2018-11-15

自分にできないことは伝えるべき

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

うっかりして今月末のセミナーの宿泊先を決め忘れておりました。
急いで昨日探したら空きがないんでやんの。
初漫喫宿泊の可能性が出てきました…。
(教訓にして12月分はすぐに確保しました)

さて、本日は「自分にできないことは伝えるべき」というお話。

私が問診でよくする問いとしては「どんなことで困っていますか?」があります。
学生の頃も経験しましたが、笑い話でもなく「お金がなくて困っている」なんて答える患者さんもいます。
これって私にはどうにもできない問題ですよね、当たり前ですけど。
ただ、患者さんってこういう無理難題を知らないうちに吹っ掛けてくる生き物です。

少し前にも書きましたが「虫歯の痛みを何とかしてくれ」なんてのも、少なくとも無理な話です。
私がデイサービスで勤めていた頃は、腰椎の圧迫骨折だらけの利用者さんに「背中をまっすぐにしてくれ」なんて言われたこともありました。
原則として治療家は構築学的に不可逆的な状態になったものはアプローチできません。
それは医師の範疇であり、それ相応のアプローチ(外科的な手術)が必要です。
私たちはあくまで患者さんの中にある可能性を引き出し、可能な範囲で構造を整え、機能を高めて回復を補助する、もしくは代償機能を用いることしかできません。
それを分かりやすく、かつ簡潔に伝えて納得してもらわないといけません。

何故こんな記事を書いたかというと、昨日「腰が痛い」と言ってきた方が圧迫骨折していたからです。

そりゃまずは病院ですよねって話で。
問診の段階で変だな、と思ったので「痛みが引かないの変だから病院に今すぐ行ってください」って伝えたら後ほどご家族からお電話いただきました(なんか最近このパターン多いんですが、病院って信頼ないんですかね?最初に病院行きません?)

今回のケースは極端なものですが、もちろん自身の力量も知っておいて「私には無理なこと」は伝えないといけません。
そして自分にはできないであろうことをできる人を知っていたら、そこに紹介するのもひとつの手です。
(私は一度、当会講師の七戸に患者さんを紹介したことがあります)
改めて自分の限界値を知っておくというのは大事だな、と思ったので記事にしました。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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