2018-11-13

目標設定なんて無意味

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

本日で好きだった講義が一段落します。
その後も学んでいけるかどうかは自分次第。
いろいろ本を読んで実践していこうと思います。

さて、本日は「目標設定なんて無意味」というお話。

『今年も残り2か月を切りましたね。
年明けや昨年末に立てた目標は達成できそうですか?
残りも頑張っていきましょう!』

といった内容メールが届いているのではないでしょうか?
他のセミナー団体の講師、コンサル業、もしかしたら当会の講師からも…。

あくまで私の経験ですが「目標設定って無意味だな」と思っています。
※あくまで私自身の経験の振り返りで至った結論です。

目標設定では、こんなことが言われます。
・いつまでに何を達成するか明確にする
・それを目に見えるところに書く
・誰かに宣言する

他にもあるでしょうが、こんな感じですよね。

まず、実際にこの3つをやる人が少ないでしょう。
例えやったとしても、やり続ける人が更に少ないでしょう。
結局、成し遂げられる人は100人に1人とか、それ以下でしょう。


お蔭様でいろいろな人に出会える仕事をしています。
「先生、私、○○までに××します!」
「開業して○か月で△△稼ぎます!」
患者さんでも受講生さんでもこんな風に言う人います。
でも、実際にやり遂げた人って実は少ない印象です。

なぜか?
設定した目標が無謀だからです。

(これぐらい無謀です)

例えるならば、痩せる気のないダイエットに似ています。
「○○までに××kg痩せる!」と宣言して痩せた方って私は知りません。
そもそも時間と減量が合ってない人もいます。
無謀な目標はどう頑張っても達成できません。
体を壊してしまうか、ムダに自信喪失して立ち直れなくなります。

でも、痩せる人って宣言しなくても自然と痩せていくんです。
そんな人は往々にして他者から見るとハードなことをしています。
ただし、本人はそこまで努力を感じていません。
この違いはなんでしょうか?

私が思うに、セルフイメージだと思います。

セルフイメージとは文字通り、自分に対して抱いているイメージです。
口に出した目標とセルフイメージが合っていなければ、その差を埋めるためには努力を要します。
しかし残念ながら、努力を長く続けられる人はそう多くはありません。

そして往々にして盲目になります。
何をどれだけやったら良いか分からなくなるんですね。
そういった子羊さんをたくさん見てきました。

きっと、自分が口に出した目標になっている自分になっているイメージができないのです。
だからまずは自分のセルフイメージを高めることが実は大事だったりします(と、私は思います)。

私の場合は、好きだという理由もありますが和装をします。
特別高いわけじゃないですが、そこそこいい値段がします。
初めて着たときはドキドキしたものですが、今は着ているのが「普通」になりました。
そうなると、「これを着ているだけの価値のある人」になるんですね(まぁそんな仰々しいものでもないんですが)。

よく芸人さんが「高い物件に住むと売れる」という話をテレビでしています。
失敗する人もいますが、あれはあれで有効な手段なような気がします。
付き合う人や環境を変えていくというのも、これにあたると思います。

間もなく今年も終わります。
目標を決める前に、自分のイマジネーションを使うか、環境を変えることをしてみると良いかもしれません。
人にはホメオスタシスがあるので、同じ場所にいるとその場に留まろうとします。
到達できもしない目標設定をするくらいなら、まずは自分や周りを変えてみましょう、
というお話でした。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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