2018-11-18

深い呼吸に腹筋が必要な理由

---【PR】-----------------------
【12月腰痛セミナー】
これがセラピストスキルアップ実践会
操体法の最後のセミナーになります…
http://bit.ly/2Osssfj
------------------------------

セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

少し前にプレイしたのですが「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」というゲームがあります。
ちょっと変わったゲームなのですが、2~3時間でプレイできます。
ノスタルジックな小説を読み終えたときのような空気に浸れるのでオススメです。

さて、本日は「深い呼吸に腹筋が必要な理由」というお話。

昨日のブログ横隔膜が腹部臓器をマッサージしているというお話を書きました。

そういえば、内臓アプローチをすると「呼吸がしやすくなった」と言う患者さんもおおいです。
逆説的になりますが、腹部臓器の可動性が落ちていれば、横隔膜の動きが制限されるとも言えますよね。
構造的にも直接的に横隔膜に付着している肝臓をアプローチすると呼吸の効率が良くなったりしますが、ガスや便のつまった腸などもアプローチしてそれらが抜けていけば呼吸効率が変わったりするのは、腹部臓器からの胸部への上行性の圧迫があるからでしょう。

さて、安静時の呼息では、胸郭や肺の弾性力によるものが主に力源として働きますが、努力性(積極的な)呼息では腹筋群が働くと言われています。

腹筋もいろいろありますが、よく重要視されるのはドローインなど、腹部をへこませる時に働くとされる腹横筋ですね(ドローインも賛否両論ありますが)。
ドローインの賛否両論あるのは知っておりますが、呼息を高めたい時には腹筋を使うのはとても大事だと思います。

先ほど出てきた腹部臓器による胸部への上行性の圧迫を、腹筋を使うことによってより強めることができます。
そうすると、横隔膜がより伸長されます。
長さ‐張力曲線の関係から、横隔膜が次の吸気の際により力強く収縮できるので、吸気がより深く行えるようになります。

これは呼吸法とは違いますが、ナウリというヨガにおける行法の1つです。
めっちゃお腹がへこんでますが、これだけへこめば横隔膜も伸長されているでしょう。

呼吸の目的によって筋の使い方は使い分ける必要がありますが、以上のことからも呼息と吸息をどちらも深くするためには腹筋の機能が求められると考えられます。
ではこういった腹筋の機能がうまく発揮されるには…どんなものが必要かは、また考えてみていきましょう。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


◆セラピストスキルアップ実践会のセミナー情報は以下からチェック!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/pHJngS

◆認定インストラクターによる症例報告は以下からチェック!!(毎週日曜更新)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://bit.ly/2OXOGDb

◆セラピストスキルアップ実践会のブログ更新情報はコチラから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




◆こっそりやっている…宮森個人のLINE@はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
友だち追加

セラピストスキルアップ実践会認定講師
宮森大地

0 件のコメント:

コメントを投稿