2018-11-22

局所のアプローチも忘れないように

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

急激に寒くなってきましたね。
私は体調管理に気を付けないとすぐに風邪引くので注意しています。
とりあえず、加湿器を導入しました。
とは言え、換気も適宜していかないとですね~。

さて、本日は「局所のアプローチも忘れないように」というお話。

昨日「先生!今日診てもらえますか?!」と患者さんからご連絡がありました。
以前から足首の調子が悪い方で、何年か前に派手に捻挫してしまったので、構築学的にはかなり難しいタイプの人でした。
実際に足の状態を診させてもらうと、関節軸もずれてしまっていて、ここをしっかり修正しようと決めました。

さて、痛みがあるのは外果の下方の部分。
感覚としては、距骨と外果の衝突腓骨筋腱の滑走不全があるかな?という感じでした。

私の経験として、こういった場合は距骨の後内側滑りが主な関節運動機能障害として考えられるので、関節の位置関係を修正しつつ、阻害している筋などの軟部組織をリリースしていきました。
それで関節軸は安定してきたのですが、痛みが良くならないんですね。
あれー?と思いつつ、やっぱここかな、といった感じである部位を触ると、激痛が出たものの、その後は10秒ほどで運動時の痛みが良くなった場所がありました。

どこかと言うと、短腓骨筋の付着部である第5中足骨粗面です。

受傷機転が複数だったのですが、ジャンプをして着地した時にここに圧縮応力がかなりかかったと推測されました。
それを考えたら、この部位の損傷があることは予想ができますし、ここの滑走不全があるのであればここをリリースしたら良くなるのは当たり前ですよね。

いろいろな知識が付くと、1つの症状に対して考えられる幅が広がります。
しかしその分、適切な選択をするための知識と技術が必要になってきます。
離れた部位から結果を出すことを普段からしていると、ついつい局所のアプローチを忘れてしまいがちです(私の場合は)。
局所を診てから全体を診る、もしくは全体を診てから局所を診るなど、いろいろな視点があると良いな、と改めて思いました。
何かの参考にしていただけたらと思います。

本日もブログをお読みいただき、本当にありがとうござました。

それでは、また明日。


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