2018-08-06

構え、撃て、狙え!

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セラピストスキルアップ実践会認定講師の宮森大地です。
本日もブログにお越しいただき、本当にありがとうございます。

甲子園が昨日から開幕しましたね。
高校野球は好きなのですが、この暑さは心配ですよね。
ファンとしては楽しみですが、ある程度知識のある者としては投手の球数なども気になります。
将来も考えて、悔いのない夏を過ごしてほしいものです。

さて、本日は「構え、撃て、狙え!」というお話。

これはあの有名なビジネス書のタイトルです。
マーケティングもそうですが、初めから上手くいくことはほとんどありません。
とにかく市場に出して、その反応を見極めながらブラッシュアップしていくのです。

ふと、これは治療でも同じではないか、と思ったのです。

もちろん、評価・治療の流れの中で知識は必要です。
レッドフラッグなどは知っておかなければいけませんし、知識がないと正しい判断もできません。
とは言え、現時点での自分の知識や技術の範囲外の患者さんというのは必ず現れるもの。
予想を立ててアプローチしても結果が出ない…そんな時もあるかと思います。

そんな時、私は患者さんに頭を下げてありとあらゆることを試します。
まさに下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦です。

(鍼灸師の先生、すみません。Goolge画像検索で出てきたのです)
(批判しているわけではありません。念のため)

先日も膝の痛みが取れない方がいらっしゃいました。
大抵はI positionや膝伸ばしなどで痛みが改善するのですが、この方はイマイチでした。
どうも雲行き怪しいなぁ、と思い、患者さんに協力をお願いしてそのあと4つテクニックを試しました。

結果、この方の場合は合計6つ目のテクニックであった肩の上げ下げで変化を実感していただくことができました。
なぜこの操法で変化が出たのか?は未だにしっくりはこないのですが、この操法で「気持ち良さ」を感じておられたので、快感覚に出会えたことで変化が出たことは確かでしょう(βエンドルフィンがどうのこうののアレです)。

不思議なもので、同じテクニックでも使い手によって効果が違ったりしますし、もしかしたら私以外の人がI positionをやったら一発で決まったかもしれません。
ただ、今回のように膝の痛みでも肩からアプローチして変化がでる症例がいるということを知れたのは、今後も同じような症例に出会った時のための貴重なデータになります。

もちろん、テクニックも練習をしないと精度が上がりませんし、上達もしません。
下手なまま臨床で使う、ということはリスクもあるでしょうし、何より患者さんに申し訳ありません。
ただ、撃たなきゃ当たらないことも事実です。

このように未だに私はわからなくなったら片っ端からテクニックを行うようにしています。
私のやり方は患者さんに負担をかけてしまいますし、良くないと思う方もいらっしゃると思います。
ただ、その場を取り繕うだけの中途半端なものを提供するよりは私は良いと思っています。
将来、スマートな治療ができる治療家になるために、泥臭いアプローチを続けているわけです。

あなたは下手な鉄砲を撃つ勇気がありますでしょうか?
とりあえず撃ってみるのも手だと私は思います。

本日もブログを読んでいただき、本当にありがとうござました。
それでは、また明日。


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