2018-08-09

治療効果を高めるには〇〇を決めることが大事

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

最近は動画の配信サービスが充実したお蔭でどんな時にでも観たいものが大抵観れますね。
どうしても甲子園が観たくなってスマホで観てしまい、仕事が進みません…。
どうにかしてこの怠惰な性格を直したいものです(スマホを手放せばいいだけ)。

さて、本日は「治療効果を高めるには〇〇を決めることが大事」というお話。

(この話題は本当に何度もお伝えしている気がしますが…)

最近、ヨガを週に1回学びに行っているのですが、ここ何週間かでプログラミングを学んでいます。
ヨガのレッスンをどのように組み立ていくのか、というものでウォーミングアップからどのようなアーサナ(ポーズ)をどの順番で行っていき、その強度はどの順番で行っていくのか、などを考えていきます。
ヨガレッスンを行うにあたり、対象者が子どもなのか大人なのかシニアなのか、男性か女性か、ヨガ経験者か未経験者かで内容は伝え方や内容も変えていく必要があります。

ヨガでは、そのレッスンのテーマというものがあります。
「このヨガでなにを伝えたいか、どんな風にアーサナを取って、どのような心身の変化を感じて(気付いて)ほしいか」というものです。
これを私はヨガレッスンを行う上での大きな目的だと思っています。
そしてレッスンの中で、大きな目的を達成するための小さな目的を持ったアーサナなどを行っていきます。

例えば、骨盤調整ヨガというものがあれば「骨盤のアライメントを整えて、キレイな姿勢を手に入れましょう!」というものがテーマ(大きな目的)だとします。
その中で、骨盤のアライメントを整えるために最初に骨盤まわりの筋肉を緩めるアーサナを取っていこう、というのが小さな目的になります。

で、これは治療にも言えることだと思ったのです。

例えば、膝関節の痛みで歩くのも困難だという方がいたとします。
そうすると、大きな目的は痛みなく歩けるようになることです(実際は問診でもっと具体的にします)。
そしてそのためには、膝のアライメントを整える、膝に負担をかけない姿勢や歩行の獲得といった治療が出てくると思います。
そしてさらに、膝のアライメントを整えるために、例えば腸脛靭帯を緩めるとか、大腿四頭筋とハムストリングスの筋バランスを整えるとか、具体的なことが挙がってくると思います。

そして何より大事なのがそれを伝えているか?ということ。

(これはこういう目的があってこういう効果があるんですよ~、みたいな)

いまだに治療家さんによっては「ベッド寝て、揉むから」みたいな感じで黙ーって文字通り黙々と治療をする方がいるようです。
ただ私が思うに、患者さんは大抵は治療に対して不安がありますし、治療家が思っているほど体の変化に鈍感です。
そのため、明らかに変化が出ていても、変化を追う意識がないと結果が出ない、ということがあり得ます。

ヨガでは「このアーサナでは○○をしたいので、××を意識しながら行っていきましょう」と伝えると効果が違います。
治療では「この治療では○○をしていくので、××といった変化が出てきますよ」と伝えると効果が違います。

まとめますと、最初に大きな目的を共有し、そのためのステップを専門家が細かく設定し、そしてその小さなステップの目的を1つ1つ明確にしてそれらを伝えて共有していく、ということです。

正直なところ、最近これをサボってしまっていたので、あらためて気を付けてみたところ、治療の効果が明らかに変わりました。
患者さんも何気なく治療を受けるよりは、自分の体に注意を払いますし、変化を追う意識ができます。
そして「××な変化が出てきますよ」と伝えると、そうなるんだ、という意識になったりするようです。
患者さんと治療とは関係のない話をし過ぎてしまったり、沈黙が長くなり過ぎてしまったりする方は参考にしていただければと思います。

本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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