12月腰痛セミナー(2)
~上肢と腰痛の関係が明らかになります~
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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログをお越しいただき、本当にありがとうございます。
さて、謎なタイトルで始まりました。
毎月のことですが先週末の土日はスクールでした。
代表の中村から直接指導を受けられる全24回のスクールです。人も増えてきていますが、私は講師の特権で2年半以上通っています。そして毎月スクール生さんの成長ぶりを体感する中で、思うことがあります。
差が出るのは、基礎の理解の深さだ、ということです。
(症例検討のような形でもやりましたが、基礎の理解の差が出ているように思いました)
操体法をシンプルに表現すれば、体を気持ちいい方・楽な方に動かすというものです。
※快と楽を同列に扱うような表現は極力避けたいのですが、今回はこれでいきます。
操体進化論・次世代操体法においての治療の流れは
1.操法の選択をする(評価)
2.一旦、痛い方・きつい方のギリギリまで体を動かす。
3.そこから気持ちいい方・楽な方に動かしていく。
この3つです。
これを私は短距離走に例えて、本日のブログタイトルのように捉えています。
まず、1がかなり重要なのですが、実際に問題が起こりやすいのが2です。
この2をしっかりやらない人がいます。
というよりも、2を「やったつもり」でいる方が多いのです。
受講生さん同士、スクール生さん同士で練習をしている途中で、代表の中村や講師が代わって操法を通していくと、微妙な違いというものがわかる方は多いようです。そこで、具体的にどこがどう違うのかを聞いてみると…
・圧が一定な感じがした
・圧がしっかりかかっている感じがした
・全身のつながりを感じられた
・力が思ったよりも弱かった
・なんか自然と体が動いた
などの声を聞くことが多いです。
これも正解なのですが、これは操法中の感覚・感想です。
先ほどの順番で言えば3の部分です。
もう一度復習になるのですが、操法の手順として、操法が選択出来たら、患者さんに一旦、痛い方・きつい方のギリギリまで体を動かしてもらう、というものがあります。言わば、これは「準備」や「構え」と表現できると思います。短距離走でいうところの「よーい…」の部分です。今まで受講生さんやスクール生さんと話していて、この「構え」の段階について講師との違いを最初に指摘した人は、残念ながら私の記憶では一人もおりません。
この「構え」ができていない状態で、いきなり「ドン!」と言われても患者さんは混乱します。そんな急にスタートダッシュを決められません。やることがわかり、準備ができていて、初めて目的の動作に移ることができるのです。
患者さんがしっかりと「準備」できているか…そういった視点でも操法を丁寧に通してみてください。
(全然関係ないですが良いカメラで上手い人が撮ると写真うつりが全然違いますね)
本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。
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