2018-11-27

いろいろな視点を手に入れよう

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

先週に引き続き、機能解剖学を学んできます。
基礎中の基礎の内容で懐かしいのですが、周りの方は混乱していました。
私も大学入学当時はそうだったなーと思い出しました。
と、同時に大学入学が11、12年前だったことに気付き、愕然としました。
いろいろ変わるもんですよね、10年以上経てば…。

さて、本日は「いろいろな視点を手に入れよう」というお話。

治療家であれば解剖学・生理学などを学ぶと思います。
もちろん、治療を展開していく上ではこれらの知識は必須なのですが、これもある意味では「1つの視点」であると認識することも大事かな、と思います。

例えば、腰痛患者さんに対応するとします。
いろいろ評価した結果、仙腸関節が怪しいな、となったとします。
しかし、仙腸関節の調整をした結果、あんまり芳しくなかった。
あれ、おかしいな、他に原因があるのかな…。
腰椎の調整をしたり、周辺の筋を緩めてみたり、全体を観て整えてみたり…。
それでも良くならない、冷や汗ダラダラ…なんてね、あると思います。

操体の哲学の中に、病期の原因は5つあるとされています。
・息…呼吸
・食…食事
・動…体の動かし方
・想…精神活動
・環境…周囲の環境

部位別にしても全体にしても、肉体へのアプローチはこのうちの「動」に主にアプローチしていると捉えられますね。

しかし、どうでしょう。
その人の腰痛の原因が呼吸にあったら?
もしくは食事や精神活動、環境にあったら…?
良くできる治療家は肉体へのアプローチだけで良くできるのかもしれません。
しかし、盲目的になりすぎるとドツボにはまります。

(バランスを崩している原因の見極めが大事ってことですね)
例えば、当会認定講師の七戸はカウンセリングを使って「想」の部分にアプローチします。
「想」に問題があれば、それで解決していきますよね。
もちろん、逆に「想」の部分に問題がなければ彼のカウンセリングは無力です。
また、以前に私がシェアしていましたが、食事に問題があって筋肉もやせ細って機能が落ちてしまうような病態のある方には、アクティブな手技は効果が出にくいかもしれません。
そうなると「食」に対してのアプローチとして食事指導が功を奏するかもしれません。

やはり、“人”を診る視点が大事になってくると思います。
そしてその視点の“多さ”と“深さ”も大事になってくると思います。
つまり、勉強に終わりはないわけです。
いろいろな分野を学び、統合していけると臨床も変わってくると思います。
まずは興味の持てたものから学んでいかれると良いと思います。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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