッサージというのは有効な手段であることは間違いではないでしょう。また、分かっているゴッドハンドレベルの方なら、体性内臓反射とかいろいろ使って、体の各種の不調も良くしちゃうのでしょう。可能性は無限大ということです。
2.患者さんが何を求めているのかを理解しよう
ところで私の治療院ではいわゆるマッサージは行いません。
というより、正しくはマッサージができないのです。
なので、マッサージを求められても提供ができないのです。
と、ここで私が今回のクイックマッサージに行った理由を思い出してみると…歩き過ぎてしんどい、揉んでほしい、ちょっと寝たい、でした。
もちろん、疲労回復も目的であったのですが、揉んでほしかったり、ちょっと寝たいという希望がありました。
誤解を恐れずに申しますと、この時の私にそこのお店の方が操体法なんてやった日にはブチ切れたことでしょう。
こっちは揉んでほしいんだ!
そいで寝たいんだ!今!!
ってわけです。
「自分で動いて治していくんですよ~。とっても安全で気持ち良いんですよ~」なんてどうでも良いのです。
独立して間もなく3年くらい経ちますが、患者さんって(言葉は悪いですが)治療家が思っているほどバカじゃありません。
中には「なんでこんなにマッサージに通ってるのに治らないの?」なんて言う方もいますが、「私のこの体はマッサージじゃ治らないことはわかってる。けど癒されるから行く」とか「眠りに行ってる。別に治るとか期待してない」とか、ちゃんと各施設で得られる事柄を理解して、マッサージ院や病院、治療院を‟使い分け”している方って意外といるのです。
今回の私みたいに、‟筋肉疲労を回復してもらって、その間に寝たい人”もいますし、実際私はマッサージ受けた方が早い患者さんにはその旨をお伝えして、適宜利用してもらうように伝えています。なぜなら私にはそれができないからです。
3.手技にこだわり過ぎるのはただの自己満足でしかない
2をお読みいただくとお分かりいただけると思うのですが、上記の理由から「ウチはこういう院でこういう手技なので、これを受けてください」とかっていうのは、もちろんオリエンテーションとして必要なのですが、患者さんの目的とこちらの提供できるものがマッチしていなければ意味がないのです。
よく「結果が伴ったけどリピートしなかった」というお話を聞きますが、それは説明不足とかいろいろあるでしょうが、単純に相手がそれを求めていなかった可能性があります。リピートを逃して、「あの患者はクソだ。何もわかってない」なんて言う前に、相手が本当にそれを求めていたのか?を検討する必要もあるのではないかと思います。
ただの自己満足の治療って自慰行為と同じですから、受けていて気持ち悪いものです。いろいろ行って経験あるからわかるんですが。
と、今回私の個人的な経験から長々と書いてしまいましたが、やはり一人の客・患者としていろいろ行くと自分自身の学びになりますし、いろいろな手技があるのは良いことだと思います。
そして同時に、自分にできることを求めている人に正しく届けることって、やはり必要なのだと痛感しました。
これは勤務している方も、独立している方も関係なく、治療家全員に言えることだと思います。
がんばっていきましょう。
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。
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