2018-11-02

良くなっていく患者さんの共通点

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

もう終わりましたが、ハロウィーンっていつからあんなに派手になったんでしょうかね。
姪っ子も仮想していましたし、最寄りの小学校でも仮想していたようです。
こうやってアメリカナイズされていくんでしょうか…。

さて、本日は「良くなっていく患者さんの共通点」というお話。

昨日はケガをする人の共通点というお話をしました。
やはり、絶対的でないにしても傾向というものはある様に思います。
昨日もだいぶ良くなってきている患者さんと話していて感じたことは「気付きが多くなる」ということでした。

例えば、その場で再現性のある痛みや痺れは、姿勢や動作を観察すれば大抵良くなります。
しかし日常生活や仕事中に「〇〇を長くしていると痛くなる」というような、その場での再現性がない場合は、患者さんの気付きを多くしていかないとなかなか難渋することがおおいです(私の場合は)。

昨日の方はデスクワーク中の顎関節付近の痛み、肩周辺のコリ、下半身の冷えを訴えていました。
それも大抵は1~2時間仕事をすると徐々に出てくるが、体調によっても異なる。
一度症状が出ると精神的に凹んでしまって、仕事の効率が低下してしまう、とのことでした。
痛みやコリ、冷えの再現性はないものの、とりあえず職場の姿勢に近いものを見せてもらい、考えられることをお伝えしました。

すると、前回はその患者さんから
・症状が出る時は姿勢が崩れていた
・症状が出る時は呼吸が浅くなっていた
・症状が出やすい日は朝、体が固かった
・前日の入眠が遅い日の翌日が症状が出やすかった
・ストレスフルな作業をする時に歯を食いしばっていた
という風なことに「気付いた」と報告を受けました。

その対策として
・姿勢を崩れにくくする工夫
・ストレスフルな作業をしている時の呼吸や顎への意識の向け方
・呼吸がしやすく、噛みしめの少なくなる姿勢の指導
・入眠しにくい日の対策
・朝の軽い運動時間の確保
を前回の段階で提案したところ、昨日いらした時には「だいぶ調子の上がり下がりがなくなり、楽になってきた」という報告を聞けました。

さらに、
・眠りにくい日はその日のストレスフルな出来事を反芻していた
・それが原因で眠りにくくなっているようだ
という新たな「気付き」を教えてくれました。
そこで、反芻思考の減らし方をお伝えしたところ、顔も明るくなって「また試してみます!」と笑顔で帰っていかれました。
(そういえば施術らしい施術はしていません)

このように、患者さん自身が気付きを得ると、こちらも対策や提案を考えやすくなります。
そのためには、普段患者さんが意識していない自身の体や心の状態に意識を向けるようにお伝えすることが重要だと思います。
再現性がない場合はとくに大事だと思いますので、試してみてください。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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